秋田県で記録的大雨 各自治体などが大雨被害の全容調査へ

秋田県で記録的大雨 各自治体などが大雨被害の全容調査へ
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記録的な大雨となった秋田県では、各地で被害が相次ぎ、県によりますと、これまでに300棟を超える住宅が浸水しました。大仙市などによりますと、さらに数百棟を超える浸水被害があると見られ、各自治体などは24日に現地で調査を行い、被害の全容を調べることにしています。
22日から23日にかけて秋田県では記録的な大雨が降り、降り始めからの雨量が、秋田空港や横手市、それに、秋田市雄和の観測地点で300ミリを上回り、平年の7月1か月分を大幅に超えました。

この雨の影響で、秋田県内を流れる雄物川が氾濫するなどして各地で浸水被害が相次ぎ、県のまとめによりますと、大仙市や仙北市、横手市、それに秋田市など、17の市と町で合わせて319棟の住宅が床上や床下まで水につかりました。

各自治体によりますと、浸水が広い範囲にわたっているため、これまでに判明している被害のほかにも浸水している住宅や建物が少なくとも数百棟あると見られるということです。このため、各自治体などは、復旧作業を進めるとともに、24日に現地で調査を行い、被害の全容を調べることにしています。