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現実にチートなし 作者:神埼 黒音
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私の作品が読まれないのはお前らが悪い!

 あれ、こんなタイトルの漫画があったな……(すっとぼけ
 おはようございます! 神埼黒音です。
 前回投稿したエッセイが日刊1位になってて、ちょっとビックリしました。
 あまりブースト関係の内容を見た事がなかったので、軽い気持ちで投稿したのですが、これから投稿する方へ何かの役に立てば幸いです。

 さて、この強烈なタイトルですが、別にギャグで書いた訳ではありません。
 本当に、こんなフォースの暗黒面に陥っている方が一杯いるんですよね。
 かく言う私も、これまでの創作を通して似たような事を考えた事が一杯あります。

 全力を出しても結果が出ないというのは、創作に限らず、勉強や仕事においても同じような感情が時に沸いてきますよね。自分は悪くない、周りが悪いんだと。
 実際のところはそんな訳はなく、自分に何らかの原因がある事が殆どですが。

 私の経験上、暗黒面に陥っている人がとんでもない大仕事を成し遂げたり、とんでもない傑作を描いたり、などは殆ど見た事がありません。
 理由としては簡単で、自分の精神状態が、仕事や作品にはモロに出てしまうからです。


 なろうに限って言えば、高い評価を得てバンバン書籍化しているような人達はやはり、イキイキしているというか、非常に明るくて面白い方々が多いです。

 恐らく、その方々は言うでしょう。
 そして、私も言うでしょう。
 妙な妄想にとりつかれ、周りを恨んでいる暇があるなら書こうぜ――と。


 創作とは、往々にして自分と向き合う作業であったりします。
 その自分が、怨念や暗黒のオーラにとりつかれていて、良いものが出来る筈がありません。逆に、そういったダークな物語を描くには適しているかも知れませんけどね。

 でも、そんな暗い物語が「なろう」でウケるのか? と言われればやはり、私は首を傾げる事でしょう。
 ではここで、いっそ発想の転換をしようじゃありませんか。


 ――私の作品が読まれないのは、私が悪い!(絶叫)


 ふざけんな?
 いえいえ、これはマイナスの叫びではなく、前へ向って突き進む方の叫びです。
 仕事でも結果が出なければ原因を探り、それを修正しますからね。
 機械だって故障すれば、何処が壊れたか探して修理します。

 創作も同じで、「何らかの失敗」を認める事からはじまるんじゃないかと思うんですよね。その失敗箇所を前向きに明るく探して、それを修正していけばいいだけの事です。

 直せないものなんて何一つありません。
 何せ、そんなものは消して――


 書 き 直 せ ば 良 い だ け な ん で す か ら 。


 え? 最後で台無し?
 気にしちゃ、負けです。
 本になったら修正なんて大変ですが、ここでは何度でも消して修正出来るし、何度でも新作を描いて立ち上がれるんですから。

 これから、なろうで物語を描こうとしている「貴方」は――
 神様や女神から、無限の命を与えられた「チート勇者」だという事です。
 貴方が折れない限り、この先も死ぬ事はありません。


 まぁ、私はひ弱なんで打ち切られたら死にますけどね(屑)
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