教材開発名目で不正に現金を集めたとして出資法違反罪に問われていた出版社「ニュートンプレス」の元社長に対し
山口地裁は 執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは 科学雑誌「Ｎｅｗｔｏｎ」を発行する出版社「ニュートンプレス」の元社長高森圭介被告です。

判決によりますと 高森被告は教材開発の名目で「Ｎｅｗｔｏｎ」の定期購読者３人から
元本の保証と利息の支払いを約束した上で現金合わせて１２００万円を不正に預かったということです。

きょうの判決公判で 山口地裁の井野憲司裁判官は「組織的な犯行で軽視できない」として
高森被告に対して懲役２年 罰金１００万円 執行猶予３年の有罪判決を言い渡しました。