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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第四章:回復術士は魔王を超える

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第十七話:回復術士はエレンの力を認める

 星兎族たちが、魔王と繋がっていることを確信した俺とエレンは、騙されていることを前提に、騙されていることを利用して魔王を倒すための作戦を一晩中考えた。

 翌日の早朝、キャロルの使いから集落にいる種族の代表を集めて会議を開くから参加してほしいと連絡を受けた。
 会議は昼すぎから始まるらしい。
 想定していた展開の一つだ。
 その会議で何を話すつもりかも、おおよそ想像がついている。

 午後になり、案内されたのはキャロルの屋敷の中にある会議室だった。そこに俺とイヴが向かう。
 エレンもいたほうが良さそうだが、彼女の頭脳は切り札だ。むやみに晒すこともないだろう。

 星兎族のほかにも五つの種族が集まっていた。
 イヴの話では、魔王に目をつけられている種族たちで、黒翼族のように自分の国を失っている種族は少ない。
 万が一、国が滅ぼされたときに種族が滅びないようにするために各地にある程度の数の仲間を派遣しており、この集落にも人を送っており、彼らもそれに該当するようだ。
 保険としての意味合いの他にも、多数の種族が集まるこの集落で情報収集をするためという意図もある。この集落に集まる種族は、定期的に自国と情報交換を行っているらしい。

 会議室の扉を開くと、星兎族の代表であるキャロルが俺たちに向かって手を振ってきた。

「ケアルガ様、イヴ様。急にお呼びして申し訳ございません」
「いったい、これはどういうことでしょうか?」
「昨日、いろいろと考えてみました。ケアルガ様とイヴ様は我々の希望になりえます。そう、耐え忍ぶだけでなく、あなたたちの力があれば、こちらから打ってでれるのです。だからこそ魔王によって迫害されている種族の代表たちに集まってもらったのです!」

 キャロルの言っているのは建前だろう。
 真の狙いは現魔王に敵対する種族を根絶やしにすること。
 そのためにキャロルはイヴを利用した罠を仕掛けるはずだ。

「キャロル様、そういうことですか。俺とイヴもなんとか魔王を倒したいと思っていたところです。あなたたちの協力を得られるのはありがたい!」

 エレンが想定していた展開の一つなので対策も考えてある。
 どこまで彼女の読み通りに局面が動くかが楽しみだ。
 俺とイヴが席に着くと、キャロルが語り始めた。
 どうやら、この集落にいるすべての種族が集まっているようだ。

「先日、魔王の精鋭軍が動員され、黒翼族の集落の襲撃が行われました。……あの最強とも言われるグラム・グリム軍です」

 多くの魔族たちが、動揺する。
 俺は一人ひとりの顔を見ながら、動揺した魔族と動揺していない魔族を色分けする。

 動揺したものは、おそらく白。星兎族に騙されている側だ。
 動揺していないものは事前に情報を持っており黒の可能性がある。星兎と同様魔王側の種族。
 暫定的に三種族は白。二種族は黒とした。

「恐ろしい質を持った数百を超える魔族と魔物による襲撃であり、黒翼族は壊滅は必至。事実そうなりました。ですが……その最強のグラム・グリム軍が壊滅したのです。イヴ様と、伝説の神鳥カラドリウスの力によって! 黒翼族を救うことは叶わなくとも! 見事かたき討ちが為されたのです!」

 場が沸きあがる。
 魔王軍の精鋭部隊グラム・グリム軍というのは恐怖の代名詞だったらしい。
 いや、俺も知っているな。一度目の世界で【剣】の勇者と【砲】の勇者が瀕死にまで追い込まれた。
 ……手ごわい連中だ。あれをあっさりと倒すのだから、どれだけ神鳥がぶっ壊れているかがわかる。

「星兎族の長、キャロルがここで宣言させていただきます。やっと我々に、勝てるチャンスが生まれた。逃げるのは止めませんか!? 今こそ、虐げられた我らがイヴ様を中心に一致団結し、現魔王を打倒するのです!」

 よほど、うっぷんがたまっていたのか、集められたもののほとんどが、この程度の話で乗り気になっている。
 イノシシ頭をした魔族が手をあげる。
 彼はさきほど、暫定的に白と判断した魔族だ。

「その話だけでは、判断ができん。具体的に魔王の軍勢をどうやって倒したのか教えてもらいたい」

 いかにも武人といった趣だ。
 経験からして、信用できるタイプ。
 キャロルがこちらに視線を送る。俺に答えろと言っているようだ。

「神鳥カラドリウスは病の雪を降らせる。黒翼族の集落すべてに死の雪を降らし、その場にいた魔族と魔物を皆殺しにした。その気になれば、街一つに病の雪を降らせることも可能だ。……魔王のおひざ元の都市に病の雪を降らせれば街一つを殺せる」

 あたりがざわつく。
 神鳥カラドリウスの力を聞けば、だれもが恐れ敬う。
 街一つをたやすく滅ぼす神の力はそれほどまでに強大だ。

「みなさん、聞いたとおりです。さっそく星兎族の斥候を黒翼族の里に放ち、そちらの男性が言ったことの裏が取れております! つまり、我々は魔王に勝てるのです!」

 さすがは星兎族だ。凄まじい脚力をもつ彼らだからこそ、一日で情報を集められたのだろう。

「私は提案させていただきます。この力は三日月の出る日にしか使えない。一か月後の三日月の日の前日、いっせいに各地で騒乱を起こします。そして、混乱の中、イヴ様が魔王の都で死の雪を降らし、都の機能が失われたところを一斉に攻めて追い打ちをかけたのち、精鋭部隊で城に乗り込んで魔王を殺すのです! 我々の種族以外の魔王候補の多くは魔王の都で生活している、彼らも殺せて一石二鳥だ!」

 笑ってしまいそうになった。
 それは、かつて俺が行おうとした作戦と同じだったからだ。
 神鳥の力を最大限生かすなら、その作戦しかない。

 この作戦にケチをつけるつもりはない。魔王を殺すための最適解だからだ。
 計画に魔王軍に漏れていなければ問題なく成功するだろう。
 だが……実際は漏れている。

 この計画を行おうとすれば、各地で蜂起した魔族たちは即座に待ち構えていた魔王軍にとらえられ皆殺し。

 おそらく、イヴも護衛に偽装した刺客によって神鳥を召喚する前に殺される
 都を襲撃しようとしていた連中はあっさり返り討ち。こうして魔王に敵対する魔族たちはいなくなる。それこそが、魔王と星兎族の狙いだ。

 悪くない作戦だ。
 キャロルの誤算は、キャロルが嵌めようとしていることに俺たちが気付いていることだ。

 ……にしてもエレンはすごいな。
 エレンが想定した星兎族の立案と、まったく同じだ。
 彼女は限られた情報でこの局面を読み切っていたのだ。
 ならばこそ、星兎族の提案した作戦を利用するための策も用意できている。キャロルの用意した策をそのまま乗っ取らせてもらおう。

「皆様! もう逃げ回るのには疲れたでしょう! 戦いましょう! イヴ様と神鳥という切り札が得られたのは僥倖です。この機を逃せば、二度と勝機はない」

 キャロルの言葉に、そうだそうだと同意者が現れ、場の熱量が上昇していく。
 黒と判断した二種族が煽っているのも大きい。彼らが桜の役目をはたして、残りの三種族も否応なしに盛り上がる。
 なかなか芸が細かい。

 さきほど質問をしたイノシシの武人はぶすっとしている。そして、再び手を挙げた。

「キャロル、お主が熱くなるのはわかる。そういった気持ちはわしにもあるからな。だが、肝心のイヴ殿の気持ちはどうだ。わしは女子供が戦うのは好かぬ。ましてや本人の意思を無視して無理やり祭り上げられているのは見るに堪えん。イヴ殿の意志を伺いたい」

 こいつはいいやつかもしれない。
 好きなれそうだ……いや、好きになってはいけない。なぜか、俺が気に入った奴から死んでいく。気を付けよう。

 イヴが俺のほうを見てくるので、事前の打ち合わせ通りにしろと伝えた。

「私は戦うつもりだよ。これ以上仲間の死を見るのはいや。奪われるぐらいなら、奪ってやる!」

 少女の勇気ある言葉に、大人たちが奮い立たせられる。
 イノシシの武人だけは悲し気な顔をした。

「わかった。イヴ殿。我が鉄猪てついのしし族が貴殿の護衛を引き受ける。我らの力でも盾になるぐらいはできる」
「勝手に決めないでください。グルガ様!」

 キャロルがあわてて、イノシシの武人を制止する。
 まあ、一番イヴを殺しやすい護衛に息がかかっておらず、なおかつ武勇に優れた種族が付くのは嫌だろう。

「なぜだ? 我らより守りにたけた種族はおらん。だろう、皆の者よ」

 よほどグルガという男は信頼されているのか、俺が白と判断している二種族が強く推薦した。黒の二種族は動きづらそうにしている。
 さすがにキャロルもここから押しとおすことはできずに、おずおずと引く、グルガ率いる鉄猪てつちょ族を護衛に任命した。

 それから、次々に具体案がでていく。
 俺は、そんな中、それぞれの種族の代表を注意深く見ていた。
 さきほど、おおまかに色分けしたが、その精度を上げるためにより深く観察する。
 誰が味方で誰が敵か。そこを間違えると勝利はできない。

 人を疑い続けたおかげで、こういうのを見破るのは得意だ。
 エレンの助けもある。エレンがあらかじめいくつかの質問をもたせてくれていた。会話の端々でその質問を織り交ぜ、その答えや反応で、おのずと色分けができる。
 結果的には第一印象で感じたのと同じだったが、確信に至ることができた。

 そして、仕上げだ。
 会議が終わりを迎えようとしていた。
 俺は立ち上がり、一人ひとりにあいさつし握手をする。

 握手をした瞬間に【回復ヒール】をして記憶を調べる。
 すべてを読み取るほど時間をかけると、違和感を与えるので、一瞬だけだ。それだと、深くは探れない。

 今までの反応と【回復ヒール】の結果、白と判断し、なおかつ俺の眼でみて信用できると感じた三種族だけにあらかじめ用意した手紙を握らせた。
 その内容は……。

『星兎族は裏切りものだ。魔王に情報を売っている。地図に示した場所で真の作戦会議を始めたい』

回復ヒール】で記憶を覗けても人柄までは見れない、見極めが必要だ。だから、注意深く観察し続けたのだ。

 表の会議の情報はすべて魔王に送り付け、そして裏の会議でその裏をかき、やつの喉元に短刀を突き付ける。

 さあ、楽しい楽しい騙し合いだ。
 きっと手紙を持たせた三種族は約束の場所に来るだろう。
 俺が得るのは破滅に繋がる爆弾か、それとも有用な戦力か、あるいはその両方か。
 どっちにしろ、面白いことになりそうだ。
 今から真の作戦会議が楽しみだ。
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