雪組宝塚大劇場公演【早霧せいな 退団】千秋楽
2017/05/30
5月29日(月)、雪組宝塚大劇場公演 かんぽ生命 ドリームシアター ミュージカル・コメディ『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』、かんぽ生命 ドリームシアター Show Spirit『Dramatic “S”!』が千秋楽を迎えました。
<楽屋入りの様子>
雪組トップスター早霧 せいなが宝塚大劇場の最後の舞台に立ち、出演者と熱いラストステージを終えた後、引き続き宝塚歌劇団で、退団記者会見を行いました。
記者会見の冒頭には早霧 せいなより皆様に感謝の気持ちを伝えました。
「今日はありがとうございました。無事に宝塚大劇場を卒業することができ、ホッとしております。皆様に今の気持ちをお伝えしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。」
記者会見では、以下のような質疑応答がありました。
Q. 今の気持ちは?
A. 宝塚大劇場は“タカラヅカに入りたい”という思いを抱いた原点の場所であり、その夢が叶い、このように充実した気持ちで今日を迎えられて本当に幸せです。これまで応援してくださった皆様の温かさに、感謝の気持ちを舞台でお返ししていきたいとあらためて思いました。
Q. 今日一日を振り返って
A. 朝の楽屋入りのセレモニーから、ファンの皆様や雪組の皆の温かい想いにグッときました。ショーの「絆」(第16~17場 「Snow Troupe・絆」)のシーンでもいろいろな苦難を乗り越えてきた雪組の仲間たちの目を見て、今日は気持ちが高まり涙があふれてしまいました。
Q. サヨナラショーについて
A. お客様に楽しんでいただきたいという想いで、私が雪組トップとして務めた作品の中から、印象深いナンバーを選びました。
Q. 最後の衣装に袴を選んだ理由
A. これまで私は和物のお芝居が多く、「袴のイメージがある」と周りからおっしゃっていただいたからです。それはとても嬉しいことですし、やはりこの緑の紋付袴は宝塚歌劇団でしか着ることができないので袴に決めました。
Q. 最後に宝塚大劇場の大階段から見た光景は?
A. お客様や出演者からの熱気が伝わってくるのを感じ、世界中探してもこの光景に勝るものはないと思いました。
Q. 相手役・咲妃 みゆに対しての気持ちは?
A. 一緒に歩んでくれてありがとう、という気持ちです。3年近く一緒にやってきたので、目を見るだけで彼女の想いは伝わってきましたし、隣にいてくれるだけで安心できました。
Q. あらためて感じた宝塚歌劇団への想い
A. 先輩方が築き上げてくださった宝塚歌劇への感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れず、今後の人生も歩んでいきたいと思います。