中国人姉妹の遺体 遺棄容疑で39歳の知人逮捕

中国人姉妹の遺体 遺棄容疑で39歳の知人逮捕
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今月、神奈川県秦野市の山林でスーツケースの中から20代の中国人の姉妹が遺体で見つかった事件で、警察は、姉妹の知人で横浜市の39歳の派遣社員を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。調べに対し、黙秘しているということです。
今月13日、神奈川県秦野市寺山の山林で、2つのスーツケースの中から横浜市中区に住むいずれも中国籍の飲食店アルバイトで姉の陳宝蘭さん(25)と専門学校生で妹の陳宝珍さん(22)の遺体が見つかり、警察は、何者かが遺体を遺棄したとして捜査していました。

その結果、姉妹の行方がわからなくなった前日の今月6日から翌日にかけて姉妹の部屋に侵入したなどとして逮捕された横浜市の派遣社員、岩嵜竜也容疑者(39)が、遺体を山林に運んで遺棄した疑いがあるとして逮捕しました。

岩嵜容疑者は姉が勤務していた飲食店に出入りしていて、姉妹ともに面識があったということです。

住居侵入などの疑いで逮捕された当初の調べに対し、「『事件に巻き込まれたように装って連れ出してほしい』と姉に頼まれた」などと供述していたということですが、その後、黙秘しているということです。

姉妹の死因はいずれも首を圧迫されたことによる窒息死で、警察は死亡した経緯についても捜査を進めています。