入念に体を動かしていたとけさの様子を語ってくれました。
館内は中入り、休憩時間に入っています。
なんといってもきのう記録のかかった白鵬が御嶽海に敗れるという一番がありました。
その一番を振り返ります。
1047勝へ。
力士の頂点に向かいます。
左四つ出し投げ。
白鵬敗れました。
白鵬敗れました。
拍手と歓声
1047勝は持ち越し。
御嶽海、大殊勲。
大坂≫きょう解説は貴乃花親方です。
御嶽海がすばらしかったというのもあるんですが白鵬側から見るとどのような印象を受けますか。
貴乃花≫白鵬は意外とかわすことが多いですから立ち合いを受けて立つというよりも、きのうはただ受けて立とうという気持ちが強かったんでしょうね。
御嶽海の形にはまりましたね。
本人もかたくなっていたのかなと支度部屋で振り返っていました。
かたくなるというよりは左の上手投げとか肩すかしという勝ち方は白鵬は多いですから御嶽海が本来のよさを出しましたね。
記録がかかっていてああいう相撲になったのかそれとも何か考えてこうなったのか。
でも白鵬の5月をみますとよしという顔にはなっていますよね。
受けて立とうという気持ちはあったと思います。
全勝だった横綱25連勝中だった横綱が敗れました。
かなり優勝争いはこれでどうなっていくのかというところに。
まだ2つ差がありますからここから十三日、十四日、十五日目が勝負ですね。
ほかの力士が負けないことです。
確かに自力優勝の可能性というと白鵬しかいない状況となっています。
平幕で2人の力士、阿武咲と碧山が追う展開ではあるんですがこのあと取組が組まれるという可能性を考えればかなり低いということになります。
現時点での幕内の状況です。
きのう敗れた白鵬ですが星の差2つありましたので星の差が1つになりました。
残り4日間ということなので白鵬の今後の対戦相手も見ていこうと思います。
きょうは玉鷲との対戦。
あすはすでに発表になっています新大関の高安戦です。
十四日目以降はあくまでも予想です。
ここまで来たらこれで対戦は。
そうですね、高安、豪栄道との取組が1つの鍵になるでしょうね。
つまりは優勝ラインで考えれば3敗までというのは?きょうから3日間取りこぼさないと白鵬優勝の可能性が高いでしょうね。
ほかの力士にとっては厳しい状況にはなっています。
その中できょう横綱白鵬は玉鷲戦が組まれています。
過去、玉鷲とは8回顔が合ってすべて白鵬が勝っているという状況です。
玉鷲戦は優勝争いもそうですが1047勝魁皇の記録に並ぶかどうかというのもかかってきます。
つまりは白鵬の心理状況がどのように迎えるのか気がかりです。
玉鷲も押しの一手でいくとおもしろい展開になるかもしれないですね。
最近30代になって力をつけている印象が玉鷲にはあります。
白鵬が果たして、すんなりと1047、そして優勝争いにそのまま突っ走るのかどうかですね。
あっけなく勝負がつくのかという感じでしょうねどちらが勝っても。
ではお伝えします。
自民党の石破前地方創生担当大臣は、派閥の会合で、学校法人加計学園の獣医学部新設などを巡り、来週、予算委員会が開かれることについて、安倍総理大臣をはじめとする政府側に対し、国民が納得できる説明を尽くすよう求めました。
石破氏はこのように述べ、国民が納得できる説明を尽くすよう求めました。
また石破氏は、与党側も誰のほうを見て質疑しているのか決して忘れないでほしい。
与党がよいしょのような話をしていると、見ている人は何なんだと思う。
本当に真実を明らかにするつもりでやってほしいと指摘しました。
一方、岸田外務大臣は。
総務大臣の諮問機関の情報通信審議会は、インターネットを通じた、放送番組の同時配信の実現に向けて、インターネットで配信する際の著作権について、具体的な処理方法を検討すべきだなどとする、中間報告をまとめました。
情報通信審議会は、きょう、総務省で総会を開き、インターネットを通じた放送番組の同時配信の実現に向けて、課題と今後の取り組みを盛り込んだ中間報告を取りまとめ、赤間総務副大臣に提出しました。
中間報告は、インターネットで番組を配信する際に、放送とは別の処理が必要になる著作権について、これまで放送事業者が行ってきた手続きを整理し、課題を抽出したうえで、具体的な方法を検討すべきだとしています。
また、災害発生時や、スポーツイベントの中継など、多くの人が同時にインターネット配信を利用した際の通信システムへの影響を、複数の放送事業者が連携して分析し、対応を検討する必要があるとしています。
情報通信審議会は、今回の中間報告を踏まえ、放送事業者とさらに意見交換を重ねるなどして、来年の夏をメドに、最終報告をまとめることにしています。
生字幕放送でお伝えしています大坂≫再び愛知県体育館です。
まだ勝負審判は入ってきていません。
先ほどご紹介した白鵬と玉鷲の取組、きょうは結び前に組まれています。
過去8回顔が合ってすべて白鵬が勝っていますが最近の2回の対戦は白鵬が少し立ち合いずれるような立ち合いを見せています。
初場所の取組、先場所の取組を続けてご覧いただきます。
実況≫離れた、突っ張り合いまだ残っているおっと足が出ました。
白鵬7連勝。
実況≫飛ばした、右を差した玉鷲こらえる、ちょっと白鵬相撲が粗くなっている。
上手です、十分か。
寄り倒し。
玉鷲の突き落としがおよびませんでした。
白鵬勝って無傷の13連勝。
大坂≫2場所、ご覧いただきました。
立ち合いの動きを見ると玉鷲の突きを警戒しているのかなというふうにわれわれには映りますがどうでしょうか。
貴乃花≫白鵬は基本的にはかわす立ち合いが多いです。
きのうは受けて立ってということで御嶽海に寄り切られましたよね。
ずらすことが多いですからそこに惑わされず玉鷲を押すことができればというところじゃないでしょうか。
ほとんどがずらす立ち合いなんですね。
特に今場所は以前の白鵬ならば左からしっかり踏み込んで前まわしをつかんで右四つの体勢を作ってという体勢が、ほぼないんですね。
ほとんど白鵬はずらすことが多いですね。
きのうは、ずらさずにいって左四つにいったというのもあったんですが、御嶽海に敗れてきょうの玉鷲戦そういう立ち合いを選択する可能性もありますし玉鷲も頭に入ってるでしょうか。
玉鷲は押し一手しかないでしょうね。
その辺りはどのような展開になっていくのかということになります。
幕内の取組です。
最初の取組は琴勇輝と千代の国です。
この中で9勝2敗で白鵬を追う平幕の碧山が8勝3敗の宝富士戦です。
若手阿武咲が9勝2敗です。
きょうは千代大龍との対戦です。
白鵬は、この一番に魁皇に並ぶ1047勝に挑みます。
きょうも満員御礼の垂れ幕が下がりました。
本当に多くのお客さんが連日詰めかけている愛知県体育館です。
土俵は琴勇輝と千代の国です。
過去は3対1千代の国が現在3連勝中です。
琴勇輝が、きのう負け越して後ろに1枚半の番付で負け越しとなりました。
千代の国は三重県伊賀市出身中盤以降星を伸ばしてきました。
琴勇輝は後ろに1枚半です。
残り4日間、幕内残留を懸けることになります。
制限時間いっぱいです。
ことしの春場所の対戦、琴勇輝は立ち合い変化をしました。
しかし千代の国が残して突っ張り合いから突き落として勝っています。
ともに突っ張りそして押しが得意な力士です。
合わせる行司は木村秋治郎です。
押し倒し、千代の国の勝ち。
倒れた琴勇輝が、なかなか立ち上がれません。
千代の国が勝ち名乗りです。
立てるかどうか琴勇輝。
千代の国、星を五分にしました。
勝っても負けても精いっぱいの相撲に館内から大きな拍手です。
心配な琴勇輝ですが…自力では無理ですかね。
ゆっくりと立ち上がりました。
もともと左の膝を痛めていますが歩いていますので箇所を確認することはできません。
途中で立ち止まって再び歩き始めました。
貴乃花≫落ちたときの衝撃があったんでしょうね。
足がしびれたような状態から起き上がるまで時間がかかりました。
かなり額に汗もにじんでいましたが右の脇腹の辺りを少し押さえていましたがまた立ち止まります。
琴勇輝にとってみれば9敗目ですので幕内残留がかなり厳しくなってきました。
千代の国は6勝6敗です。
いい相撲ですよ、千代の国起こしてよくあそこで、よく残しましたね。
千代の国は体が柔らかいんですよね。
必死になって残してここは、もう絶体絶命でしたがよく残しました。
運動神経がいいんですね。
三重県伊賀市出身ということで東海地方では唯一の関取ということです、声援も大きいんですがそれだけではない人気ですね。
きのう辺りから本来の相撲が戻ってきたんじゃないですか。
勝ち越しがもちろん残り3日間にかかってくるわけですが、かなり期待が持てそうな千代の国6勝6敗です。
心配なのは琴勇輝で3勝9敗。
この名古屋場所は、さまざまなメッセージを募集していますが千代丸関へというメッセージを愛知県の20代の女性からいただきました。
千代丸関は、あのおなかが出た体形であれだけ俊敏に動けるのだから、すごいと思います。
千代丸関は相当運動神経がいいと思いますというメッセージをいただきました。
きょうの向正面は元関脇益荒雄の阿武松親方です。
阿武松さんよろしくお願いします。
千代丸なんですが今場所四つ相撲が結構多いかなという印象ですが。
阿武松≫立ち合い、先制攻撃としての突っ張りは、やっぱりやったほうがいいでしょうね。
そのあとの四つ身で先手を取って攻めるというのが彼の相撲じゃないでしょうか。
押し出し突き出しが1つもなく寄り切りで5番勝っている千代丸です。
この一番、勝ち越しが懸かります。
大翔丸は4勝7敗です。
中日から外していた右足の足袋をきのうから再び履いてきました。
痛みというわけではなくてしっくりきていないから再び足袋をはきましたという話です。
後ろについて送り出し。
大翔丸の勝ちです。
向正面の阿武松親方に伺います。
立ち合いはどうだったでしょうか。
千代丸が一気に突っ張って押し出そうとしたんですがうまく横につかれましたね。
うまく、はずが入ったんですねそれで横を向かされてしまいましたので。
大翔丸が送り出しで千代丸を破っています。
千代丸はきょうの勝ち越しはなりませんでした。
琴勇輝のリポートです。
土俵下に落ちたときに右の腹の辺りを強く打ったということで膝ではないということですが呼吸が苦しそうでした。
千代の国のリポートです。
後ろに回り込まれましたがとにかく必死でした。
諦めずにいったのはよかったと思いますという話でした。
向正面は元関脇益荒雄の阿武松親方です。
きのうの白鵬、御嶽海戦御嶽海の側から伺おうと思いますがどのようにご覧になりましたか。
阿武松≫やはり御嶽海の相撲の鋭さ厳しさというのが、よく出た一番だったんじゃないでしょうか。
どの辺りでしょうか?寄ったときに相手が逆転するためには隙間というか空間が必要なんですが、御嶽海は膝で相手をがっちりと押さえて寄っていくもんで相手が回り込むだけの隙間ができないんです。
ですから、一気に自分の相撲が取れます。
横綱も回り込む隙間はなかったということですね。
御嶽海の強みで1つですね。
押しだけではなく四つも取る御嶽海なんですが小結2場所勝ち越して関脇に上がって関脇でも勝ち越し残り4日間で2桁に乗せればという期待がかなり高まってきていますね。
私はこの力士はもうそれぐらいは勝って当然だと思いますね。
それだけの地力は持っています。
つまりはもう大関クラスの力はあるということですか。
大関は十分ねらえるんじゃないですか。
確かにここ2場所を考えても横綱を先場所、今場所と2人も破っています。
きょうの結びも、楽しみになってきましたね、日馬富士戦。
阿武松≫誰と対戦しても期待感がある力士であることは間違いないですね、鋭いです、速いですよ。
過去は、すべて松鳳山が勝っている対戦です。
すくい投げで松鳳山の勝ち。
今回も臥牙丸は松鳳山に勝てません。
勝って松鳳山通算400勝の節目の白星です。
大きなため息を臥牙丸がつきました。
師匠の木瀬親方から臥牙丸はきょうは右脇だけは締めていけと言われてきたそうなんですがどうだったでしょうか。
貴乃花≫松鳳山も自信を持ってますよね。
師匠から臥牙丸が言われたとおりで右の上手左四つになって松鳳山特に力が出ますのでね。
でもそのとおりの形になってしまいましたね。
結局、脇を締めていくという形ではなく右手を前に出すという形でした。
臥牙丸、体が大きいですからね立ち合いが小さくなりすぎましたね。
どかんというあたりがなかったですね。
合い口というのもあったかもしれません。
松鳳山、勝って7勝目、あす勝ち越しを懸けて阿武咲戦です。
正面は貴乃花巡業部長をお迎えしていますが、きのう秋巡業が発表になりました。
この場所後夏の巡業があります。
その夏巡業の日程です。
岐阜市から始まってこの名古屋場所の周辺そして北陸、関東、東北北海道そして関東と続いていきます。
8月8日火曜日の青山学院、東京これが目立っています。
東京の中心でやるというのは初めてかもしれませんね。
若い世代も見に来る可能性が高いと思いますが。
チケットも、もうほとんど売れているみたいですよ。
今場所も人が入っていますが巡業もかなりチケットが残り少ないという話も聞きますね。
最近の相撲は人気と言われていますが、巡業という観点から見るとどうでしょうか。
巡業もどこもいっぱいですね。
お客さんとの触れ合いというのが本場所とは違って近いところもありますね。
お客様と力士が、本当に数cmのところで出会えますのでね。
夏が長い期間の巡業ということになります。
力士のけががないようにしたいと思います。
本場所が終われば恒例の夏の巡業ということになります。
荒鷲にメッセージがきています。
30代三重県の女性。
去年の四日市での巡業で10か月の息子をだっこしてもらいました。
おかげさまで元気にすくすく育っています。
今ではテレビを見ながら仕切りのポーズを取るようになり頼もしいかぎりですというメッセージをいただきました。
巡業で触れ合って相撲がきっと息子さんの頭にも残っているということでしょうね。
一生の記念になりますね。
荒鷲は5勝6敗中日から4連敗中、ちょっとまずいですと話しています。
対戦相手、徳勝龍は3勝8敗です。
現在、徳勝龍、3連勝中です。
顔を張られた徳勝龍。
唇をとがらせて土俵を下りました。
決まり手は寄り切り荒鷲の勝ちです。
左の下手が深く入りましたね徳勝龍は。
腰が浮いてしまいました。
荒鷲の攻めが速かったです。
支度部屋で荒鷲はずっと差し負けていると話していましたがこれで徳勝龍戦の連敗が止まったということになります。
合い口というのはこの一番もありまして隠岐の海と佐田の海が土俵に上がりました。
過去は7対1と隠岐の海が7連勝中です。
けんか四つでしょうけどね右と左の。
やっぱり懐がある分、佐田の海はやりにくいのかもしれませんね。
佐田の海は中に入って速攻で攻め切れば自分の相撲ということになりますが隠岐の海の懐の深さ。
この1年では春場所で一度対戦がありました。
左四つから佐田の海が巻き替えてもろ差しになりましたがそこから隠岐の海は懐が深いのか右からの小手投げで破っています。
しかし今場所は佐田の海が6勝5敗と白星が先行この4日間、いい内容で白星を重ねています。
佐田の海のリポートです。
ここまでは体の反応がいいです。
相手の動きにも反応できています。
ただ前半戦の黒星も結果が出ていなかっただけで調子自体は悪くないと振り返っていました。
きょうの対戦相手、隠岐の海については苦手なんですねなかなかうまくいきません。
引っ張り込まれて左四つになったり二本入っても土俵際で投げを食ってしまったり攻略が見えてきません。
土俵際に気をつけてなんとか連敗を止めたいと話していました。
やはり懐の深さでしょうかね。
懐の深さというのはおへそから胸までおなかの距離が長いんですよね。
でも前みつを取って食らいついたら分からないですよ。
懸命の寄り。
寄り切って佐田の海の勝ち。
苦手と話していた隠岐の海戦の連敗を7で止めました。
いきなり中に入るのではなくていったん突き放し下からいきました佐田の海。
立ち合いは隠岐の海のほうがよかったですね。
左四つになってしまってあっと思った瞬間になりふりかまわず出たのがよかったんでしょうね。
佐田の海の下手が深く入っていましたからね。
隠岐の海は残しづらかったでしょうね。
佐田の海は右の上手が一枚まわしですからね。
これで隠岐の海に土俵際で残されると形勢逆転するんですけど一気に出ましたね。
速攻が持ち味ですからね。
いい内容で4連勝であす勝ち越しを懸けるということになりました、佐田の海です。
隠岐の海は負け越しが決まりました。
きのう、白鵬が御嶽海に敗れたということで星の差1つで十二日目を迎えた碧山です。
9勝2敗。
きょうは8勝3敗の宝富士戦です。
きのうは碧山は錦木にうまく出られて敗れました。
白鵬が負けたために星の差1つは変わらずとなりました。
この宝富士戦は13対3と碧山が対戦成績で大きくリードしています。
碧山がきのう錦木に敗れた一番を振り返って稽古場でも多い負け方なので悔しいと話していました。
しかし勝ち越してからは全部勝つつもりで土俵に上がっています。
星の差が1つ、番付を戻したいそうしたことは一切考えないできょうの一番に集中していると話していました。
1敗は横綱の白鵬ですから。
本人も優勝とは考えていないんじゃないですかね。
自分の持ち味をいかに出せるかというところでしょうね。
対戦相手の宝富士も勝ち越しを決めています。
きのう同郷の青森中泊町出身の阿武咲に敗れました。
すでに4場所ぶりの勝ち越しを決めています。
碧山は重いです。
差すと決めてくる。
抜くと突っ張ってくると話していました。
その突っ張ったあと変わらず引きがあるのでその引きを頭に入れながら足を前に出したいそう宝富士は話しています。
突き放せば碧山は組めば宝富士でしょうか。
突き落とし、碧山の勝ち。
2桁10勝目です。
途中までは足をしっかりと出していた宝富士ですが最後は足が滑ったか。
碧山が2桁の白星を挙げました。
決まり手は突き落としです。
これで1敗の白鵬2敗で追うという展開現時点では変わりません。
碧山のほうがやっぱり低くあたっていますね。
宝富士も決して悪くはないんですけれど左肩からガツンとあたっているんですがやはり碧山の大きさを受けるというのはなかなかね、大変ですよね。
なんとか懸命に耐えていた碧山ですが左を何度も差そうとして。
碧山は四つに組むのが嫌ですから徹底して突きましたよね。
宝富士は左四つになりたいんでしょうけれど。
碧山の2桁の白星というのは平成26年の秋場所以来です。
およそ3年ぶりです。
しかし、きのうは反省の相撲だったわけですが碧山はしっかりと切り替えていきましたね。
内容もよかった。
碧山の相撲でしたね。
もちろん優勝争いという意識はないだろうと予想されますが三賞というのも見えてきますね。
2敗しかしていませんからね。
でも優勝戦線に関わってくるとおもしろいですよね。
対戦予想でも恐らく白鵬と組まれる可能性は?勝負はやってみないと分かりませんからね。
碧山、あすは輝との対戦です。
名古屋場所十二日目土俵は石浦と錦木です。
過去は2回顔が合っていずれも石浦が勝っています。
ことしの春場所は左でまわしを取って石浦が下手ひねりで勝っています。
今場所も勝って5番はすべて左からの投げの石浦です。
向正面の阿武松さん石浦の今場所はどのように映っていますか?阿武松≫持ち味を存分に発揮して精いっぱいの相撲を取っていますね。
体が大きくないですから1つ立ち合いを間違えると持っていかれますけれど石浦が持ち味である左からの攻めは鋭いものがありますね。
けさも横綱と一緒に稽古場におりました。
間近で横綱白鵬から刺激を受けています。
錦木関は力が強いだけではなく勝負どころの速さ、スピードがあるんですと警戒をしていた石浦です。
対戦相手の錦木はきのう1敗だった碧山を左からの上手投げで破っています。
いっぺんに持っていく相撲を取りたいと支度部屋で話していた錦木です。
立ち合い不成立です。
押し出し、石浦の勝ち。
石浦が下手の位置をこまめに変えていたという動きがありました。
錦木も左四つですので深く差すと胸を合わせられるという気持ちがあったんでしょうね。
浅く持って石浦は速かったですね左を持ったら。
あたって押っつけて左が入りました石浦。
錦木は右から抱えにいきました。
錦木も力が強いんでしょうね。
左を入れられていますが動かせませんでしたね。
錦木、最後小手投げにいってしまいました、その結果上体が上がってしまいましたね。
左を差してぐいぐいいくと石浦もきつかったと思いますよ。
完全に小手投げがすっぽ抜けました。
決まり手は、押し出しです。
阿武松さんはどのようにご覧なりました?錦木がやっぱり石浦の相撲につきあいすぎてますね。
どんどん相手を起こしながらやはり石浦の体を揺すりながら重心を上げていかないとやはり石浦の相撲になってしまいます。
こういうところが課題だと思いますね。
小手に巻くようにして最後止まってしまいました錦木です。
石浦は6勝6敗と星を五分にしました。
一方の錦木も6勝6敗です。
あすからの3日間に両者、勝ち越しを懸けることになります。
碧山のリポートです。
久しぶり、去年の初場所以来の2桁です。
立ち合いからよかった。
左差しを許さず押っつけ、そして突き放しうまく攻めることができました。
2桁、大変うれしいです。
先頭と星1つの差、頑張りますと短いことばに気持ちを込めていました。
失礼しました2桁は久しぶりです。
平成26年の秋場所以来およそ3年ぶりの2桁ということになります碧山です。
土俵に貴ノ岩です。
星は挙がっていませんが一切言い訳をしません貴ノ岩。
まだ精神の鍛錬が足りませんね。
先場所、左の太もものけがで途中休場がありました。
今場所前もなかなか関取衆との稽古ができませんでした。
貴乃花≫けがをしたというのも言い訳ですね。
大坂≫師匠ということで、かなり厳しいことばになります。
東前頭7枚目の貴ノ岩です。
対戦相手、蒼国来は5勝6敗。
九日目から連勝で星を戻してきました。
先場所は、貴ノ岩が左の前まわしを取って右四つ寄り切りで勝っています。
次の場所につなげるためにも残り3日が大事になっていますね。
貴ノ岩ですか?十枚目に戻って出直してもう一度上がってくるような気持ちで残りを取ったほうがいいと思います。
過去の対戦3対3の五分です。
寄り切り、貴ノ岩の勝ち。
きょうは完勝でした。
3勝目を挙げました。
きょうの内容は褒めていいんじゃないですか。
褒めはしません。
たまたま勝ったということです。
蒼国来がもう少し元気があってもよかったですね。
少し出し投げされて腰が立ってしまいました。
しかし向正面側ですが阿武松さん、左のまわし速かったですね。
速かったですよ。
さっと入ってそのあとの体の寄せ方さすがです。
場所、後半戦になっていますが復調の兆しがありますね貴ノ岩はさすがという相撲を取りました。
残り3日ありますのできょうのような相撲の内容が取れればいいと思います。
名古屋場所、十二日目幕下上位からの結果です。
続いて十両です。
きょうは2敗の豊山、朝乃山が敗れています。
十両は3敗が大奄美含め3人となりました。
大奄美の相撲を振り返ります。
実況≫体をぶつけて上手を引いた大奄美、速い攻めです寄り切り。
きょうも速攻でした。
大坂≫十両は3敗が3人4敗が4人です。
混戦もようの十両です。
土俵は、大栄翔と豪風です。
豪風は、この一番勝ち越しが懸かります。
先場所は豪風が引き落としで勝っています。
白鵬が通算の勝ち星歴代1位あと1つと迫っています。
この豪風も幕内の出場回数学生相撲出身では歴代1位の成績となっています。
きょうで1194回歴代9位です。
まだまだ元気な豪風。
大栄翔は内容は悪くないけども足が出ないと本人が言っていました。
行司は晃之助です。
はたき込み豪風、勝ち越しです。
3場所ぶりです。
大栄翔は負け越し。
拍手
貴乃花≫豪風も年齢はいっていますが相撲は若々しいですね元気があって。
巡業でもよく体を動かして汗をかいています。
場所前だけではなくて巡業も含めてトータルで体を作っているという話をしています。
本当によく汗をかいていると思いますよ。
8勝4敗。
大栄翔も突き押しのセンスは抜群だと思うんですよ。
豪風と似たタイプですね。
どの辺りですか、センスがいいというのは。
勝つときは大栄翔は突きまくってきます。
なかなか稽古をしたからといってできるものではありません。
確かにいい突きを持っている大栄翔ですが、今場所は残念ながら負け越しが決まりました。
さあ土俵に9勝2敗阿武咲が上がりました。
先ほど碧山が2桁に白星を乗せました。
阿武咲はどうでしょうか。
きょうまで9勝2敗。
きのうは10歳年上青森の先輩にあたる宝富士を破っています。
今場所も2桁の白星に王手阿武咲です。
一方の千代大龍も勝ち越しが懸かっています。
向正面は阿武咲の師匠阿武松さんです。
先場所2桁で三賞もらって今場所どうかなと思いましたが今場所も9番まで星を伸ばしてきました、いかがですか。
今のところは伸び伸びと相撲が取れていると思います。
どの辺りがいちばんいいと感じてますか?いろいろ考えずに基本は相手を挟み込んでいっぺんに持っていくという相撲ですね。
そこがいいと思いますよ。
西の前頭6枚目です。
来場所以降考えると上位挑戦の場所になりますね。
非常に濃厚になってきています。
期待はいかがですか。
期待というよりも思い切って取るだけですね。
簡単な対戦相手は1人もおりません。
一つ一つ自分の相撲を相手にぶつけていくだけではないでしょうか。
貴乃花さんにも伺います。
いかがですか、師匠の指導方針が厳しいので。
そのたまものですね。
しかし来場所以降の楽しみもあります。
このあと、どこまで伸びるのかという期待もあります。
やはり師匠のおかげで活躍できているということを忘れなければもう少し活躍ができると思います。
もちろん、われわれの前では師匠の感謝のことばというのを出しています、阿武咲。
新入幕から2場所続けて2桁という星実は、この13年間出ていません。
阿武咲は今場所特に攻めが速いですね。
まわしは、あまり取らないほうがいいと思います。
確かに左で毎まわしを取って速攻相撲というのが見られます。
取らないほうがいいですか。
押しのほうがいいと思います押しの一手ですね。
突き押し、突き放しです。
土俵上制限時間いっぱいとなりました。
千代大龍は7勝挙げてから2日間、足踏みです。
1敗の白鵬を2敗で追う阿武咲。
勝ち越しが懸かる千代大龍先場所は、千代大龍が右で張って左の肩であたるという立ち合いを見せました。
千代大龍、勝ち越し。
立ち合いの左の肩がものすごいあたりでした。
阿武咲は3敗となりました。
これで1敗の白鵬を追う2敗勢の阿武咲が敗れて碧山1人という展開になっています。
かなり厳しい表情で阿武咲が引き揚げていきます。
向正面、阿武松親方どうだったでしょうか、立ち合い。
阿武松≫千代大龍の立ち合いがよかったでしょうね。
阿武松≫ちょっとはたきを警戒して見てしまいました。
ですから腰が浮いてしまいましたね。
そのあと足がついていけませんよね。
大坂≫あたって起こされるということで見ていたんですね。
立ち合いです。
もっと踏み込んで一点に持っていくような相撲を取らないときょうの千代大龍なんかは立ち合いが強いですからいくら突いていっても土俵の外まで、そのあとは持っていけないですよ。
きょうは立ち合い失敗したと思います。
左でまわしを取る相撲は今場所、多く見られます。
いいか悪いか分かりませんが貴景勝と稽古をしていると貴景勝の立ち合いが低いんですよ。
必ず立ち合いで浮かされるんですよね。
ですから自分で考えて左の前みつを取るようになっているんですけど基本は相手を挟みつけて一気に持っていく相撲を磨かないといけないと私は思っています。
前に出るというところが基本になります。
千代大龍、3場所連続の勝ち越しです。
ここまでの幕内の結果です。
2敗で白鵬を追う碧山が突き落として宝富士を破りました。
勝ち越しの豪風のリポートです。
よかったです、きょうはしっかりあたって立ち合いあたることを考えていた。
まだまだ豪風が頑張っている存在感を見せたかったのでよかったですという話です。
幕内後半なんといっても1047勝へ王手をかけてきのう足踏みだった白鵬に注目が集まります。
記録とともに、もちろん今場所の優勝争いの単独の先頭にいっています。
その白鵬のきょう以降の対戦を改めてご覧いただきます。
あすは、すでに発表になっています新大関の高安戦です。
十四日目以降はあくまでも予想です。
貴乃花親方からはあすの高安十四日目の豪栄道戦が鍵になるという話がありました。
その前に玉鷲との対戦がきょう組まれています。
過去8対0白鵬が対戦成績で一度も負けていません。
初場所の相撲、夏場所の相撲を続けてどうぞ。
実況≫離れた、突っ張り合いまだ残っている。
足が出ました。
白鵬7連勝。
実況≫飛ばした、右を差した玉鷲こらえるちょっと白鵬の相撲が粗くなっている。
寄り倒し玉鷲の突き落としは及びません。
白鵬、勝って無傷13連勝。
大坂≫ここ2場所は左にかわす立ち合いという話が貴乃花親方からありました。
白鵬からすると、きのう記録が懸かってしかも連勝を続けていたわけです。
それがいったん敗れたことによって土がつきました。
その心理面は、どのように思われますか。
貴乃花≫心理面はあまり関係ないじゃないでしょうか。
それよりもきょうの玉鷲がいかに手を出せるかです。
押していかないと白鵬と四つに組んだら勝負になりません。
恐らく玉鷲からすると白鵬が立ち合いでどちらかに動いてくるということを頭に入れてということにはなると思います。
そう思えば白鵬は差してくる場合もあります。
なかなか相手をずらすことは上手ですね白鵬は。
貴乃花さんもそうだったと思います。
過去の対戦相手がどう来たかというのは頭に入れて次の取組は立つと思います。
その辺り玉鷲はどのように考えていくのかこの一番は興味深いところです。
5時のニュースは土俵上の一番のあと、お伝えします。
心理面はあまり関係ないじゃないかという話がありました。
そこまで記録というのはあまり…。
それより優勝したいという気持ちが強いと思いますよ。
白鵬は、ずらすのが上手ですからほぼを受けて立つという立ち合いはしません。
相手からしたらかく乱されてしまう。
前に力を出す前に負けてしまうというのが多いですね。
土俵上は制限時間いっぱいです。
宇良は右膝にテープをしてきました、おとといの高安戦で右足を引きずって花道を引き揚げました。
痛い箇所は?と聞くと場所中なのでと言って全く話はしていませんでしたが白いものを右膝につけてきました。
寄り倒し。
宇良の右膝は大丈夫か。
逸ノ城の勝ち。
貴乃花≫差したらだめですよ。
館内を沸かせる相撲を取りましたが、やはり右の膝。
きょうも引きずって引き揚げます。
恐らく、けがのことは本人は口にしないと思いますが…。
ちょっと首をかしげるというところがありました。
途中、この状況で押していきました。
よかったですね。
途中、逸ノ城の形になりましたね。
差してはだめだという話がありましたが。
これから前途洋々な力士ですからね、宇良はこの体で。
押しきるんですが、まだまだ体がいかんせん小さいですから。
右に入ってしまったのか自分が出たのか分かりませんが。
残り腰の相撲です。
左から右足を軸にして何か技にいった宇良ですが右足に負担がかかりました。
ではお伝えします。
創業家の反対で、昭和シェル石油との合併協議が難航している出光興産はきょう、株式をこれまでより30%増やす公募増資を実施しました。
これにより、創業家側の株式の比率は、株主総会で合併を否決できる3分の1を下回り、合併に向けた手続きが進む見通しになりました。
石油元売り大手の出光興産は、昭和シェル石油との合併協議が、大株主である創業家の反対で難航し、ことし4月に予定していた合併が延期になっています。
こうした中、会社側が計画した公募増資に対し、創業家が差し止めを求める仮処分を申し立てましたが、きのう、東京高等裁判所が、これを退けたことを受けて、会社側はきょう、公募増資を実施しました。
増資により出光興産の株式が、これまでより30%増えた結果、創業家側が持つ株式の比率が26%程度まで低下し、株主総会で合併を否決できる3分の1を下回ったことから、合併に向けた手続きが進む見通しになりました。
出光興産では、合併を決議するため、今後、臨時の株主総会を招集することになりますが、創業家の説得を続ける考えに変わりはないとして、引き続き創業家に理解を求めていくことにしています。
東日本大震災の津波で全壊した、岩手県陸前高田市の市立図書館が、かさ上げした土地に再建され、オープン初日のきょう、大勢の市民が訪れました。
陸前高田市の市立図書館は、震災の津波で全壊し、これまで仮設の図書館で運営してきましたが、市の中心部のかさ上げした土地に再建され、きょう、待望のオープンを迎えました。
新しい図書館は、広さがおよそ900平方メートル、6万5000冊をそろえていて、絵本などを集めた子ども専用のスペースや、震災関連の本を並べたコーナー、それに中高生が勉強できるスペースなどがあり、多くの世代が利用できるよう、工夫されています。
きょうは早速多くの市民が訪れ、本を選んだり、貸し出しカードを作ったりしていました。
生字幕放送でお伝えしています大坂≫名古屋場所、十二日目愛知県体育館。
幕内後半の取組千代翔馬と勢が制限時間いっぱいです。
千代翔馬が4勝7敗勢は2勝9敗。
合わせる行司は木村容堂です。
押し出し、勢の勝ち。
千代翔馬は負け越しです。
正面の解説は第65代元横綱の貴乃花の貴乃花親方です。
勢が返り三役をねらう場所でしたが。
きょうはいい立ち合いをしましたね。
千代翔馬は、よけてしまいました。
勢の立ち合いの威力があったんだと思います。
あたって左をねらいにいった千代翔馬ですが上体がちょっと起きてしまいました。
千代翔馬が、あたってから突いて食らいついて、違った展開だったんでしょうね。
勢、勝って3勝目です。
ここであすの取組をご案内します。
外の様子です。
名古屋城が見えます。
愛知県体育館の外になります。
いよいよ最終盤あす十三日目です。
まずは十両です。
2敗で白鵬を追う碧山はあすは輝戦です。
1敗の横綱白鵬に新大関の3敗の高安が挑みます。
過去は15対2白鵬が対戦成績を大きくリードしています。
宇良のリポートです。
足をかばいながら足早に戻ってきています。
膝の状態を聞きますと力が入りますと強気にひと言残しました。
かかとを浮かせません。
かかと浮かせながらなので厳しい状況が手に取るように分かります。
土俵に上がっている以上痛いということばを口にしません宇良です。
右膝のけがが心配な状況となっています。
5人の勝負審判ご紹介しましたがその中の1人魁皇の浅香山親方です。
1047勝という数字偉大な記録ということが言えますがそれに白鵬はあと1つと迫っています。
土俵は貴景勝と北勝富士です。
埼玉栄高校の先輩後輩の対戦です。
4学年下の後輩が貴景勝です。
先輩が北勝富士です。
先場所は立ち合いから貴景勝が引き落としで北勝富士を破っています。
引き落とし、北勝富士の勝ち。
どこかで滑った可能性があります。
北勝富士が勝って6勝6敗です。
解説は師匠の貴乃花親方です。
初の上位挑戦の場所ですがきょうも懸命に押そうという姿勢が見えました。
貴乃花≫1回引きかけてますよね貴景勝は。
引きかけていけないと思って押していったんですけども遅かったですね。
最初からやりなさいってことですね。
初の上位挑戦の場所、役力士との対戦もあったわけですがどのようにご覧になりますか。
やっぱり勝負は勝たないといけませんよね年は関係ないですからね。
懸命に土俵を務めている貴景勝です。
北勝富士は引いてないですものね引かれても押していってますよね。
その辺りで差が出たかもしれません。
最後は足が開くような形になりました。
引き落としで北勝富士が勝っています。
北勝富士、あすは玉鷲戦です。
正面の解説は65代横綱貴乃花の貴乃花親方です。
先ほど魁皇の浅香山親方が映っていましたがやはり1000勝を超える記録というのはすごいのひと言ではあるんですが。
そうですね。
魁皇の浅香山親方とは同期生なんですよ。
知っています。
本当に尊敬できる同期生ですね。
1000勝というのは想像つかないですね。
その魁皇の記録に白鵬があと1つに迫っているという状況です。
きのう並ぶかどうかというのがかかっていたわけですが御嶽海に敗れました白鵬です。
きょうは再びその1047勝という記録に挑みます。
玉鷲戦が結び前に組まれています。
魁皇の場合は記録にも記憶にも残る大関でした。
何度も対戦がありましたね。
そうですね。
左四つの右上手を取ると本当に強かったですね。
ちょうどその記録が懸かる日に勝負審判に座っているんですね。
よくありますね、そういうことは。
まずは白鵬が優勝争いもちろん単独の先頭ですのでそういったこともあるんですが記録もきょうは懸かるという気になります。
土俵は勝ち越しを懸けて一番です勝ったほうが勝ち越しです。
栃ノ心は1横綱1大関を破っています。
稀勢の里と豪栄道。
嘉風は鶴竜戦の不戦勝を除いても1横綱2大関を破っています。
気力、体力ともにいいという話を嘉風はしています。
動きがいいですよね。
1m77cm、145kg決して大きくはないですかね。
でも攻めていますからね小兵をもろともせず中に入って動きまくりますからね。
上位にこういった力士がいるというのは横綱大関にとっては。
そうですね、ただ栃ノ心も前半戦よかったですねいい相撲が多かったですね。
本来の右四つからの攻めが速くて力強いでしょうね。
初日に豪栄道を破って三日目に稀勢の里を破った栃ノ心、現在は5連勝中で一気に勝ち越そうという十二日目です。
去年の秋場所以来の対戦。
そのときは嘉風が押して二本差して栃ノ心が思わず引いたところを出ていっての渡し込み嘉風が勝っています。
がっちり胸が合えば栃ノ心動けば嘉風という形です。
厳しい表情に変わっています。
立ち合いでしょうね。
2場所連続の勝ち越しの懸かる栃ノ心4場所連続の勝ち越しが懸かる嘉風。
勝ち越しが懸かっているというのもあるかもしれませんがかなり早いタイミングで栃ノ心が立っていきました。
寄り切り、嘉風勝ち越し。
向正面は元関脇益荒雄の阿武松親方です。
勝ったあと、すごい歓声ですね。
すばらしい相撲でしたね。
やはり簡単に栃ノ心のまわしにかからないと思うと自分から先に突っ張っていきましたね。
すごい形相で突っ張っていきましたけどもやはり落ち着いて嘉風がさばいて最後はやっぱり持ってきましたね。
攻防のあるすばらしい相撲だったと思います。
かなり顔を張られていた嘉風ですが。
もう栃ノ心もなんとかして中に入れさせないと言って気迫もありましたね。
それもろともせず、あごを引いて姿勢がよかったですね前向きな姿勢が。
勝因は我慢。
やっぱり嘉風があごを上げず中へ中へ辛抱してますもんね。
貴乃花さん35歳で小結で2場所連続の勝ち越しですよ。
大したものですね。
すばらしい内容で館内を沸かせました、嘉風。
8勝4敗4場所連続の勝ち越しです。
ちょうど新大関の高安とすれ違って花道を引き揚げてきました。
気力、体力ともにいいと話していた嘉風ですからきょうもそういった内容でした。
栃ノ心の勝ち越しならず7勝5敗です。
今場所は上位の相撲にが非常に熱戦が多い場所であります。
気候も暖かいですし力士の体もよく動くんじゃないですかね。
そういうことありましたか。
そうですね、夏場は動きますよね、体が。
膝を気にする力士は膝の状態が夏は雨が降らなければ大丈夫だとよく言いますが。
そうでしょうね、湿気が多いと古傷は痛みますからね。
琴奨菊が4勝7敗、西の小結三役の座を維持できるかどうかというのを懸ける残り4日間です。
きのうの取組が終わったあとも我慢しきれていない悪くはないんだけどもと話していました。
平成23年の初場所関脇に戻ってから大関32場所務めていますのでずっと三役を維持しています琴奨菊です。
嘉風のリポートです。
汗びっしょりでした。
立ち合いは向こうが上手を取りにずれてきたという感覚だったということですね。
勝ち越しにありがとうございますと言っています。
一方の栃ノ心は、やられたというふうに悔しそうにひと言叫んで風呂場に引き揚げています。
勝ち越しが懸かった取組明暗が分かれたということになりますが我慢の結果嘉風が勝ち越しを決めています。
正代もきのう負け越しが決まりました。
三役復帰はなりませんでした。
琴奨菊の心の内、われわれは測りかねますが、どうでしょうか。
若い力士も伸びてきていますしこれまで大関としてもよくやってきましたからね。
残り4日間、全部勝てば勝ち越しです琴奨菊。
過去は琴奨菊の3勝、正代の1勝。
玉治郎が合わせます。
自分の攻めです寄り切り、琴奨菊の勝ち。
踏みとどまった琴奨菊、5勝7敗。
正代は3勝9敗です。
正代は常にもろ差しねらいですけれども根が左四つですから琴奨菊のまわしを取って反対から攻めましたね。
支度部屋を白鵬が出ていきました。
魁皇の記録1047に挑むきょう十二日目の白鵬です。
向正面の阿武松親方にも伺います。
琴奨菊のきょうの内容はどうでしょうか。
阿武松≫きょうは左前みつが速かったですよね、そのあとはがぶり寄り。
この相撲がいちばん安定していると思いますね。
正代はちょっと粘りがないですね。
今場所はちょっと元気がない正代です。
琴奨菊、あすは宇良戦が組まれています。
白鵬がまもなく入場してくるところです。
向正面の阿武松親方です。
阿武松さんは白鵬の心理面はどう見ていますか。
今まで数々の記録とか優勝を重ねていますので泰然自若じゃないでしょうかね。
きょうの一番に集中するという思いで土俵に向かっているんじゃないでしょうか。
私らにはうかがい知れないものがあると思います。
1つの負けで揺らぐような精神状態ではないということでしょうか。
これまで数々の取組をもぎ取ってきているわけですからこの一番に気負うということはないんじゃないでしょうか。
きのうは本人のことばでかたくなったかなというのはありました。
きょう十二日目再び記録に挑みます。
土俵下に1047勝現在単独1位の魁皇、浅香山親方です。
140場所で1047勝の魁皇と98場所で1046勝の白鵬です。
集中力を高めている白鵬です。
浅香山親方の話です。
横綱にとっては通過点にすぎない、私と比べるものではないでしょうと話しています。
自分の現役時代記録にこだわりがなくて記録を伸ばしていこうという思いはなかったです、その中でこの名古屋場所が大関魁皇、最後の場所になって忘れられたころに注目が集まると思い出してもらえるのはありがたいなと思いますと話しています、当時の映像が何回か流されて最後に勝ったのは安美錦だったねと懐かしそうに話していました。
1047勝から6年後白鵬が肩を並べようとしています。
白鵬にとっては通過点にすぎないのではないかという話でしたが。
魁皇のこの記録はすごいですよね。
魁皇の記録も非常に重みのある記録です。
その記録に白鵬が肩を並べるかという十二日目です。
結び前の玉鷲戦です。
豪栄道、6勝5敗ですのできょうは平幕相手勝たなければならないという日です。
大関豪栄道、対戦相手、輝は上位挑戦初めての場所です。
自分の力が通用していないわけではないと話をしています。
立ち合いが合いません。
豪栄道の勝ち、7勝目です。
拍手
決まり手は突き落とし。
今後の白鵬の対戦予想の中で貴乃花親方が鍵になると話していたうちの1人の豪栄道。
落ち着いていましたね。
貴乃花≫きのうも立ち合いがよかったですし、重みが出てきていますね。
きょうは最初のあたりがよかったですもんね。
確かに左の膝がしっかりとそろっていません。
輝も決して立ち合い悪くないですけれども押せなかったんですね。
豪栄道が押させなかったということですね。
これが大関の相撲ということになります。
あす、あさってはおもしろいですね。
あすは日馬富士恐らくあさっては白鵬戦になるでしょうか。
白鵬相手に立ち合いの妙で豪栄道は勝ったこともありました。
拍手
新大関の高安です、8勝3敗。
単独先頭の白鵬から力水を受けます。
対戦相手、こちらも8勝3敗の栃煌山です。
結果とすると、きのう白鵬が敗れて、もし高安が勝っていればと考えるんですが高安はきのう玉鷲に敗れて一歩後退です。
しかし支度部屋でまだ諦めていませんとことばにしました。
思い切りやったほうがいいですよ新大関で、ある程度の緊張感があると思いますからそれを力に変えてほしいですね。
ゆったりと仕切っていきます新大関の高安。
正面は貴乃花親方です。
やはり新大関の緊張があるということでしたがほかの場所とは違いますかね。
貴乃花≫そうだと思いますよ。
土俵に上がる前に大関とアナウンスされますから気持ちのよさと緊張感のほうが多いんじゃないかなとも思いますね。
現役時代の貴乃花はどうだったんですか。
そうでしたよ。
大関と言われますんでね。
対戦相手の栃煌山過去の対戦の数字をご覧ください。
栃煌山も実績も経験もありますからね。
この1年で見ると高安が3対1とリードしています。
最初は離れて四つに組めたら高安でしょうけど中に入って一気に出られるようなことになりますと栃煌山が分がよくなりますね。
立ち合いが大きなポイントでしょうか。
立ち合いは高安はきっと話したんじゃないでしょうか。
栃煌山は逆にくっつきたいでしょうね。
つまりは先場所の高安が右のかち上げで突っ張っていきましたがそれを選択するかどうかですね。
かち上げというのも上体に力が入りすぎますのでね肩があたるとね組み止めれば高安でしょうね。
高安本人はきょうが大事だと話していました。
もちろん新大関で優勝を目指すということは場所前から口にしていました。
現在、白鵬が1敗2敗の碧山はきょう勝ちました。
3敗で白鵬を追う高安です。
自力優勝の可能性は現時点ではありませんが直接対決を残しています。
あす白鵬戦が組まれています高安です。
栃煌山も気合いの表情。
新大関の優勝を目指すためにはもう星を落とすことはできません高安。
対戦相手の栃煌山。
今場所は体に芯が1本通っているような感じがするこの感覚は3年ぶりぐらいだと話しています。
勘太夫が合わせます。
送り出し、栃煌山の勝ち。
高安、4敗。
白鵬が1敗でいる以上この4敗というのは優勝戦線から脱落ということになります。
拍手
栃煌山9勝目。
決まり手は送り出しです。
立ち合いは五分だと思いますけどね。
栃煌山が離れましたけど逆に張りにいくような突きを出しました。
気迫がありました。
栃煌山のこんな相撲は初めて見たかもしれません。
3年ぶりに体に軸が通っているようなという状態を表していますね。
栃煌山、いい相撲です。
かち上げを選択していきました。
最初、高安の流れでしたね。
かち上げ気味に立って離してしかし栃煌山は引こうと思っていないですね。
途中で攻防が変わっていきます。
形勢が逆転しました。
そして、このまま。
栃煌山は気迫でいっていますよ。
きょうの栃煌山は中に入りたいんですけどそんなことより攻めていこうという気持ちが強かったでしょうね。
高安はあす白鵬戦です。
横綱白鵬、関脇玉鷲戦。
平成13年の春の初土俵以来1046の白星を積み重ねてきました白鵬です。
きょうの玉鷲戦に史上1位の勝ち星1047勝が懸かります。
きのうの相撲を振り返って白鵬は足が動かなかった感じがする。
ちょっとかたさがあったかなというコメントを残しました。
土俵下にその魁皇が見つめています。
1047勝の魁皇1046勝の白鵬です。
向正面の阿武松親方。
この一番はどのように見ますか?阿武松≫玉鷲はやはり自分の相撲を取るだけですよね。
期待感はありますよ。
横綱を持っていくだけの突っ張りを持っていますからね。
先ほども出ましたが横綱の横への動きなんかも頭に入れながら向かっていけば体が対応するんじゃないでしょうか。
今場所はほとんど立ち合い右左に動くということが多い白鵬です。
拍手と歓声
魁皇が持つ1047の記録に再度挑む横綱の白鵬です。
式守伊之助が合わせます。
寄り切り。
1047勝、魁皇に並んだ!1047勝の魁皇に並んで歴代1位の記録になりました白鵬です。
記録達成。
拍手と歓声
決まり手は寄り切りです。
きょうはずらすというよりも左で張って右のかち上げでしたね白鵬。
玉鷲も面食らってしまいましたね。
もっと突き放しができたら回転のいい突っ張りがあったら相撲が取れたのかもしれません。
1047という記録についてはどうですか。
1000勝という記録自体もそれだけ相撲を取るということはですね。
きょうは白鵬、かなり荒々しく攻めていきました。
必ず手を出して右をあててくるんですね、白鵬は。
あとは中に入って前に出るだけということになりました。
土俵下に座っている魁皇の浅香山親方白鵬にとってみれば通過点にすぎないでしょうと話していました。
その謙虚さが浅香山親方のすごいところじゃないですか。
受けて立つ、そして左四つ右上手の相撲を確立していましたね。
向正面の阿武松親方にも伺います。
記録達成です。
通過点でしょうね。
それときょうは荒々しいばかりの相撲でしたね。
張り倒すような張り手も出ましたし勝負に徹したというところじゃないでしょうか。
横綱としてという相撲いろいろな考え方はありますがこれで星を伸ばして1敗の白鵬を2敗の碧山が追う展開です。
白鵬の数字というのはものすごいものであることは間違いありません。
相撲内容、左右に動いたり手を出したりというのがありましたこれをどう評価するんでしょうか。
それはねとにかくずらすのが上手ですね白鵬は。
毎日違う3つぐらいの種類があって、それを変えてきますね相手によって。
それに相手の力士が惑わされてしまうんでしょうね。
改めてこの1047という数字。
これは本当に魁皇といい白鵬といいなかなかの数字ですね。
白鵬はきのう達成する可能性があったんですが、きのう敗れてきょう1047勝となりました。
かなり厳しい相撲を取りました。
貴乃花親方からは3敗まではまだという話がありましたけれどもう3敗勢、優勝の目はないですかね。
あす、あさってが鍵でしょうね。
白鵬はあす高安戦です。
あさっては恐らく豪栄道戦が組まれると思います。
結びの一番日馬富士3敗自力優勝の可能性は現時点ではありませんが直接対決が残っていますので星の差2つでなんとか追っていきたいところです。
対するは2横綱を破っている御嶽海。
きょう勝てば1場所で3横綱撃破ということになります。
上手投げから寄り切り。
日馬富士勝って9勝目です。
拍手
御嶽海は4敗に後退です。
これで1敗の白鵬を追う2敗は碧山1人。
3敗で日馬富士、栃煌山、阿武咲が追う展開です。
花道の奥、笑顔が見える白鵬です。
1047勝、あす勝てば新記録です。
左の前まわしという相撲ではないかもしれませんがさまざまな技を駆使して白星を積み重ねる白鵬です。
白鵬が浅香山親方・魁皇の1047勝という数字に並びました。
そして日馬富士、御嶽海戦。
日馬富士は左の上手を取りました最初のあたりで勝負ありと言ってもいいぐらい鋭いあたりでした。
御嶽海は、きょう横にずれてしまいましたね。
上手を取られて胸が合ってしまいました。
白鵬のリポートです。
花道の奥まで行きますと表情が少しだけほころびました。
一日待ったかいがありましたねと言いますときょうは大丈夫でしたと風呂場に引き揚げていきました。
きょうは集中できていたんでしょうね。
この相撲界の歴史上大きな記録白鵬が魁皇に並びました。
名古屋場所の十二日目です。
白鵬の一番を振り返ります。
実況≫玉鷲なんとか残した。
白鵬、きょうは荒々しい相撲。
寄り切って白鵬の勝ち。
1047勝。
魁皇に並んで歴代1位の記録になりました。
大坂≫結びは日馬富士が御嶽海を破っています。
2敗は平幕の碧山です。
三役以上ですと横綱2人しかいなくなりました。
白鵬が優勢ですよね。
碧山が2敗ですからあす優勝が決まるということはありません。
あさって以降に白鵬が優勝を決めるという可能性が依然高いということが続きますね。
しかし本人はきょうは大丈夫だったと話していましたが荒々しく1047勝目をつかみました。
あす、あさってとまた調子に乗ってくるかもしれませんね、白鵬はきょうの達成で。
気持ちとするとこれで1つ区切りといいますか達成できたというところはありますか。
それよりも優勝というのが強いんではないかなと思います。
優勝にもかなり近づいているということが言えます。
きょう終わった時点で2敗は碧山ただ1人。
白鵬はあす新大関の高安と結びの一番で顔を合わせます。
あす以降の期待をお願いします。
白鵬とあたる力士がいかに立ち合いを優勢に持っていけるかでしょうね。
ありがとうございました。
白鵬1047勝到達です。
「大相撲名古屋場所十二日目」をお伝えしました2017/07/20(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲名古屋場所 十二日目 ▽白鵬きょう魁皇に並ぶ1047勝かけ玉鷲戦[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)貴乃花,向正面(幕内)阿武松(元益荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)貴乃花,向正面(幕内)阿武松(元益荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久 <副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜愛知県体育館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)貴乃花,向正面(幕内)阿武松(元益荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
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