餌やり注意に逆上 男傷害で逮捕

名古屋市南区の公園でハトに餌をやっていた61歳の無職の男が、やめるよう声をかけた76歳の男性に対し腹を蹴るなどの暴行を加えてろっ骨を折るけがを負わせたとして、傷害の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは名古屋市南区の無職、村永義雄容疑者(61)です。
警察の調べによりますと、村永容疑者は7月11日、名古屋市南区の公園でハトに餌をやっていた際、やめるよう声をかけてきた76歳の男性に対し、腹を蹴るなどの暴行を加えてろっ骨を折るけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
村永容疑者は、ほぼ毎日、この公園でハトに餌をやっていたということで、警察が事情を聴いたところ、容疑を認めたことなどから逮捕しました。男性とは面識がなかったということです。
警察によりますと、調べに対し、「注意され腹が立った」と供述しているということです。
村永容疑者はこれまでも自宅近くなどで、たびたび餌をまいていて、大量のハトが集まってふんや悪臭に悩まされているという苦情が周辺の住民から出ていました。