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2017年6月23日
骨太SFとして毎回楽しみにしていたのに後半どうしてこうなった!
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2017年7月1日
期待を裏切られたみんな!
悔しいよなぁ!
俺も謎の悔しい思いとか、怒りをもっているんだよ!!

8話までの流れが12話までなぜ続かなかったんだと。
続いていれば、少なくとも良作以上になったはず、と。

それが、まさかさ、脚本がすべてを台無しにしてしまうとは、予想外にもほどがある!!
どんでん返しすぎるだろう!!
プライムの見放題で、製作費が馬鹿にならないアニメを観させてもらっているとはいえね、あんまりですよ!!

Amazon怒りのデスレビュー書いてたら、↓こんなに長くなっちまったよ!!
ああああああああああ!!

……。

本作は後に続くクリエーターの「視聴者の予想を裏切っても、期待を裏切ってはいけない」という教訓にできるお話であることは間違いない。

アニメは総合芸術だから、いくら音楽が良くても、キャラクターがそこそこうまく動作しても、背景が綺麗でも、つまりアニメ制作の大勢の人たちや声優さんが、はたまた広報や経理といった縁の下の力持ちが頑張っても、脚本家がダメな脚本を上げ、監督なりプロデューサーなりが許可してしまった時点で、アウト……。

このアニメに関わった大勢の人々に対しても”不正解”になってしまった感があります……。

脚本の品質面はもちろんですが、あからさまにいけない脚本を通さぬ組織づくりという面で、他山の石とすべき事例かもしれません……。

本作を見ていた多くの人々は、おそらく、「謎の地球外知的生命体との”ことば”による交渉」を期待していたはずです。

だから、メインとなるべきは「ことば」のはずでね、”物理”じゃあ、ないんですよ!

だって、「個人 対 個人の”ことば”」に携わる交渉官であり、かつ「国家の”ことば”」を担う外務官僚が主人公なんですよ?

そして、物語の進行も最初は、アニメらしいキャラクターのデフォルメや、詳細な描写の切り捨てがあったとしても、世界中の人類が「未来の社会をどうするべきか」の理念、つまり「ことば」で対立する場面をある程度は、丹念に描いているように感じられたんですよ?

さらには、0話のプロジェクトXストーリーが、人類のテクノロジーに対する「対立や協力」「苦悩」を予感させるつくりでしたし、「人類の正解とは何か」と言われて、期待しないほうがおかしいですよね?

なのにさぁぁぁぁぁぁ!!
それが、まさかさぁぁぁぁぁぁぁ!!
「非日常的で、社会からまったく隔絶した力(結局は、”物理で殴る”の言い換えにすぎぬ……)」をぶっこんでくるとは、なぁぁぁぁぁぁぁ!!

畜生ッッッ!!
なんで、どうしてこうなった!!

私が本作に期待したのは、「日常を生きる大勢の人々に対して、主人公や異方存在が、他者に投げかける”ことば”」であり、「人類の未来を照らす、もしくは焼き尽くしかねない”ことば”」なんですよ。

9話の途中まではそれが予兆ないしそれなりに実感できたため、「正解できる”ことば”とはなんだろう」と、”その瞬間”をいまかいまかと期待していたのですよ!!

それが!!
まったく期待していないような!!
別ジャンル(ファンタジーや現代学園伝奇もの)じみた「魔術」「魔法」のような”結局は、物理で殴るのと同じ行為”をメインにしちゃって、さらには安易な「恋愛」要素を絡めたうえで、その流れをもってして、”ことば”に置き換えようとするとは!!

渋いがうまい「大人味の味噌汁」を飲んでいたら、最後に「みんな好きでしょ」とチーズ&チョコレートをぶち込まれた感じですよ!!

確かに要素別ならうまいだろうけど、混ぜるな危険だからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

味噌汁の渋みが全部吹っ飛んで後味最悪だからぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

怒りのデスレビュー必至だからぁぁぁぁぁぁ!!

……。

私も9話の途中まで、毎週楽しみに「今か、今か」と次のお話を望んでいた口なのですが。

いや、今から思えば、不吉な前兆はありましたがね。
あからさまに中心事象に関わる人々の描写がどんどん少なくなってきて、「人類の問題の割りには、世界とか大衆のこと、描かなくなっているんですが、それは……?」と思っていましたがね……。
まさか、男女関係にまで世界観が縮小するとは思いませんでしたが。

……で、決定的だったのは、9話最後のぶっこみ以降。

序破急の「破」を入れたいのは分かりますが、視聴者の期待までぶっちきりで破ってはいけないでしょう……。

私が本作に期待したのは、大人の”ことば”が起こす奇跡、その可能性、つまりある種の”魔法”です。
なのに、結局、サブカルチャー的な「魔術」「魔法」「気的なナニか」 ≒ 歴史? 真摯な”ことば”? ナニソレおいしいの? 謎理論の気合解決! 俺TUEEEE! つまり、”結局は、物理で殴っているけど!”展開……。

オープニングとかで、「人類史をいかにも背負っている物語です的な雰囲気」ゆえに、余計に期待しちゃった俺が馬鹿だった!!
(メソポタミアの石碑?のバックとは渋いなぁと思っていたんですがね……)

人類史を背負っているかのような”ことば”=本当の魔法が見れるんじゃないか、ってわくわくしちゃった俺は阿呆だった!!

異方存在の敷いたルールを、主人公が己と人類の”ことば”で乗り越え、「人類には、お前にもってこない〇〇があるんだ。それは……」とか「お前は神のごとき存在だ。だから人類に対して不正解をしたんだよ」とか言って、「あくまでも、ことば”だけ”で」どんでん返しする、といった場面とか……妄想した俺は滑稽だった!!

そういうわけで、「ボーイミーツガールで王道ゆえに、ある程度こなれた人にはありがちと認識されちゃうような、”結局は、物理の殴り合いで解決”+”恋愛関係に収斂しちゃうセカイ”の合わせ技」で安易に回収しちゃった脚本家の”不正解”には、寛容になれません……。

以上、怒りのデスレビューでした……。

※ 追伸 (7/3追記) ※
本作は、趣味で見るアニメですからね、どんな感想をもとうが、人格批判や内容に基づかないコメントでもしない限り、たいていのことは許容されるべきでしょう。

そのため、私には到底評価できないバトル要素ぶっこみを評価する人もいれば、「なんでも驚きさえあればいい」ばりにどんでん返しを楽しめる人がいても、まったく問題ない、というか、当然そういう反応はあってしかるべきでしょう。

むしろ、なんでそれが楽しめるのか、純粋に興味があるので、周囲にいれば、互いに結局はわかりあえないだろうことを前提にしても、”ことば”を交わしたいくらいで。

これぞ、このアニメが結局は逃げてしまった「未知の思考」と対峙することでしょうし。

……とはいえね。
それでも許容できなかったのは、以下のようなコメントなのよ!!

「この脚本家は、こういう脚本家なんだよ?」 
「〇〇を読んでから文句を言いなさい」
「この脚本家の作品を読んでいれば文句出ようもないんだけど」
→ どんな脚本家でもダメなもんはダメでしょうが!! その上から目線をやめい! 「俺だけはわかっているんだ」と言外に含めて、厨二病ごっこでもしているん? 批判する人はこの脚本家の別作品に通暁していないと批判する資格がないのかい? 
→信者のこういったコメントがますます怒りに油を注ぐんだよなぁ……。もう、今後、よほど信者以外での評判がよくない限り、この脚本家の携わった作品を読んだり、見ることはないだろうね‥…。

「恋愛要素やバトル要素入れただけで批判するなよっ!」
→TPOに応じて入れてくれれば、いいんだよ! 恋愛歓迎! バトル歓迎! TPOに応じていれば!! っていうか、応じてくれてさえいたならば、こんな怒りのデスレビューなんて、超絶不毛なことなんか、しないわよッ!! このハゲー!! 私の心を傷つ(ry (某議員並感)

「SF原理主義者めっ!」
「自分の思う展開じゃなかったから批判するなんてな!!」
→SFだろうが、なんだろうか、思うような展開じゃなかろうが、面白い作品ならなんでもいいんだよ! これは、もろもろの要素とその組み合わせが、そういう「面白い」云々で収まる次元じゃなかったから、みんなぶちギレているんだよ!!

そんな私の最近の楽しみは、この作品で、ダークサイドに陥った同胞たちを眺めることです……。

そして、そんな楽しみを公言している同胞たちがちらほらいることに、このアニメの闇の深さを見たような、底の浅さを見たような……。

※ 追伸2 (7/18追記) ※
Twitterや他のレビューにおいて、「急展開こそが面白い」「セカイ系解決はありだろう」「むしろこれがなんでつまらない?」「非難してる奴ら、固すぎる見方しすぎ」と好評な意見も多いことに驚きました。

また、上記のレビューを見て、逆に怒った人、不快に感じた人もちらほらいるようです。
(その点については、高評価の人が低評価のレビュー見れば、不快になるのはある意味、当然(逆もまたしかり)なので、自業自得としかいえませんが)

「セカイ系解決」「1クールで急展開」を低評価する私のような人間もいれば、逆に高評価する人間もいる。
そしてどうもそれは半々っぽい……。

となると、★5と★1に分かれているのは、「そういう層の趣味が単純に合わないだけ」で、それが本作でくっきりしたということになるのでしょう。

低評価する人にとっては「どうしてこれが高評価できるのか?」と心から疑問に思うだろうし、高評価する人にとっては逆に「どうしてこれが低評価になるのか?」と疑問に思っているのでしょう。

ここらへん「性別」「年代」「学歴」「アニメ視聴歴」「他の趣味」などの要因と合わせて、「好き」「嫌い」をしっかり調査するとなかなか面白そうな題材ではありそうですが……。
12コメント12件| 270人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2017年6月28日
「ヒトよ、どうか正解されたい」
この台詞を強調しすぎなければ、この作品はここまで酷い言われようにはならなかったのではないでしょうか。
PVなどで繰り返し印象的に用いられたこの言葉は、作中世界の民衆だけではなく、我々視聴者にも宛てたものにもなってしまったのですから(拡大解釈と言われるかもしれませんが、販促の対象は我々ですから、そう言っても過言ではないと思います)。
ザシュニナの出題した問題の正解とは何か。自分ならどうするだろうか。それを考え、答えを見出していくことが「ヒト」たる視聴者に与えられた目的であり、この作品の主題であると私は受け取りました。当初は。

「ヒト」として問題を受け取った視聴者(私)の投影先は、高い能力を持った主人公たちではなく、人類社会を形成するただの民衆でした。
にもかかわらず、次第に物語はメインキャラクターのみで進行されるようになり、その他諸々の人たちはどんどん置いてけぼりにされていきました。
異方によって社会が大きく変えられそうになっているのに、こちらから見える範囲では民衆も政府も基本微動だにせず、討論もせず、流されるままに薄いリアクションを取るだけの舞台装置となっていきます。行動的に見えた記者ですら。今思えば最初からそんなものだったかもしれませんが。
そして真道たちも、ヒトのため、宇宙のためと言うわりには、世論を気にしている描写が序盤にしかなく、政府に関われる一部の人以外はほぼ断絶されている印象です。

はて、「ヒト」は正解しなければならないはずでは…?と思いきや、そもそもザシュニナ的には正解など自身の欲求によって完全に決まりきっており、人類が地球でどういう道を選ぶかなんてどうでもよかった(育てたものをおいしくいただくための下準備にすぎなかった)らしいことが後半の展開から伺えます。それ正解って言います?

それならそれで、民衆が抵抗する展開ならまだ納得できますが、それもありません。そもそも知らされていないので。
まだ最終話が残っていますが、予告的にも尺的にもザシュニナと真道が拳で語り合って終わりそうで介入の余地がないように見えます。オラに元気を分けてくれ的な展開はあるかもしれませんが。孫悟空みたいな色のスーツ着てたし。

とどのつまり、我々の答えなど最初から必要なかったし、この話は人類全体の問題かのように提起しておきながら、結局は真道とザシュニナの問題で、我々は完全に蚊帳の外です。そこがあまりにもちぐはぐなのです。
じゃあなんでカドの上からあんなダイナミックに話しかけたんだ。「真道よ、どうか正解されたい」じゃダメだったのかお前。

そして現在は、完全に他人事となった真道と愉快な仲間たちのバトルと恋愛を見守るしかなくなったのです。正直かなりどうでもいいです。他人事なので。どうなろうがこっちには関係なさそうに見えるので。
感情移入してバトルものやハーレムものとして見ようにも、真道も周りも超人すぎて今更できないのです。
そのへんの壁か床か観葉植物になって関係性を見守りたいタイプの人にはウケているようで、私も最初からそのポジションが提示されていればそっちで楽しんだのに…と後悔せざるを得ません。

はたしてこれは、この展開を予測できなかった我々の読解力不足なのでしょうか。違うのではありませんか。
何故なら、どうか正解されたい、という要望、問いかけは明確にあったはずなのです。その正解をこちらなりに考えていたにもかかわらず、向こうは返事もせずこちらには全然関係ない話をし始めたとなれば、そりゃ拍子抜けするというものです。今更どう切り替えろと…。
何が主題なのか、どんな視点から見て欲しいのかについて、完全に伝え方を間違えてしまったというか、そもそも見切り発車だったようにさえ見えます。
もしこの展開が最初から決まっていたなら、販促などのアプローチも、主人公への感情移入を促すなど、もっと別の方向にするべきだったと思います。
雰囲気が右往左往し、何を伝えたいのか現状全くわからず、かといってわからないまま楽しめるほどの勢いもない。兎にも角にも伝えるのが下手。そんな印象です。

観葉植物ポジションに慣れていて、最初からそこで見るしどんな組み合わせでもいける、そんな方にはおすすめできる作品です。
(最終話後追記:誰と誰を追っても「主人公とヒロインが一緒にいたら当然両思いになって性交渉するよね☆」という何の中身もない異性愛至上主義と、
生命の尊厳もクソもないご都合主義生殖にぶん殴られるのでやっぱりやめた方がいいです。
彼らは制作者の都合で動く空っぽの操り人形なので関係性とか心理描写とか期待するだけ損です。
ザシュニナの心理描写は良かったかもしれませんが、最終話で「お前に芽生えた感情など知るか」と言わんばかりにズタボロにされます。それでもいけるザシュニナ単体萌えの方ならまあ…かろうじて…)
それすら最終話で台無しになる可能性も現状否めませんが(追記:なりました)、私もとりあえず最終話までは見届けようと思います(追記:見なきゃよかった)。

追記(最終話後一部加筆):
過去のインタビュー記事に「SFだけでは男性にしかウケないので女性向けに恋愛要素と男性キャラ同士の掛け合いを入れた」という趣旨の記述を見つけ、今心底がっくり来ています。
「女性には恋愛(ボーイズラブ的なものを含む)を与えておけばいい」という、男女二元論と偏見に基づく雑なマーケティングと、それに伴う雑な恋愛要素が本当に大嫌いなので。

恋愛要素が嫌いなんじゃありません(好きというわけでもありませんが)。○○要素で釣りさえすればいい、中身は適当でも釣れてくれればいい、という意識で雑な物語が作られるのが悲しいのです。
SF目当てに見に来たら恋愛が始まっても、ちゃんと練り込まれた面白いラブストーリーなら「思ったのとは違ったけどよかった」と満足感を得られるでしょう。
でも面白くないんです。男と女がデートしてキスして、男と男がいちゃいちゃして、それだけで大喜びなんて単純な生き物じゃないんですよこちとら。
ただでさえ面白くないのに、最終話付近の展開で、私の中ではただつまらない退屈な失敗作から、はらわたの煮え繰り返る時代錯誤の失敗作と化しました。

異性愛は異性愛だから正しくて当然で最高なのでしょうか。それは自然の摂理なのでしょうか。
生殖は無条件で尊く、それをできる者の方が立場が上で、できない者は切り捨てられて当然なのでしょうか。
子供は親のステータスで道具なのでしょうか。
女というのは、顔のいい男がいれば勝手に盛り上がってくれる存在でしょうか。
そう信じてこんな展開にしたなら、それは中身のないただの盲信ですし、こちらもそれに騙されるほど馬鹿ではありません。
中身が描けないなら恋愛なんて入れないでほしいです。行動理念も心の動きもない考えなしで空っぽの恋愛描写なんて何も面白くありません。
そこから浮かび上がるのは、制作者の倫理観と金儲けの魂胆だけです。
そして何の疑いもなしに提示された倫理観は大抵時代遅れです。

再三申し上げますが、私が見たいのは「○○要素」という記号・テンプレートでも、凝り固まった価値観の信仰でもありません。面白い物語です。

釣ることばかり考えて何でもかんでもホイホイ入れて、結果的に何もかも中途半端。SF好きも恋愛好きもわけがわからなくなって置いてけぼりにされる。本当にそれでいいんですか。
もう雑な商業的思考のせいで物語が犠牲になるのは見たくありません。制作者よ、どうかご理解されたい。
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2017年7月3日
キャラクターデザインも主題歌も、ハードSFにはなじまない「軽い」ものだったので考えてみれば最初からこの軽薄さは示されていたのだと諦めています。誤解した自分が悪かったのだと。
キャラデザは完全に力不足で、年齢の高いキャラクターを描いたり加齢を反映させることができないため、メインキャラクターの見た目に厚みがなく、年齢を重ねたはずのキャラクターがラストシーンではまた若返っているように見えてしまいます。
政府や他国の政府の書かれ方も極めて頭が悪く書かれていて、ストーリー全体は亀の歩みのようなのに、異方存在が見せた力を科学的に調査することもなく簡単に信じてしまいそれを単細胞的に脅威だと認識する愚かしさ。見せたいものが別にあるため端折っているのだと目を瞑りましたが、その見せたいものが何だったのかは結局分かりませんでした。

「ほのぼの日常系かと思ったら裏に重いSFがあった」「萌えアニメ化と思ったら終末的世界の話だった」「かわいい魔法少女モノかと思ったらダークな話だった」といった第一印象と見終わった後の感想が異なる作品はいくつもあるのですが、それらは間口を広めて人を集めて、実は奥深いことが見ていくと分かるという構造をとるものが多いです。この作品も受け取り手を裏切るパターンではあるのですが、狭く深い入り口で回を追うごとに浅くなるという逆のパターンをとったという意味では新しいフォーマットを提示したといえるかとは思います。
しかしその「裏切り」は初回に覚悟して退屈にも耐えてきた視聴者を馬鹿にするものだったと思います。最終回に出てきたキャラクターはSF的には全く説明不可能な存在でした。世間から隔絶したところで16年生きてきたはずなのになぜセーラー服を着る必要があるのか。その他にもご都合主義では収まらない、考察を完全に放棄した投げやりなまとめ方だったと思います。
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2017年6月20日
何故いきなりこうなったのか。期待していたのに、残念でなりません。
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2017年7月1日
作画もいいし題材も面白い。それだけに惜しい作品。
この作品って、「神にも等しい異次元の存在に対して、主人公がどう交渉して立ち回るか」
を見せたかったんじゃないの?

最後に異人(名前忘れた)がただの敵として雑に処されたのがどーもすっきりしないんだよな。
主人公の「交渉によって相互が幸福になる道を見つける事が真の交渉(正解)だ」
という信念が発揮されて、視聴者が「その道があったか!」と感心するような方法で、
相互幸福の道を交渉で勝ち取るラストがこの作品の王道の終わり方なのでは?

作品としての筋が通ってないんだよ。
あのラストを見せられて視聴者は何を思えばいいの?
大勢で作品作ってるはずなのに、チェックの段階で誰も言わなかったのかねぇ。
「この最終話は不正解」って。
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2017年7月1日
皆さん仰られてる通り9話がターニングポイントとなって
作品のテーマだと当初に思われていた「未知の存在との交渉」「その結果、人類はどんな答えを導き出すのか?」といった要素は薄れ
宇宙を創った異方存在であり、自らの目的ために人類をこの宇宙から異方へと連れて行こうとするザシュニナとの対決というストーリーに変質してきます。

ここまでなら”よくある普通のアニメ的な展開”で済む話なのですが
特に最終話後半は悪い意味で更に視聴者の予想もしていなかった展開を繰り広げ
理解不能な点が多々あり(私の読解力がたりないだけかもしれませんが…)、
以下に述べるように「意味なんて無いけど取り敢えず感動的なシーン作っておけ」的な印象を受けました。
(ここからネタバレになります)

「娘が超強いので真藤が死んで沙羅花が説明したような小細工をしなくても楽勝だったのでは?
 (娘が成長するための時間稼ぎとも考えられるが、他の手段も考えられわざわざ死ぬ必要が分からない)」
この疑問は最終話を視聴した方の多くが疑問に感じると思うのですが

・真藤が死ぬというなんとなく感動的なシーン
・亡くなった真藤の精神と対話してる娘超凄い

この二つのシーンがやりたいためだけの演出上の都合にしか自分には思えませんでした。
その他、若干揚げ足取り的にはなりますが、前例が無い存在である娘があんなに強いと真藤はどうして知っていた?娘制服着る意味ある?等々
最終話はツッコみどころ満載です。

化け物じみた強さの娘がザシュニナを圧倒する様はもはやギャグの領域で個人的には爆笑できたので☆1ではなく2にしておきます
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2017年7月1日
最後ザシュニナが可哀想で仕方なかった
なんでこんな作品になってしまったのか・・・
途中まではワクワクしながら観てたのになぁ・・・はぁ・・・
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2017年6月17日
SFとして見ていた人は9話でがっかりするのでは。
9話で魔法少女萌えアニメ、10話で異方存在の設定をぶん投げたベタで古臭いラブコメ展開。
8話まで楽しく視聴させてもらったがもう見ない。時間の無駄。

~ 11話を視聴して再度レビュー ~
10話で切るつもりだったが10話まで見た時間がもったいないと思い最後まで見ようかと。

SFって冒頭で世界設定の開設、終盤で秘密の解明、問題の解決がセオリーだと思う。
問題解決の禁じ手として行き詰った物語の解決に”機械仕掛けの神”(デウス・エクス・マキナ)が登場して解決してしまう手法がある。
 ・ヒロインが異方存在であるのに思考が人間そのもので、能力のみが異方存在であること。
  →異方存在の設定をぶち壊しにしている。
 ・ヒロインが機械仕掛けの神としての役割しか持たないこと。その目的と萌えのために準備された人形であること。
  →人類側交渉者としての役割ってどこに行った?
 ・序盤で登場した金属加工業者が異方存在に対抗するオーバーテクノロジに対応できてしまうご都合主義。
  →第二の機械仕掛けの神。”なんでもできるマシーン”で解決も禁じ手。

結局のところ、「僕の考えたSF設定!」を披露しておいて、問題解決編は機械仕掛けの神と道具にぶん投げてるだけですね。

古臭いラブコメ展開について補足
「ヒロインの両親が婿が挨拶に来たと勘違い、ヒロインが慌てて訂正」
「唐突なヒロインの裸 → ヒロイン、主人公ともに赤面」
このあたりに既視感がありませんか?

ってことで設定自慢からのぶん投げという印象は11話視聴後でも変わりませんでした。

~ 最終話を視聴して再度レビュー ~
オチはサイヤ人と地球人が子供を作ったらパワーアップしました!全て解決できました!ってことですか、そうですか・・・。
異方存在の片割れが消えると、異方からの文物が効力を失う、ヒロインの能力も失われますってなんで?!理屈はいらん!そういうものなの!ってことですか、そうですか・・・。

ってことで設定自慢からのぶん投げという印象は最終話の視聴後でも変わりませんでした。
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2017年6月22日
異方から人類の手にあまる様な概念がもたらされようが、人類の幸福は人類が決めるという理性主義の物語だったと思うが、ヒロインも実は異方存在で主人公とくっつき異方存在の対立+主人公と主軸がずれまくりました。
今のままの自然が尊いという結論に持って行きたいのでしょうか・・・その答えにたどり着くのが異方存在による誘導(しかも恋愛)で満足ですか?主題が良く映像が綺麗なだけにとても残念です。
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