はじめに
暑いときの温度調節、力作業などをする際など、長袖シャツを腕まくりする機会って意外と多いですよね。
また、近頃はファッションとして男女問わず意図的に“腕まくり”をしてこなれ感を出す、というおしゃれを演出するテクニックとしても使われているようです。
ここでは3種類の方法を紹介しますので、シャツの種類や柄、TPOなどに応じて、腕まくりの仕方をアレンジしてみてはいかが?
スタイル1 「しっかりスッキリ」
シンプルで王道の“腕まくり”タイプです。
ずりおちてこないので、ワイシャツなどビジネスシーンで大活躍の腕まくりスタイルです。
まくり方
①カフスの長さで一折りします。
②そのカフスの長さのまま、折りまくりあげていきます。
③肘のあたりまでそのまま折りまくりあげます。
④最後、カフスの半分ぐらいの長さで折りまくりあげて完了。
- ポイント
- 全てカフス幅でまくると大きくもっさりとなりがちなので、最後の一まくりは肘の上で半分幅にまくってタイトにスッキリ見せましょう。
スタイル2 「ナチュラルクッション」
ずり上げたときにできるクッションにより、適度な力の抜け加減が優しい印象を与える腕まくりスタイル。
ただし、若干ずり落ちてきやすい傾向はあります。
まくり方
①カフスの半分程度の長さで一まくりします。
②あとはその長さで3回程度まくりあげます。
③②の状態のまま肘のあたりまでずり上げていきます。
④上腕にできるクッションを自然な感じに整えれば出来上がりです。
- ポイント
- きっちりまくりあげました、という感じではなく、自然な感じに仕上げるのがコツ。
カフスボタンの上にある、剣ボロボタンがあるタイプのシャツの場合、剣ボロボタンをとめた状態でまくっていくとずり落ちにくいですが、腕の太さによってはけっこうきついかもしれません。
スタイル3 「無造作ワイルド」
しっかり留まる上に、カフスの先端を使って動きを出せる、男っぽいワイルドなスタイル。
まくり方は無造作でも、きれいに幅をそろえてまくっても、どちらでもよいです。
カジュアルシャツはもちろん、ドレスシャツをあえて着崩したいときにおすすめです。
まくり方
①カフスの先をつまんで肘の上ぐらいまで引き上げます。
②手首側から適当にまくり上げていきます。
③カフスの3分の1~半分ぐらいの長さまでまくりあげたら出来上がりです。
④好みによって、カフスの先を無造作に折り返して動きを出してあげる、など調整してください。
- ポイント
- カフスの先を遊ばせるか否かで見え方が変わってきます。
ワイシャツなどで行う場合はきれいにまくりあげていってカフス部を留める感じにするとすっきり見えますよ。
おわりに
男性のワイシャツの腕まくりスタイルに魅かれる女性もけっこう多いとか。
意外と見られてるところかもしれないので、だらしなくならないよう、すっきりまくって“できる男”を演出してみてください。
肘がカサカサしている人は、肘のケアにも気を遣いましょう。