はじめに
暑い季節をおしゃれにかつ、涼しく過ごすのに、ショートパンツは欠かせないアイテム。
若い世代ならかっこよく決まるショートパンツスタイルも、年代が上がるにつれて、うまく合わせられなくなってきたり、ショート丈に抵抗を感じてしまう人もいるのでは?
子供っぽくならず、かといって、おじさんスタイルにならないための、大人のショートパンツ選び、着こなしテクニックを紹介します。
ポイント1 丈は膝丈か、膝が隠れる長さを
膝より上の短い丈のショートパンツは全体のバランスをとったり、合わせるのがやや難しいアイテム。
脚に自信のある人や、リゾート地でならよいかもしれませんが、街中で大人が穿くと「半ズボン」の印象になりがちです。
ですので、膝丈か、7分丈を少しロールアップして膝が隠れるぐらいの長さが一番バランスをとりやすく、膝下のラインをきれいに見せてくれるでしょう。
シルエットはやや細めのものを選ぶ方がすっきり見えますが、脚が太い人は無理をせず、程よくゆとりのある太さを選びましょう。
- ヒント
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・ロールアップは長さを調節するとともに、適度なボリューム感や、広がりすぎた裾をタイトに引き締めて見せてくれる効果もあります。
・カーゴパンツタイプのものはポケットがアクセントにもなり、使い勝手がよいです。大人カジュアルとしてはあまり太すぎないものを選ぶのがポイント。
ポイント2 襟付きのシャツを合わせる
Tシャツとの合わせでもよいのですが、それだとちょっとラフ過ぎてしまったり、子供っぽく見えてしまう場合も。また、お腹が気になる方はTシャツだと目立ってしまいがちです。
そこで合わせたいのが襟のあるシャツ。一枚でさらっと着るのもよいですし、VネックTシャツの上にはおると大人っぽさがアップします。
無地はもちろん、柄シャツで明るい季節感を出してみるのもよいでしょう。リネン素材のシャツを選べば、見た目も着心地も涼しげで暑い夏にはおすすめです。
また、7分丈や5分丈袖のシャツにしたり、あえて長袖シャツにして腕まくりしてみるなど、袖の見せ方で大人の“こなれ感”を演出してみましょう。
ポイント3 靴やサンダルの選び方
ショートパンツはより足元に目が集まります。
足元は上とのバランスを考え、清潔感のあるものを選びましょう。
スニーカーならハイテクなスポーツシューズタイプよりも、シンプルなローテクタイプのもので合わせる方が落ち着きます。
特に白いスニーカーを持っていると万能に活躍するでしょう。
スニーカー以外では、レザーのデッキシューズはショートパンツとの相性がよく、さわやかに見せてくれます。
サンダルなら、ビーチサンダルではなく、レザーが使われたサンダルを合わせると、ラフ過ぎずきれいにまとまります。
- ヒント
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・靴を穿く際は靴下にも気を使いましょう。
スニーカーなどにスポーツソックスなどの丈の長めの靴下を合わせてしまうと、それだけで“おじさん”スタイルになってしまいます。
くるぶし丈前後のスニーカー用のショート丈の靴下がたくさん売られてますのでそちらを合わせてくださいね。
ポイント4 バッグにこだわりを
ポケットに財布も携帯も突っ込んで手ブラで、というのではパンツのシルエットも崩れますし、大人のスタイルとしてはちょっと締まらないですよね。
ショルダーでもトートでもリュックでも、何かしらバッグを持つだけで、印象は変わります。
大きめの存在感あるバッグは、男っぽく見せる効果もあります。
ただし、バッグの中でもウエストバッグ・ポーチを腰につけるのはあまりおすすめしません。ウエストバッグを使うときは斜めがけ(たすき掛け)で使いましょう。
ポイント5 小物でアクセントを
ネックレスやチョーカー、時計やブレスレット、ストール、メガネやサングラス、帽子など、何か小物をプラスすることで、おしゃれ度がぐっとアップします。
ただし、取り入れ過ぎは禁物。
ワンポイントアクセントとして、さりげなく大人の余裕を演出してください。
おわりに
基本は「だらしなく見えないこと」が一番だと思います。
シャツや靴・サンダルなど、どれか一つだけでも変えてみるだけでもけっこう印象が変わって見えるものです。
軽やかに颯爽と着こなしちゃいましょう。