民進 蓮舫代表 台湾籍離脱の資料公開
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民進党の蓮舫代表はいわゆる「二重国籍」問題をめぐって記者会見し、これまでの説明を裏付ける資料として、去年10月に日本国籍の選択を宣言したことが記されている戸籍謄本の写しの一部などを公開したうえで「手続きを怠っていたことは事実で、反省している」と述べました。
民進党の蓮舫代表は父が台湾の出身、母が日本人で、去年9月の民進党代表選挙に立候補した際、一部から日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」になっているのではないかと指摘されました。
これを受けて蓮舫氏は台湾当局に確認した結果、昭和60年に日本国籍を取得したあとも台湾籍が残っていたことが確認されたとして謝罪したうえで、台湾籍を離脱する手続きが完了したと説明していました。
これについて蓮舫氏は18日夕方、臨時に記者会見し、これまでの説明を裏付ける資料として、台湾籍を離脱するため去年9月13日付けで台湾当局から交付された「国籍喪失許可証書」の写しと、去年10月7日に日本国籍の選択を宣言したことが記されている戸籍謄本の写しの一部などを公開しました。
そのうえで蓮舫氏は「野党第1党の党首として、現政権に強く説明責任を求める立場であることを勘案して公表した。これまでの説明と相違はないが、戸籍法に関して確認すべきだったと深く反省しており、不確かな記憶での説明も謝罪したい」と述べました。そして蓮舫氏は記者団が「国籍法に違反していた状況をどう考えているのか」と質問したのに対し「手続きを怠っていたことは事実だ。ずっと日本国籍のみと思っており、去年、指摘を受けるまでは疑ってもいなかった。公職に就く者として深く反省をしている」と述べました。
一方、蓮舫氏は「こうした開示は私で最後にしてもらいたい。日本人と違うところを見つけ、『違わないことを戸籍で示せ』と強要しない社会、差別を助長しない、多様性を認め合う共生社会を作っていきたい」と述べました。
また蓮舫氏は今回、戸籍謄本の写しの一部を公開したことについて「日本国籍の選択宣言のページには娘と息子に関する記述があり、公開に慎重だったが、この春、子どもがそろって二十歳になったため改めて話し合い、了解が得られた」と述べました。
蓮舫氏のいわゆる「二重国籍」の問題をめぐっては、先の東京都議会議員選挙を総括する党の会合で、出席者から「有権者に説明できるようにしてほしい」といった要望が出され、蓮舫氏が検討する考えを示していました。
これを受けて蓮舫氏は台湾当局に確認した結果、昭和60年に日本国籍を取得したあとも台湾籍が残っていたことが確認されたとして謝罪したうえで、台湾籍を離脱する手続きが完了したと説明していました。
これについて蓮舫氏は18日夕方、臨時に記者会見し、これまでの説明を裏付ける資料として、台湾籍を離脱するため去年9月13日付けで台湾当局から交付された「国籍喪失許可証書」の写しと、去年10月7日に日本国籍の選択を宣言したことが記されている戸籍謄本の写しの一部などを公開しました。
そのうえで蓮舫氏は「野党第1党の党首として、現政権に強く説明責任を求める立場であることを勘案して公表した。これまでの説明と相違はないが、戸籍法に関して確認すべきだったと深く反省しており、不確かな記憶での説明も謝罪したい」と述べました。そして蓮舫氏は記者団が「国籍法に違反していた状況をどう考えているのか」と質問したのに対し「手続きを怠っていたことは事実だ。ずっと日本国籍のみと思っており、去年、指摘を受けるまでは疑ってもいなかった。公職に就く者として深く反省をしている」と述べました。
一方、蓮舫氏は「こうした開示は私で最後にしてもらいたい。日本人と違うところを見つけ、『違わないことを戸籍で示せ』と強要しない社会、差別を助長しない、多様性を認め合う共生社会を作っていきたい」と述べました。
また蓮舫氏は今回、戸籍謄本の写しの一部を公開したことについて「日本国籍の選択宣言のページには娘と息子に関する記述があり、公開に慎重だったが、この春、子どもがそろって二十歳になったため改めて話し合い、了解が得られた」と述べました。
蓮舫氏のいわゆる「二重国籍」の問題をめぐっては、先の東京都議会議員選挙を総括する党の会合で、出席者から「有権者に説明できるようにしてほしい」といった要望が出され、蓮舫氏が検討する考えを示していました。