漫画「美味しんぼ」で、放射線の影響によって鼻血が出た、と言う場面が描かれたことに対して、非難が巻き起こり、それに対して、前双葉町長が、私も放射線の影響で鼻血が出た、と名乗り出て、ネットが騒いでいる様です。それはあり得ない、と本ブログで批判しました(文献1)。
きっとデータがないだろう、いい加減なことを言っても批判されないだろうと考えた、卑劣な人たちだ、と批判しました。
ところが、原発事故直後に、鼻血の調査を行ったデータがあるようです。福島で鼻血の子供の割合が、他県より多いどころか、極端に低かった、とのことです(文献2)。
売らんがために、センセーショナルな場面を描いた「美味しんぼ」の作者の雁屋哲氏と、2005年8月~2013年2月の7年半もの間、福島県双葉町の町長をし、放射性廃棄物中間貯蔵施設についての福島県と双葉郡8町村の会議に欠席したため、町議会から全員一致の不信任決議を受け、町議会を解散したが、直後に参院選があることを知って辞任し、参院選挙でみどりの風の党の比例区で立候補したが、目論見が外れて風は吹かずに落選した、町長の仕事はしないが、権力にはしがみつきたい、と、世の中をひねくれてしか見ない私は見てしまう、井戸川克隆氏。
どうせ鼻血の、しかも原発事故直後のデータなど、あるはずがないから、どんなデマを言っても、嘘だと言われることはないと、高を括っていたに違いないでしょうが、彼らは、どういう言い訳をするでしょう?
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調査をしたのは、放射「脳」人間を批判する人ではなく、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表を務める、東京都内の小児科医である山田真さんとのことです。今頃になってこういうデータが出てくるのは、山田氏の思想が関係している、と考えては、ひねくれすぎ、かも知れません。
子供が鼻血を出して心配だという相談がたくさん寄せられたため、福島、福岡、北海道の、小学校の保健室にいる養護教員に調査を依頼した。3道県で計2700人以上の子供を、震災直後の2011年3~10月にかけて調べたところ、北海道では、小樽で18%、岩見沢で7%、福島では3.5%、福岡では26%だったという。
子供の1/3位では鼻血が出るものなので、福岡の26%も、決して多い数字ではない、とのことです。
調査した子供の数は、3道県合計で2,700人しかおらず、統計ばらつきは大きいです。しかし、それにしても、福島の3.5%は、小さすぎます。適度な放射線を受けることで健康増進が図られるホルミシス効果はありますが、この小ささは、それだけでは説明できず、他の、何らかの原因によるものでしょう。
いずれにせよ、放射線のせいで鼻血が出た、と言うのは、私が示した「流産」の統計だけでなく、山田氏が調べた小学生の「鼻血」の統計でも、明確に、否定されました。
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心配することは決して悪いことではありません。放射線生物学者の大半が認め、学問的には確立していることであっても、疑ってかかるのは、とても良いことです。ですが、自分の感情は、もっと疑わねばなりません。自分の感情を、客観的に裏付けるデータを、いくつも集めないといけません。集める能力がなければ、その能力のある人に、懇願しなければなりません。泣きわめくだけではダメです、能力のある人を頭ごなし非難してはいけません。
山田氏は、そういう点では、良質の反原発派です。惜しむらくは、調査直後に発表してほしかったです。「私の希望に反して、放射線の影響など、全然見えなかった。むしろ放射線を浴びた方が健康に良い、と言う、受け入れたくない結果になった。でも、統計誤差かもしれないので、しっかり調べて貰えないだろうか」と文科省に依頼すべきでした。そして、ホルミシス効果が確認されれば、宗旨替えをすべきでした。
文科省や厚労省が行った統計調査で、鼻血を出す割合の都道府県別のデータはないが小学1年生が花粉症やアレルギー性鼻炎などの疾患にかかった割合のデータはあるようです。2013年の調査で、福岡14.4%、福島18.2%、北海道12.0%だった、とのことです(文献2)。鼻血を出す子供の割合よりもばらつきが小さいのは、調査人数が何桁も違うからでしょう。
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(参考文献)
1)
2014年05月14日「漫画「美味しんぼ」が鼻血の原因は「被ばく」とーーどうせデータはないだろうと騒ぐ、卑劣者。被ばくの影響が最も大きい「流産」に、「放射線の影響なし」のデータ」
http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52151889.html
2)
福岡の子供、福島の8倍も鼻血を出す? 小児科医が調査、理由は「わからない」
J-cast news 2014/5/13 18:52
コメント
権兵衛> 環境学の安井至氏が詳しく解説してくれてます。
> 1mSvの基準は、一般公衆の受容という、
> 心理的なもので決定したということです。
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権兵衛さん、有難うございます。
「一般公衆の受容」が重要。確かにその通りです。
もっと根本的には、
放射線だけでなく、「法規制」は、
経済的観点、などもろもろのことを考えて、
規制が実行可能かどうか、で決まります。
私の解説をお読みください。
2011年03月26日18:22 「法規制の目的と規制値の決め方」
http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51934157.html
放射脳だけでなく、安井氏
政府、専門家?、マスコミ、含め、国民全員が、
これを理解していない様なので、注意喚起が必要の様です。
3年前に書いたことを、再度、記事にするようにします。
>それならばICRPにしろ政府までがしっかりと1㎜㏜にしてきたことを説明して下さい。
1mSvの基準については、環境学の安井至氏が詳しく解説してくれてます。
1mSvの基準は、一般公衆の受容という、極めて心理的なもので決定したということです。
http://www.yasuienv.net/Val1mSv.htm
「一般人は話を聞かない」が前提ならば、防災装置などは一切必要無くなりますよ。
「まともな人」というのは「嘘を付かない人」だという定義に当て嵌めてみると、私が提示したデータを調査した方々は十分まともだと思いますが。
水俣病も最初は先生のように否定論者が寄ってたかって被害者虐めを繰り広げましたが、結果的には誠意の在る医師や活動家やジャーナリストが被害を証明し、被害を認めざるを得ませんでした。
他の公害病や原爆症なども同じですね。
よって、私は頭からの否定論者側を疑い、肯定論者側のデータ検証が必要であると判断します。彼等が集めたデータを「いい加減」だと決めつけるのは先生の自由ですが、「頭から決めつけ型」の先生が正しいとは思えませんので。
今回の事故では福島医大の医師達が身内だけでヨウ素剤を飲んだということも明らかにされました。
果たしてヨウ素による被曝はどの程度だったのか、これもいろいろな情報が出ているようですが、莫大な量であることは間違いなさそうです。
先生の主張が正しければ、ヨウ素剤服用なども一切必要無いと思われますが、そのような割り切りをしている国も自治体も何処にも有りません。
よって私は「疑う」ことが科学的に必要な事だと考えます。
「俺が証明してるから事実なんだ、俺の言う事を聞かない奴はまともじゃ無い。」と言う科学者が「まとも」だとはとても思えません。
でも先生のそういうところが面白いのですけどね。
>精神病のお一人
私を精神病扱いされるのはこんなネット世界のことですから構いませんが、それならばICRPにしろ政府までがしっかりと1㎜㏜にしてきたことを説明して下さい。そして今でも関係機関はそれらを守っているのは、何故なのかを教えて下さいませんか。
又、どうして科学・医療関係者の殆どはホルミシス効果を認めないのかも知りたいですね。
尚、歯科医はラジウム温泉でさえプラシーボでしかない、と完全否定してしまいました。
私はそれはないだろう、と思ったんですがね。
それでも人工のエネルギーに対応できるような環境に生物が生きられ、より強くなれるのが、多かだか100年もなくて得られるなんて考えるのは、少々無謀だと思いますがね。
>ネチネチと批判
だって富江氏が御自分の意見に賛同されている方の書き込みに御執心としか思えない書き振りでしたからね。
>断言
これは失礼しました。断言まではできませんでした。しかし昔は技師や医者がレントゲン室に居ましたよね。私の子供の頃の経験ですから、相当昔ですが、体の前後にきっとあれは鉛板の入った物だと思うのですが、ベストを着けて立っていた記憶が有ります。それがいつの間にかそんな風景は見られなくなりました。
これこそ、研究や実証から得た結果に基づいて変化してきた事象ではないのでしょうか。
尚、写真と説明文だけなので本当かどうかは確認できませんでしたが、手がケロイド状に成ってしまった技師の写真を見た記憶が有ります。
>避難はしたい人がすればいいのでは?と思ってしまいます。
それをさせまいとして県も国も隠蔽と嘘を重ねているんじゃないですか。その中に鼻血の件も含まれる、と思います。
福島県内33市町村にしか、どちらを選らんでもよい選択権を与えず、それも何時まで経っても執行しない。それなのに都路地区は先に解除する。これでは避難する資金も無しに放り出されるだけです。「すればいい」といっても出来る訳がないじゃないですか。その都路地区の方々も「帰っても住めない家しかない」と言って困って居ました。それでいて来年には補償金も停止されます。
このような手口はイスラエルのパレスチナへの対応や、水俣病とか色々な所で使われたきた指法です。見せ掛けの救済策で人心を惑わせ、その資金にも差を与え分断を作り出し、合同で訴える力を削ぐ。また訴えてきてもはぐらかして時間を引き延ばす。これらの為には、無駄な線引きが必要なのです。
このような雰囲気は地元に行かなくても丸見えですよ。新聞記事位でも理解出来ます。
と言うのが事実です。
それにしては、実際に起こった事象と計算結果は近似値の結果でしたよね。
それを公表しなくちゃ税金の無駄遣いなだけではないですか。
そんなことばかりやっていてもらっては、国民は困るのですが。
何百億円も掛けて、いい加減な計算しかできないなら、やるべきではないですよね。
更にもう一つ見逃しています。前年の10月に浜岡での訓練で、speediのデータを使っていますよね。その時は時の総理大臣であった管首相に提示していますよ。そんないい加減な数字の表を首相に見せたんですか?
そりゃあいくらなんでもヤバくないですか?無責任過ぎるでしょ。
SPEEDIデータを隠したように。
あなたは、「根拠を示さず」「決めつけ」る人ですね。
speediのデータ。
あれは、特別な「仮定」を置いて計算すると
こういう結果がでた、以上の意味はありません。
一般の人に結果だけ、を知らせると誤解が誤解を生み、
詳しく説明しようとしても、
聞いてくれません。
科学的にしっかりと吟味された「実験事実」を
「引用もと」をしっかり示して
本ブログで紹介しても、受け入れず
いい加減なことしか書いていないネットを探し回る
今のあなたが、それを証明しています。
それが怖くて、気象研は、発表を控えました。
科学的に当然に払うべき考慮をして発表しなかったのですが
「隠ぺいだ!」とマスコミにバッシングされたので
発表の責任は、マスコミが負い、気象研の責任はなくなるので、
いい加減な計算でしかなかったが、公表した、
と言うのが事実です。
私のブログに書かれた「解釈」を疑ってもらって結構ですが、
元になるデータを、『自分」で読んでください。
「隠ぺい」が想像に難くない、と言う
根拠のない、思い込みは、止めましょう。
「まともな」人々の意見を集めて、
「想像に難くない」と言う自分の思いの確かさを確かめるようにしてください。
自分の主張を確かなものにするため
「いろいろな」観点からの批判を、自ら、行いますが、
決して「あらゆる」意見への反論ではありません。
そんなことをしたら、
短い一生が、それだけで費やされてしまいます。
無駄です。
「考慮するに値する」情報だけで、良いです。
多くの人の批判にさらされたestablishされた「場」に、
公知になった知見への反論、で十分です。
批判を許さないブログに載った、
根拠がない主張の全てに応える必要はありません。
あなたが、挙げられた情報は、これに相当します。
先生の個人的結論を正しいと思い込むのはご自由ですが、危険性を示すデータが有る以上は自説を疑ってみることも必要ではないでしょうか?
たとえ先生の説が正しいのだとしても、少なくとも厳重に管理されており、絶対にばら撒かないと約束されていた毒物が大量にばら撒かれた状態では、多くの人が不安に思い、心理的に病気を引き起こすことだって想定出来る訳ですし、過去の例からも国や学者が嘘を付いて被害を隠蔽するということも想像に難くない訳です。
そういった被害者の訴えを簡単に氏思想信条の問題に転嫁して潰してしまう先生の答弁は被害者に対して非常に感情的であり、科学的では無く、逆に不信感を募らせます。
先生のブログは科学的なようでいて、そうでもない、人間というものの陽の面と負の面が素直に表現されているので面白いです。
さて、このような調査も有ったのですね。
《福島で「鼻血」が出ていたことを示す統計》
☆水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染
(注:PDF)
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/661/661-01.pdf
18ページから
双葉町、丸森町両地区で、多変量解析において木之本町よりも有意に多かったのは、体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすいなどの症状であり、鼻血に関して両地区とも高いオッズ比を示した。
↓
01. 2014年5月17日 07:36:31 : ltWLWvZbyI
これは
「法政大学大原社会問題研究所」
の
「大原社会問題研究所雑誌 661号 2013年11月号(10月25日発行)」
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/661/index.html
に掲載された論文ですね。
調査方法、統計処理に問題が無ければ無視する事は出来ません。
> なぜ私が子どもに聞けばいいなどと、
> あなたにそこまでネチネチと批判されなければいけないのでしょうか。
>
> そして、放射線技師は
> >放射能の影響は受けません
> と、断言できるのはなぜでしょう?
宣伝など全く無関係なものは削除しますが、
どんなに口汚いコメントも公開する方針を貫いてきたため、
lemon07さんに不快な思いをさせてしまいました。
申し訳ありません。
武尊43は、
放射線装置から放射線が漏れることを知りません。
知らないくせに、知っている人に向かって
無知をさらけ出して罵ります。
自然の放射線は大丈夫だが、
原発などで作られる放射能から出る放射線は危険極まりないと
信じている様です。
全くの、ばか、です。
そちらの病院を困らせる
精神病のお一人、です。
まともな議論ができない
決して少なくない、こういう方々を、どうやって治療できるのか、
心の病の専門医に登場してもらいたいですが
なかなか出てきてくれません。
私のコメントにご不満があるようで私の勉強不足はお詫びいたしますが、
なぜ私が子どもに聞けばいいなどと、
あなたにそこまでネチネチと批判されなければいけないのでしょうか。
そして、放射線技師は
>放射能の影響は受けません
と、断言できるのはなぜでしょう?
患者さんが怒りだす件は私が長年勤めてきた経験上、
中にはそういう人もいるということで、
怒りだすことと原発のことはまた違う話になります。
あなたは放射線技師それとも医療関係者の方ですか?
私も以前は福島に住んでいました。
今も定期的に被災地の様子を見にいっております。
避難区域から道路を隔てた道の反対側では
たった数メートルしか離れていないのにその場所では住民が震災後も普通に生活をしています。
何を分けてこの数メートルの距離なのか私には理解できません。
このせいで強制的に避難させられ、
結果、田畑が荒れ放題になり途方に暮れているお年寄りたちが多くいるのも事実です。
若い人ならまだしも高齢者の避難は精神的なダメージが大きいです。
避難はしたい人がすればいいのでは?と思ってしまいます。
確かではないことを必要以上に関係のない人たちから騒ぎ立ててほしくないという想いもあるようです。
> によると2012年2月に出版されている彼らの本?に出ているようですので、
探し方が悪いのでしょうが、そういう文章を探せませんでした。
どういう本を出版したのか、書いて頂けば有難いですし、
もしできるならば、あなた自身でチェックしていただけるともっと有難いです。
その情報が正しいとして、
「美味しんぼ」が書かれたり、前町長がおかしなことを言わないように
ネットで、おかしな前町長擁護論が燃え上がらないように
山田氏には、その結果を宣伝してほしかったですね。
そして、ブログ記事に書いたように
その所属の会の名称から、
彼は、ホルミシス効果があったと、いう結果は、受け入れたくなかったでしょうから
ホルミシスをしっかりと否定するために
本格的な統計調査を
厚労省などに働きかけるべきだった、
と思います。
先ず放射線科の方々は絶対照射中の部屋には入りません。鉛ガラスの子窓とドアの向こう側に居ます。ですから放射能の影響は受けません。この女性も、自分の子供に聞くべきです。「放射能扱っていて怖くないの?どうして安全なの」ってね。きっとこう答えるでしょう「授業で危険性を教わってきたから、回避する術をしっかり採っている」ってね。
それをまるで猫可愛がりな返事をする貴殿が可哀そうになってしまいました。
又、患者さん達が怒る人までいる、という件ですが、そんなの当たり前でしょう。自分達には4万㏃以上の場所に寝起きさせ、飲食をさせて置きながら、原発敷地内では汚染タンクが放射線化して1㎜㏜以上も出ている事を危険視し、研究所や実験所内では4万も付いていたら手の皮が破れるまで洗わせ、寝起きどころか飲食など以ての外にしているからですよ。
このダブルスタンダードを改正しなければ、一般国民は納得しません。
貴殿にも論文でも書いて行政政府にこの問題を解決するよう提言なさることをお勧め致します。
それにホルミシスって人工核種にも有効なんですか?有史以来生物が放射線による影響を利用してきた、という考え方に反対はしません。懇意にしている、知り合いの歯科医は完全否定しました。このように放射線をしっかり勉強してきた人は否定します。
それでも私も自然放射線なら効果が有るんじゃないかと思っている人間です。しかし人工核種には対応できる時間的優位性はないと思っています。
この山田氏の調査を鵜呑みにするのは、統計学上まだ早い様な気がします。貴殿も書いているように人数の確認など、もっと詳細が必要でしょう。
最後に美味しんぼうは鼻血は象徴として書いているだけです。問題はその根本である、フクシマイチエフの事故が起きた事そのものを批判したい、と思って描いているのです。誰も責任をとらない無責任体質や危険と思う人にはそれなりの対応を採るべきなのに、それを行わない行政への非難です。
そのことでいくら貴殿が逆に体に良い、と言っても、それまでの対応と180度反対では納得しない人の方が多いと考えませんか?
によると2012年2月に出版されている彼らの本?に出ているようですので、今頃出てきたのではなくて、確かあったのよな?でメディアが山田医師にインタビューした、ってのが正しい認識ではないでしょうか?
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