ヤスこと安田紗代・・ ニンゲン・紗音人格 ニンゲン・嘉音人格 魔女・ベアトリーチェ人格 を有している |
一族の心中計画 (1)近親相姦によって生まれた不義の子 父の名は金蔵、母の名はベアトリーチェ(二代目) 金蔵と二代目ベアトの関係は実の親子である。 よって、ヤスにとって金蔵は母方の祖父でもあるのだ。 (2)子を成すことができない体 ヤスは赤子の頃、夏妃に突き落とされた際の大怪我で生殖能力を失う。 (1)と(2)を知らされたヤスは自身を「家具」と呪うようになる。 (3)恋の悲劇 恋の相手は三人。譲治と朱志香と戦人である。 だが三人とも近親者である。そして三人は上記のことを知らない。 譲治の求愛と朱志香の想いに対し、どちらを選ぶのか悩むヤス。 紗音として譲治を選ぶのか、嘉音として朱志香を選ぶのか・・・? 選ばないと地獄。選んでも地獄。 その上、間が悪く、戦人が帰還してしまうがために 三つ目の選択肢が生ずる。すなわちベアトリーチェとして 戦人を選ぶのか、が追加されてしまうのだ。 そのため、ヤスの恋の苦しみは、もう抗えないまでに至るのだ・・・。 (4)呪われた一族・・・右代宮家 ヤスにとって・・・ 金蔵・・全ての負の連鎖の根源 蔵臼・・憎しみと暴力の連鎖をつないだ男 夏妃・・運命を狂わせ、「家具」にした女 絵羽と秀吉・・譲治との未来を阻む存在 留弗夫と霧江・・戦人が帰らない理由を作った存在 楼座・・真里亞を虐待する存在 源次、熊沢、南條・・金蔵の協力者であり、間接的に現状を作り上げてきた存在 郷田・・私利私欲のために夏妃と関係を結ぼうとしている男 元々右代宮家は、他人を陥れ搾取し、罪にまみれて生きてきた呪われた一族である。 彼らが破綻するのは時間の問題。一組の家族の破綻により、 そこから次々と他の家族の悪行が暴かれ、結局は全てが破滅するに違いない。 それが運命、因果応報。 (1)〜(4)により、ヤスは・・・ 「全員、呪われた肉体の枷・しがらみから解放!愛する者たちは魂で結ばれる」 ことを望むまでに狂気と絶望に襲われる。 そして、一族全員と心中を考えるのだ・・・・・ そのしわ寄せが縁寿を襲うことを想定できることもなく。 |
毎回共犯者が違う。 大人達は全員金に困窮している。 買収は容易い。 |
場の全員が了承した嘘は 現実として描かれる。 密室空間であればなお好ましい。 黄金蝶が見える人間は犯人側か死者。 買収されていない者は死の30分前まで 蝶は見えない。 |
誰か私を止めて下さい。 私は"絶対"を願わない。 あなたに解いてほしいから、 あなたを追いつめすぎない。 勝って皆で死ぬのも、 解かれて私が負けるのも、 私の望む結末。 |
ゲーム世界において奇跡は"絶対"に起こらない。 (奇跡の例1)前回の失敗の反省を教訓に、今回は惨劇回避に臨める。 (奇跡の例2)全員が信じあい、惨劇回避に臨める。 |
ゲーム期間は10月4日〜5日の2日間。 ベアトの魔法ルール(【ルールX】【ルールY】【ルールZ】)が支配する。 10月5日24:00を経過すると、 右代宮家は時限爆弾で消滅し、ヤスの心中は成し遂げられる。 六軒島の魔女伝説は、金蔵が六軒島の所有者となった頃より存在するため、 後年になって、世間から魔女伝説が語られるに至るのは容易い。 |
"絶対の赤字"を鵜呑みにすることは、ベアトの術中に陥ることを意味する。 何故なら、赤字は真実だが、ニュアンスが異なるからである。 そのニュアンスを読み解くことこそ、真相に至る道である。 (例:人数トリック、死亡トリック) |