福岡 朝倉の小学校門柱 50キロ以上離れた海岸に漂着
九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市にある小学校の木製の門柱が50キロ以上離れた佐賀県白石町の有明海の海岸で見つかりました。筑後川に流されたあと海岸に漂着したと見られ、町は現地の復旧状況を見ながら直接返還する予定だということです。
見つかったのは九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の杷木地区にある松末小学校の木製の門柱です。高さおよそ3メートル、直径およそ40センチあり、表面に学校名が彫られています。
学校から有明海までは50キロ以上離れていますが、豪雨のあとの今月11日、佐賀県白石町の職員が朝倉市などを流れる筑後川から漂着したものがないか海岸を見回っていたところ見つけたということです。
門柱は海から引き揚げられたあと町の教育委員会で保管されていて、今後朝倉市の復旧状況を見ながら引き渡しが可能になった段階で、町の職員が直接返還する予定だということです。
引き揚げ作業に当たった白石町役場の堤弘喜さんは「思い出がある門柱だと思います。一刻も早い復興のためにもきちんとお返ししたいです」と話していました。
学校から有明海までは50キロ以上離れていますが、豪雨のあとの今月11日、佐賀県白石町の職員が朝倉市などを流れる筑後川から漂着したものがないか海岸を見回っていたところ見つけたということです。
門柱は海から引き揚げられたあと町の教育委員会で保管されていて、今後朝倉市の復旧状況を見ながら引き渡しが可能になった段階で、町の職員が直接返還する予定だということです。
引き揚げ作業に当たった白石町役場の堤弘喜さんは「思い出がある門柱だと思います。一刻も早い復興のためにもきちんとお返ししたいです」と話していました。