便秘と青汁。一週間試してみた結果

とってもストレートな名前の青い汁、それが「青汁」。
「あおじる」の「じ」の濁音に不気味感を感じて避けていたのは私だけでしょうか……。

ドロリと濃い緑色の液体は、見るからに体にいいんだろうな~とは思ってはいたけれど、『じ』の音+色の気味悪さから、なんか遠ざけていました(笑)。

それに、、、恥ずかしながら便秘にも効くとは知らなかったのです。でも、知ってしまったら試さずにはいられない!早速一週間試してみましたァ。

 

そもそも青汁ってなに?

青い汁、あおじる(しつこい~)。

何かしらの緑黄色野菜のジュースなんだろう、と想像はつくものの、実際どんな種類の野菜が入っているのか、そしてその効用を詳しく知っている人って意外に少ないのではないでしょうか。

青汁は便秘だけではなく、血液をサラサラにして悪玉コレステロール値を下げる、ダイエットやむくみ解消、美肌効果、生活習慣病対策などに効果を発揮すると言われています。

青汁の原料はメーカーによって違いがありますが、多くの場合主原料として使用されているのは大麦若葉、ケール、明日葉、桑の葉。これらの緑黄色野菜を生のままギュッと絞ったエキスにその他成分(オリゴ糖やその他の栄養分など)を配合している場合が多いようです。

ここまで調べて、何でこれを早く試さなかったのかと・・・ちょっと後悔。

 

青汁が便秘に効くと言われているワケ

それはズバリ、食物繊維です!
ここで、青汁作戦の2大チェックポイントをご説明しましょう。

チェックポイント1:食物繊維の含有量

青汁の原料として使われている大麦若葉やケール、明日葉、桑の葉などには食物繊維が豊富に含まれているので、これらを絞った青汁にも食物繊維が豊富に含まれていると言う訳なのですが、ここで・・・ちょっと待った、なんです。

商品によって食物繊維の含有量が異なる

実は商品によって食物繊維の量には大きな違いがあるのです。大麦若葉を主原料として使っているある青汁のサイトには

「大麦若葉の栄養素は、人間が吸収消化することができない固い繊維質の中に含まれているので、繊維質を取り除かないといけません」

と説明されています。

……私が欲しいのはその食物繊維なので、取り除いちゃったら意味がないんじゃない?と思ったのですが、大丈夫!取り除かれた絞りカスには不溶性食物繊維が、そして絞り汁には水溶性食物繊維が残っているようです。

商品によっては工夫を凝らして、絞り汁に不溶性食物繊維を取り込んだものもあります。

商品の原料と加工法のチェックが必要

基本的には原料そして加工法によって、食物繊維の量は商品ごとに違いがあります。だから便秘改善をメイン目的とした青汁作戦では、食物繊維含有量が大きなポイントなんです。

チェックポイント2:食物繊維の種類

調べて行くうちに見慣れた情報が目に入ってきました。

青汁で逆に便秘になる?!

これ、以前身を以て体験した「食物繊維の摂り過ぎで逆に便秘になる」に似ているのでは……と調べてみると、やはり同じロジック!青汁の食物繊維はほとんどが水溶性食物繊維と考えることができるようですが、商品によっては不溶性食物繊維を多く含んでいる物もあります。

含まれる食物繊維のチェックが必要

不溶性食物繊維とはその名の通り水分に溶けるのではなく、水分を吸収して大きく膨らむ食物繊維のこと。不溶性食物繊維ばかりを偏って摂ると、固い便になってしまって便秘がひどくなることがあるのです。そのため、青汁に含まれる食物繊維が不溶性なのか、水溶性なのかもチェックしなくてはいけません。

 

私の青汁一週間体験記

青汁の基本リサーチが終わり、いよいよ商品選定です。(この瞬間が一番楽しい)

青汁について調べて行くうちに、無添加モノやらオリゴ糖配合やらフルーツ味やら、たくさん種類があることがわかりました。そしてその数ある青汁の中で選んだのが「桑の葉」を主原料としたもの。

なぜ「桑の葉」青汁を選んだのか!

なぜポピュラーな大麦若葉やケールの青汁じゃないのかと言うと、私の大好きな抹茶味の青汁があった!という、ある意味外道な理由です(ぅふ)。

私、実は葉野菜の青臭さが大の苦手。青臭さの集大成のようなイメージの青汁に、大いなる拒否反応があったんですよね……。

さて、どんなもんかな~と楽しみにしていた桑の葉の青汁がとうとう到着、早速飲試してみたところ、大正解です!青臭さの一切ない抹茶味で飲みやすく、毎日ゴクゴクと飲むことができました。

青汁と私のおなかの相性は???

味だけでなく、桑の葉青汁は対便秘・青汁チェックポイントその1、食物繊維含有量もかなり優秀!桑の葉の食物繊維量は大麦若葉やケールを上回るのです。

ただ不溶性食物繊維が多いので、水分や水溶性食物繊維を他の食材から意識的に多く取入れるようにしました。

1・2日目

毎においしく飲めているんですが、おなかに変化があるかというと…別段いつもと同じ感じ。

3・4日目

腸がよく動いているという感じも…あまりなし。でも、便意がいつもよりしっかり出てきたかな、という感じです。ということは便のカサが増えていることなんでしょうか。

それと、少し出やすくなったかな…そんな感じです。

あっという間に桑の葉青汁生活の一週間は過ぎ……

やっぱりこれだけでモリモリ快便に!!とはいきませんでした(しょぼん)。でも便意を感じる回数や排便のしやすさはマシになったような気がします。

 

便秘対策はやっぱりひとつに絞るのではなく「三本の矢」方式、青汁(食物繊維)+ビフィズス菌+運動などを組み合わせないと効果が出ないかもしれませんね。

でも今回桑の葉青汁を試してみて、王道・大麦若葉やケールの青汁と効果に差はあるのかどうか、試してみたくて仕方がありません(笑)。

美味しくないと言う話もよく耳にするけれど、どれほどのモノなのかも怖いものみたさで試してみたいな~と……それでは次の人体実験は大麦若葉で!(ちょっとマゾ的)

 

>>カスピ海ヨーグルトと便秘の相性を1週間検証してみた

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