豪で二重国籍判明の国会議員の辞職相次ぐ
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二重国籍の人が国会議員になることを憲法で制限しているオーストラリアで、野党の上院議員2人が、二重国籍だったことが相次いで判明し、いずれも議員を辞職しました。
オーストラリアの野党「緑の党」のラリッサ・ウォーターズ上院議員は、18日、オーストラリア東部のブリスベンで記者会見し、オーストラリア国籍のほかに、カナダ国籍を持っていたことを明らかにしました。
ウォーターズ議員は、オーストラリア人の両親のもとカナダで生まれ、カナダ国籍も得ていましたが、1歳になる前にオーストラリアへ移住したため帰化したものと思い込み、カナダ国籍を放棄する手続きを怠ったとしています。
ウォーターズ議員は会見で、「私は人生のほぼすべてをこの国で過ごしているので、二重国籍とわかって困惑している。党と支持者に申し訳ない」と涙を浮かべながら謝罪したうえで、責任を取るため議員を辞職すると発表しました。
オーストラリアでは、今月14日にも同じ党に所属するスコット・ラドラム上院議員がニュージランドの国籍も持っていたとして議員を辞職したばかりです。移民が多いオーストラリアでは、少なくとも国民の6人に1人が二重国籍者と見られていますが、二重国籍の人が国会議員になることは憲法で制限されています。
ウォーターズ議員は、オーストラリア人の両親のもとカナダで生まれ、カナダ国籍も得ていましたが、1歳になる前にオーストラリアへ移住したため帰化したものと思い込み、カナダ国籍を放棄する手続きを怠ったとしています。
ウォーターズ議員は会見で、「私は人生のほぼすべてをこの国で過ごしているので、二重国籍とわかって困惑している。党と支持者に申し訳ない」と涙を浮かべながら謝罪したうえで、責任を取るため議員を辞職すると発表しました。
オーストラリアでは、今月14日にも同じ党に所属するスコット・ラドラム上院議員がニュージランドの国籍も持っていたとして議員を辞職したばかりです。移民が多いオーストラリアでは、少なくとも国民の6人に1人が二重国籍者と見られていますが、二重国籍の人が国会議員になることは憲法で制限されています。