便秘とのお付き合いも20年越しともなると、いろんなアドバイスをもらいます。そしてほとんどの人から聞かされるのが「ヨーグルトは便秘に効果的だ!」という話です。もちろんヨーグルトは、便秘かも?と感じると誰でも1度は試してみるほど有名ですね。
でも、「いざ便秘解消に良いヨーグルト」を選びを始めてみたら、いろいろな種類がありすぎて迷ってしまいました。そこで、まずは歴史の古いブルガリアヨーグルトから試してみることにしました。
ブルガリアヨーグルトが便秘にいいと言われるワケ
便秘に効果的だといわれているのがヨーグルトに含まれている乳酸菌です。しかし、乳酸菌だけであれば納豆やキムチにも含まれています。
なぜブルガリアヨーグルトがいいのでしょうか。
ブルガリアヨーグルトについて
ブルガリアヨーグルトは、明治から販売されているヨーグルトで本場ブルガリアのヨーグルトに感銘を受けた明治乳業幹部により開発が始まりました。
明治ブルガリアの「ブルガリア」という言葉はブルガリア政府から正式に許可がされており、ヨーグルトを作る際に必要不可欠な「菌」も定期的に本場ブルガリアから輸入しています。現在ではブルガリアヨーグルトにも様々な種類があり、脂肪ゼロや飲むヨーグルトも有名です。
ブルガリアヨーグルトを選らんだきっかけ
お店に行くと何種類ものヨーグルトが販売されています。
選んだ理由
- 本場のヨーグルトを使用してみたかった
- 消費者庁から特定保険食品に認可されている
- 昔から愛されている商品なので美味しい
この3つの理由から、私は便秘解消に挑戦するにあたってブルガリアヨーグルトを選びました!
ブルガリアヨーグルトに含まれる菌
ブルガリアヨーグルトには「ブルガリア菌2038株」と「サーモラフィス1131株」が含まれています。
LB81乳酸菌
テレビのCMで「LB」という言葉を聞いたことがありませんか?
LBとは乳酸菌の英語の頭文字で、それに「ブルガリア菌2038株」と「サーモラフィス1131株」の株の末尾の数字をくっつけているんです。
2つの菌が一緒に働く
二つの菌を一緒に生育すると、短時間で菌が増殖するのだそうです。「ブルガリア菌2038株」の特徴は、腸内の善玉菌を増やす効果が研究で明らかになっています。つまり、整腸作用に優れた乳酸菌と言えるのですね。
「サーモラフィス1131株」も整腸作用に優れた乳酸菌。だから、この二つの菌が一緒に働いて、腸内環境を効率よく改善してくれるわけなんですね。
ブルガリアヨーグルトの効果
2つの菌の共生で生まれる効果はいろいろあります。
便秘の解消
LB81乳酸菌のには便の回数を増やす効果があるため、便秘の人にはとても効果的だという研究結果があります。
そして、腸管バリア機能も改善してくれるので、腸の老化を防げます。腸内環境を改善しながら、腸を若く保ってくれるすごい力を持っています。なんだか良いことづくめって感じですね!
便の臭いの軽減
便秘の人は、おならや便の臭いがキツイといわれます(私の長年の悩みの一つでもあるんです)。これは、腸内環境が乱れているためです。
LB81乳酸菌に含まれる善玉菌は腸内環境を整える働きがあるため、便の臭いが軽減されたという結果がでています。
「便は臭くて当たり前」だと思われるかもしれませんが、便の臭いも自分の腸内環境を知るバロメーターになるんですね。
美肌効果
便秘とは関係ありませんが、LB81乳酸菌は美肌に効果的なんだとか。理由は、腸内環境が整うことによりニキビや肌荒れがなくなるからだそうです。
また、最近ではLB81乳酸菌には長寿効果もあることがわかってきているそうで、特定保険食品に認定されているだけありますね!
1週間ブルガリアヨーグルトを試してみました。
言葉や口コミでは便秘解消に効果的なことがわかりますが、本当に効果があるのかわかりませんよね?
そこで、実際に1週間ブルガリアヨーグルトを食べてみました。
実践結果
ヨーグルトで便秘を改善するためには乳酸菌が腸まで届くことが大切なので、食事をした後の胃酸が落ち着いている食後に食べると便秘に効果的だといわれています。
そのためデザート感覚で毎食後100g食べてみました。
ヨーグルトのお勧めの「1日摂取量」は100gなので、ちょっと食べすぎか、とも思ったんですが、頑固な便秘を改善したかったので摂取量は気にせずに食べていました。
便秘に効果的な時間帯は朝
便秘に効果的な時間帯は朝食後!
この時に食べるのが一番効果を期待できるそうです。ということで、忙しい日には朝ごはん代わりにヨーグルトを食べたりしてみました。
便に変化が現れる
便秘に動きがあったのは2日目の夕方。
昼頃からお腹の張りやグルグルといった腸の動きを感じていたんですが、夕方になってしっかりした便意が起きました!
すっきり排便♪しっかりした形でしたが、ちょっと固め。今まで詰まっていた便が出てきた感じです。「この調子で出てくれれば便秘解消だ!」と思っていましたが、体がすぐに慣れてしまったのか便は出なくなりました。
そこで、ヨーグルトの食べ方を変えてみました。
ホットヨーグルトに挑戦
乳酸菌は発酵食品と同じような菌類なので、温めると元気になり腸までしっかり届くようになります。乳酸菌は40℃前後が一番活発に動く温度なので、少し暖めて食べるようにしました。ただし、50℃を超えてしまうと乳酸菌の動きが弱まり60℃になると死滅寸前なので注意しなければいけません。
ホットヨーグルトは初めてでしたが、体が温まって血行がよくなるからなのか次の日には排便が見られました。
しかし・・・
またもや体が慣れたのか、便は2日続けて出ただけ。音沙汰なしになりました。
ところで、ヨーグルトを毎食後に食べ続けていましたが、糖質オフの商品のおかげか体重に変化は出ませんでした。
ブルガリアヨーグルトを毎日摂取しても、毎日「すっきり」にはならなかったです。食べ方に変化をつけながら続けることで便通に変化はあるものの、「1週間ブルガリアヨーグルトお試し」では、毎日すっきり排便には繋がりませんでした。
正直なところ、ちょっとがっかり・・・私の便秘が頑固すぎるのかヨーグルトが合わなかったのか、それとも1週間で結果を出すのは早すぎるのか。理由は一つだけじゃないのかもしれません。
ピンっとひらめきが!ブルガリアヨーグルトを食べるのと同時に、乳酸菌の餌となるオリゴ糖などを一緒に摂取して、腸内環境自体を改善していけば次第に毎日でるようになるのではないか・・・これはいい便秘解消アイデア!オリゴ糖も試してみたくなってきました。