お詫びとお知らせ

2017年 07月14日 (金) 15:48

このようなことを活動報告でわざわざ書く必要があるのか、という思いがないではありませんが、更新が止まっている件もありますので、まずはしなければならないお詫びからということで。

拙書『陶都物語』の続巻についてですが、出版者様の営業判断で刊行はなしということになりました。
作者の力及ばずこのような仕儀となりまして、書籍を手に取っていただいた読者様には本当に申し訳なく、どのようにお伝えするべきかかなり悩んでおりました。
2巻までは保障と約束していただいていたものがあっけなくひっくり返ってしまったことには作者として思うところもあるのですが、予想販売数かかなり思わしくなかったそうで、その際に生ずるリアルな損害について言われるとどうにも受け入れざるを得ませんでした。

何がどういけなかったのか、現時点では作者にもわかりません。
ただ、本作に何か販売につながらない致命的な理由があったことだけは間違いないのです。
前述の営業決定が通告されまして、作者なりに深く反省、気持ちが冷静になるまでに少し時間をいただいてしまいました。

今のところ、問題があるのだろう本作の更新をだらだらと続けるつもりはありません。何らかの結論、もしくは解決に至るまでの道筋が見えなければ書く意味がないと自身で決めました。
作者にも物書きとしてのプライドもありますし、筆を置いてしまわないための気持ちの強さを維持するには書き続けるしかないことも分かっています。

いろいろといわなくていいことを言ってしまいそうなので、このあたりでやめておきます。

ともかく応援してくださった方々に、伏してお詫び申し上げます。



気持ちのぶつけどころに中編程度の作品を書き始めました。
ある程度書きあがったら放流いたします。



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追記

言葉足らずになってしまいまして、訂正ではなく追記と言う形で補足させていただきます。
『陶都』の続きはいずれ必ず書きます。郷土を題材として取り上げて、そのまま投げっぱなしにはできませんので。
ただ、IFルート的な模索はすると思います。例えば地元話で終始するまとめ方などもあるかもしれませんし、別要素を付加していくというやり方もありなのかもしれません。そういった構想を含めましたクールダウンの期間が必要であると判断し、休止を決めたと言うことです。

こうして励まし、叱咤の言葉をいただきますと、凍えた手を火にかざしたみたいに暖かさと同時に痛みも感じます。

コメント

まふまふさん、はじめまして。
続編販売中止驚きました。
実は私、そこそこの年齢なので恥ずかしくてまだ買いに行けてなかったんです。
今からでも売り上げが伸びたら続編復活しませんか?
復活の可能性があるのなら今すぐ買いに行きます。
にゃんこママ  [ 2017/07/18 10:04 ]
金出さない人は、何があっても金を出さない。ジャンプの立ち読みと同じ層。だから、意味が無い。発言する権利無し。っというか態々書くな。一体何をアピールしてるんだ?あと編集になったらも意味不明ですよ。人それぞれ人生があっ、何かをやりたい欲求があります。態々何で編集目指さないといけないのでしょうか?あと、この作品物氾濫してる時代に、似たような作ってもアタリませんよ。ニッチな時代ですので。
きせっち  [ 2017/07/18 08:59 ]
とても大好きな作品で今回のお知らせにはとても残念です。
これからも応援しております。
坂崎ふれでぃ  [ 2017/07/18 08:37 ]
一読者として正直に言うと、タダだから暇潰しに読んでいたのであって、お金は出せませんでした。
necot3a  [ 2017/07/18 08:10 ]
この作品が好きです。

最初の部分はとっつきにくいが大原レスキューあたりから加速度を増して面白くなっていき、今では更新をまだかまだかと楽しみにしていたので残念ですが、作者さんの心情を思えば待つことは苦ではありません。再更新の時までお待ちしてます。

読めばどんどん面白さがわかる作品なので、違うかたちでまた機会があると信じています。
紫金月  [ 2017/07/18 08:03 ]
昨夜キンドルショップで見つけまして、あとがきまで読んでハイテンションだったのですが残念です。
このお話、序盤は雌伏の時期が多いので、売れなかったのはそのせいだったのでしょうか。
大々的な歴史の改変を始める小天狗編まで一気に刊行していたらよかったのかも。
WEB版の方も続きを待望しておりますので、ぜひ執筆をお願いします。
ヘスティア  [ 2017/07/18 06:49 ]
個人的には『陶都物語』は面白い話です。
ただ感じたのは出版社の宣伝不足が大きいと思います。
なんせ、出版されることを知ったのはこちらの活動報告で他にはありませんでした。
さらには本が置いてある店も、本の数も少な過ぎたと体感しました。
『陶都物語』大好きです。
続きを楽しみにしてます。
山の影  [ 2017/07/17 22:42 ]
 「売れなかった」事については非常に残念ですが、僕個人としては時代物で先に書籍化されて続刊が出ている作品よりもずっと面白いと感じています。
 ですので出来ればこのまま路線変更せずに作品を続けていただきたいと思っています。

 ただ、単純な俺TUEE物ではないしいわゆるハーレムでもないのでHJさんの売れ筋の作品とは趣向が違ったのかもしれません。
(そもそもヒロイン達が魅力的じゃないみたいなことを述べられていた方がいましたが、どのヒロインも微笑ましく可愛いと感じていた僕は異端なのでしょうか。)
双子犬  [ 2017/07/17 17:01 ]
やたら編集にダメ出ししまくってる人が多いけど、現役の編集より編集者として能力があるなら就職してみたら?多分不採用だろうけど。

作者を擁護したいがあまり、内容は悪くなくて、売り方が悪いとか編集(構成とかテコ入れとか修正とか)が悪いってことにしても作者にとって良い結果にならないよ。

過去の感想でもあったけど、主人公の年齢が低すぎる。ファンタジー要素でそこらへんをカバーできる異世界が舞台ならまだしも、歴史ものでしかも題材までニッチなのにこれは最初でつまづく人が多いよ。その他にもいろいろあったはず。

なろうで書籍化した作品の感想を書いていた者は、書籍の売り上げに占める割合で言えば、数%程度。というか、それくらいの割合になるくらい新規読者を確保できないと続巻刊行は難しい。

作者が本当に今後も本を出したいなら、今回の件でできた出版社との縁を切らないようにして、また、しっかり一般読者の反響を聞いて受け入れられる本づくりのスキルを磨いていって欲しいですね。

読人  [ 2017/07/17 16:52 ]
web版は好きで続きを追ってきたけれど、本を買わなかったヒドイ読者です

書籍の表紙イラストは、私的には良かったです
絵師さんに恵まれてよかったな、と思っていました

なぜ本を買わなかったのか、というと

・主人公に恋してついてくる幼い少女が死ぬのが悲しくて、お金をだした本で見たくない
・幼児である主人公を本気でぶん殴る大人である伯父が気分悪くて、お金をだした本で見たくない
・個人HP時代から現実時間で長い時間が経っていて、百万字以上書いているけれど、このペースで物語を完結までもっていけるのか、出版した本を完結までもっていけるのか、かなり疑問

このあたりが理由で、web版の続きだけ追っていこう、と考えていました

申し訳ありません
ハロハロ  [ 2017/07/17 13:29 ]
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