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(富)島谷君。(島谷)はい。
ちょっと 話せるかしら?はい。
(鈴子)でもさ みね子。(みね子)はい?
(鈴子)大丈夫なの?ん?
♪「Pon pon pon…」
♪「愛の言葉をリル」
♪「シャイなハートがドキドキ」
♪「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」
♪「瞼閉じれば蘇る」
♪「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♪「ずっと この胸に抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♪「夜の酒場で Lonely」
♪「あの娘 今頃どうしてる?」
♪「さなぎは今、 蝶になって」
♪「きっと誰かの腕の中」
♪「肩寄せ合い 声合わせて」
♪「希望に燃える 恋の歌」
(鈴子)そんな顔しなくていいんだよ。
別に 反対だとか言ってるわけじゃないんだから。
反対されたって 気持ちは変わらないだろうし… ね?
ただね ちょっと心配なだけ。
(高子)何でですか? 鈴子さん。いい子ですよ 爽やかだしねえ。
(安江)うん 礼儀正しいしほら 赤飯づくりの時も優しくて。
そうそうそう!ね~!
一度ね うちに食べに来てくれたんだけど「おいしいですね」なんて言うからさもう 餃子 サービスしちゃったわよ。(笑い声)
(高子)その気持ち 分かる。(安江)分かるでしょ?
いい青年だとは思ってるよ 私も。
たださ…。
みね子がさしなくてもいい苦労とか感じなくてもいい哀しい思いとかをねするんじゃないかって。
だって もう十分背負ってるんだもの みね子は。
それは 私と島谷さんが違うからですよね。
そうだね。
でも 島谷さん言ってくれたんです。
自分で言うのも恥ずかしいけど…。
俺が好きなのは父親が いなくなって東京に出てきた大変な女の子じゃなくて谷田部みね子という一人の人間だからって…。
そう言ってくれたんです。
それが うれしくて…。
この世界の中で私のこどを好きだって言ってくれる人がいるって。
うれしくて それが。
だから 私も自分とは違うかもしんねえけどお金持ちの大学生ではなくて島谷純一郎さんを好きでいようと思いました。
♪~
なんて顔してるの あんたたち。
だって…。(2人)ねえ!
そうか 好きなんだねえ。
はい。
そうだよね。
ちょっと古いのかな 私も。
そう 古い古い古い!3回も言わなくていい。
すみません。(笑い声)
心配しすぎかね 私は…。
いや うれしいです!ありがとうございます。
恋はしないとね。「いのち短し 恋せよ乙女」ってね。
へぇ。
う~ん こういうの何て言ったんだっけ?
ついさ 先回りして言ってしまうみたいなの。
え~っとね 何だっけ…。「急がば回れ」。
違う。
あっ 「転ばぬ先の杖」。
あぁ そうなんだけど…。違う 違う。
老婆心。あぁ 老婆心!
そうそう 老婆心。
ん?ん?
老婆って言った? 今。
いやいや そういう意味じゃなくてそういう意味じゃなくて!
安江さん! ね? 違うよね。違う違う違う。
♪~
回想 みね子ちゃんとおつきあい始めたって?
はい。
そう。
あなたのお母さんとは時々 お電話でお話ししてるの。
知ってるわよね?はい 知ってます。
とても心配されてる。
大事な大事な 跡取り息子だから。ね?
ええ。
あなたのことを どうかよろしくお願いしますって。
電話の向こうで泣いてらした。
今でも 週に一度は 電話があるわ。
「どうしてますでしょう?変わりないでしょうか?様子に 何か 変わったところはないでしょうか?」。
そうですか。
今日辺りお電話ある日だと思うけどどうする?
えっ?
言わない方がいいわよねみね子ちゃんのことは。きっと ものすごく心配される。あなたのこともみね子ちゃんのことも店子だし大好きな若者だから 応援したい。
でも お母様の気持ちも私は分かる。
身分違いの哀しい恋をたくさん見てきたからね。
いや身分なんて 今どき そんな…。
100年たったって なくならないわそんなもの。
♪~
(富)じゃ…。
お電話あっても とぼけとくわね。
はい いつか 自分で話します。
島谷~ 行かないのか?うん。
ありがとうございました!ごちそうさまでした。
お疲れさま。はい!
はい。ありがとうございます。
仕事 大変?いいえ。
まぁ そりゃ疲れんのは当たり前だけど足も痛ぇなぁと思うけど楽しいっつうが 面白いです。
決められたこどを時間いっぱい きっちりやってた前の仕事も好きだけどお客さん商売は毎日毎日が違うっていうかまっ 当たり前だけど毎日 お客さんが違うから何が起こっか分かんないとごがあって面白いです 飽きないです。
へぇ そっか。はい。
でも あれですよすずふり亭の料理は食べて帰るお客さんみんな 満足そうな顔して帰るし食べてっ時もおいしそうな顔して食べっから何だか うれしくなんです。
・それが あんましおいしくないってなるとちょっと つらいなって思うこどもあります。
うん。
つまんないですかね 私の話。
何で? 面白いと思うしなるほどなって思うよ。
それに…。それに?
楽しそうに しゃべってる顔好きだし。
♪~
アハハ!
その顔 私 好きです。
えっ? どげんやったかね?
ちょっと違う。
えっ? こう?
全然違う。アハハハ! あれ?
その顔です。えっ? これ?
♪~
バカバカしい…。
あっ そうだ みね子ちゃん。ん?
明日佐賀に帰ってこようと思うんだ。
はい。
もう 帰ってこい 帰ってこいってうるさくて。
はい おうちの人 喜びますね。
うん。佐賀かぁ。
奥茨城にも行ってみたいし。本当ですか?
うん ちよ子と進にも会ってみたいしね。
じいちゃんも お母ちゃんにもね。
あっ あと みね子ちゃんが似てるって言われてたっていう大子山のタヌキ?
あ…。いやいや ごめん ごめん。
もう!すみません。
・(笑い声)
(セミの声)
佐賀かぁ…。
気ぃ付けて…。
あら? また やって来ましたね愛子さん。
一体どうしてほしいんでしょうね。
(愛子)アハハ どうも ハハハハ…。
こっちかな~?
鈴子さん 鈴子さん!
(秀俊)うわっ!(高子)鈴子さん いた! 出た!
(元治)なぁ たまにはつきあえよ。な!
パチンコ 好きじゃないんですよ。やらなくていいから。隣で見ててくれてるだけでいいんだから! ね!喜び 分かち合いたいのよ。寂しいの!
(秀俊)何ですか それ。(元治)お願い。
(秀俊)今日だけですよ。(元治)本当!? よっしゃ!
チョコレート お願いしますね~!(元治)おう 任しとけ!
うわっ!? 愛子さん!
もう…。
そして そして 奥茨城村では三男の兄 太郎と時子の兄 豊作が…。
(太郎)で で どうだった?
(豊作)俺の方は大丈夫だ。そっちは?
こっちも大丈夫だ。りんごは まだ収穫前で暇あんだ。
(2人)ヘヘヘヘ!
でも あんまし 金ねえぞ。大丈夫だ。
俺もねえけど 心配すんな。ヌハハハハ!
なんどかなんだろ。(2人)ヌハハハハ!
えっ? この2人で 続く?
まっそのうち なんとかなるだろう!
来週の「ひよっこ」はラブ! ラブ!
(さおり)三男君を下さい。はい 分がった。
ラブ!
そして みね子も胸キュンが止まらない!
初めてです。バカじゃないですか あなた方は。
ところが…。縁談がある お前との。
あんたと大学生の 恋の話。