特集「財務諸表」の読み方 特集「保険」 広告特集「M&A/事業承継」 特集「本を読む。」 DC特集
日本
Written by ZUU online編集部 6,796記事

(PR)CCCとAirbnbが組んだ訳

Airbnbの本当の魅力は「お金」ではない ホストになって自宅で国際交流を

aribnb001

2008年にサービス開始、2016年1月時点で既に世界191カ国以上、累計1億人以上が利用しているAirbnb(エアビーアンドビー)。多くの人にとっては「安く泊まれる」というイメージが強いのではないだろうか。

たしかに都内でも3000円程度で一泊できるくらいだから、間違いではない。しかし「安い」というだけで、世界中で、ここまで多くの人に支持されただろうか?

「安い」だけではない魅力

過去に行った旅行、旅先での思い出を呼び起こして欲しい。見たもの、食べたもの以外にも、現地の人とちょっとした会話をしたり、コミュニケーションをとったりした記憶はあるだろう。人によってはつたない言葉で、身振り手振りを交えながら、天気の話、観光名所の話、そして自分がどこから来たのか、なぜ来たのか、そういった他愛のない内容について話したことはないだろうか。たとえそういった経験がなくても、「もしあったらいいな」と多くの人が思うだろう。

Airbnbの本当の魅力は、世界各地で現地に暮らす人の家に泊まり、ホストと交流し、旅先の空気をより肌で感じられることだ。現地の暮らしや文化、人々との触れ合いは貴重な体験で、それはホストにとっても同じこと。外国に行かなくても、外国からホストが泊まりに来てくれ、話をしてくれる。そこで生まれるひとときの国際交流、「Airbnbがなかったら生まれなかった出会い」こそが、お互いにとってのかけがえのない思い出につながる。

100年の歴史を持つ銭湯で。沖縄で夫婦で……いろいろなホストの形

Airbnbに登録している日本人ホストたちは、どのような思いでゲストを受け入れているのだろうか。

都内で100年の歴史がある銭湯を経営しているHiroyukiさん。彼がホストになったきっかけは、一人旅で困っていた時に助けてもらい、自分も外国人の助けができたらと思ったからだという。銭湯にはゲストに楽しんでもらえるように、マナーなどが書かれたパンフレットを用意。入湯した感想を聞いた時や部屋を見て喜んでくれた時に、ホストになって良かったと思うそうだ。

またガイドブックに載るほどの人気のカフェを営むKojiさんとMariさん夫妻は、沖縄でホストをしている。始めたきっかけは、海外に住む友人が沖縄にやってきた時、友人のほとんどがAirbnbを利用して日本を旅していたことだという。夫妻はそれぞれ留学経験があるが、その当時よりもホストを始めてから語学力が上がり、満足の様子だ。

airbnb002

福岡県古賀市のOsabeさんはプロのスケートボーダー、バックパッカーとしてアジアやアメリカに渡航、海外での仕事にも従事していたが、両親から引き継いでホストになった。同市は福岡市からおよそ10-15km離れており、博多観光が目的で訪れた旅行客にしてみれば便利な場所ではない。しかし美しく爽やかな緑あふれる地域にあるOsabeさんのリスティング(Airbnbに登録されている部屋のこと)は、瓦屋根、石畳が立派で、庭には鯉が悠々と泳ぐ池まである純日本的な空間。Osabeさんも、「確かに少し来にくい場所にあります。しかしその一方で、日本らしい四季を体感できる、ここにしかない景色があるんです」と話す。

TSUTAYAのCCCがAirbnbとコラボする理由

こうしたホストたちの思いやきっかけ、ストーリーはWebサイト「Airbnbホストナビ」で楽しめる。このサイトをAirbnbと一緒に運営しているのはCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)だ。

CCCといえば全国で蔦屋書店、代官山や湘南、枚方でT-SITE、そしてTポイントを運営している企業。そんなCCCがなぜAirbnbに取り組むのか、一見疑問に思えるかもしれない。

しかしこれまでCCCは一貫して、新たなライフスタイルを提案するお店や企画を生み出してきた。そう考えると、CCCとAirbnbのコラボにも納得がいく。グローバルに展開するマーケットプレイスを有し、旅のあり方の変革を目指すAirbnbに可能性を感じているのだ。Airbnbのホストになり、自宅を交流の場とする“新しいライフスタイル”の提案をしている。

現在、ホストになるための説明会が全国のTSUTAYA店舗で開催されている。ホストになりたい・興味がある人はまず、Airbnbホストナビで登録し、説明会に参加すればメリットをより具体的に知り、疑問点も解決できるはずだ。

なお11月30日までAirbnbホストナビではおもてなし応援キャンペーンが行われており、ホストになって新規で登録した部屋を公開するとTポイントがもれなく5000ポイントプレゼントされる。さらに抽選で、蔦屋家電コンシェルジュが選ぶ、おもてなし高級家電(LEDプロジェクターやロボットクリーナー・ルンバなど)がもらえる。

airbnb003

Airbnbに登録した瞬間から、ホストの部屋は世界中とつながる扉になる。「ワンルームのため貸し出せる部屋がない」という場合は、出張や旅行で家を空ける期間だけ、ゲストを迎えることもできる。直接顔を合わせての交流はできないが、Airbnbの醍醐味の一端は感じられるだろう。ネットを使ってコミュニケーションだってできる。

自宅にいながら世界中から来日したゲストと国際交流し、ゲストがチェックアウトした後はSNSでつながる。そして、いつかゲストの国へ訪れて、今度はホストとして出迎えてもらう……。そんな想像をしたら、ちょっとワクワクしないだろうか。

Airbnbの本当の魅力は「お金」ではない ホストになって自宅で国際交流を
ZUU online の最新記事を
毎日お届けします
PREV 鉱工業生産16年7月~個人消費の持ち直しが生産を下支え
NEXT 財布不要の社会が来る?買い物、防犯、娯楽……顔認証が変える...