2015.08.18: 2015年8月15日(14時頃)以降に対策された模様。問題解消しています
2015.08.15: この更新パッチがWindows Updateが失敗する原因となっている模様(まだ予測段階)
2015-08.10: この問題はMicrosoftも把握している旨の追記
サイト内に同じ話題の新しいページがあります
Windows10/8.1の調子が悪い時に行う本格的なPCメンテナンス
以下、このページは2015年8月に発生した「一時的なトラブル」を扱っています。
(すでに修正された古い問題です。)
2015.08.18追記
このページの問題は、解決されたものと思われます。
2015年8月15日(14時頃)以降にWindows Updateを行う事により、当方のPC環境では、「sfc /scannow」で問題は検出されなくなりました。
(Windows Updateが始まらない場合は、こちらのページを見て頑張る)
追記おわり。以下、トラブル発生時の情報。
Windows 8.1/7でのお話です。
Windowsのシステム修復機能コマンド「sfc /scannow」を実行すると、
「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復されませんでした。」とメッセージが表示され、
- 何度 sfc /scannowしても 修復されない
- 特にエラーが発生している気配もない
- エラーログを見ると正常終了した旨が記されている
という現象に出くわしたのでメモ。
スクリーンショットなど
sfc /scannowの結果
▲クリックで拡大
「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復されませんでした。」というメッセージが表示される。
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 00000377 [SR] Repair complete
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 00000378 [SR] Committing transaction
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 00000379 Creating NT transaction (seq 2), objectname [6]"(null)"
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 0000037a Created NT transaction (seq 2) result 0x00000000, handle @0x1750
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 0000037b@2015/8/8:07:21:19.428 CSI perf trace:
CSIPERF:TXCOMMIT;2026
2015-08-08 16:21:19, Info CSI 0000037c [SR] Verify and Repair Transaction completed. All files and registry keys listed in this transaction have been successfully repaired
「修復完了。すべてのファイルとレジストリキーのリストの修復に成功しました」というメッセージで「sfc /scannow」は終了している。
なにこれ。
修復に失敗したのか、成功したのか、良く分からない結果になっている。。。
CBS.logの中身を「not」で検索してみる
▲クリックで拡大
「utc.app.json」、「telemetry.ASM-WindowsDefault.json」など、「拡張子.json」が修復できない状態になっている事が分かる。
これらのキーワードを元に検索をかけてみると・・・
分かりやすい解説してくれてるサイトがありました。
「sfc /scannowを実行してもエラーの修復ができない」場合の対応 | 某氏の猫空
リンク先の内容抜粋
- Windows Updateの「KB3068708、KB3022345」を適用しているとそうなる可能性がある
- 「Package_1_for_KB3022345」で検索して、その文字列があれば多分該当する
- KB3068708をアンインストール ->再起動
KB3022345をアンインストール ->再起動
両方ともアンインストールすると、sfc /scannowのエラー自体がなくなった。
ファイルは破損してなかったと推測
KB3068708、KB3022345について
KB3068708は 2015年6月頃のパッチ。
KB3022345は 2015年4月~6月にかけ、何度か降って来たパッチ。
- 【アプデ】 Windows Update 6月度 KB3068708はインストール不要 : ニッチなPCゲーマーの環境構築
- KB3022345 はアンインストール・非表示設定に - 脳脂肪のパクリメモ
私的結論
- 気持ち悪いと感じた場合は、KB3068708、KB3022345はアンインストールして非表示設定すればOK。
- ただし、削除すると今後のWindows Updateでの整合性や成功率が悪化する可能性があるので、sfc /scannowでのエラーログの出方を確認した後、しばらく様子見するのが正解だと判断した。
追記
コメント欄で以下の情報をいただきました。
上の2リンクを読んだ限りでは、Microsoftもこの問題を認識しており、近い将来に修正が入る見込みです。
2015.08.15追記: この更新パッチはWindows Updateにも悪影響が出る模様
このページで紹介しているKB3068708および KB3022345は、Windows Updateが重い、終わらない、失敗する問題が発生する原因となる模様。
問題が発生すると 低スペックPCでは回避が難しい問題となるため、Windows Updateの更新を自分で管理できる人は、自己責任で上記のKBをアンインストールした上で非表示設定しておきましょう。
(来月以降のWindows Updateで修正された場合は、自分で何とかする)
追記おわり
このページの情報は 以上です。