最近コンテの参考にと街や電車で見かける少女の一挙手一投足をじっくり見つめているどうも犯罪者です。
まず鞄の持ち方からですよ。難しいなぁ。

さっき、熟帰りの小学生がスタスタと前を歩き、あら、いいですねぇ、ちょうど歩きの芝居で悩んでたので後をピッタリつけてどうも犯罪者です。

大きく見えるリュックを背負って、キュロットの皺がくっきり見える程しゃなりしゃなりと早歩きで、お尻のフォルムがプリンプリン浮かび上がる程どうも犯罪者です。
駅までついて行った。ついて行ったも何も俺もこれ乗って帰るのだが。

えらく颯爽と歩くなぁ、と思っていたら、改札前で段々と歩調を早め、走り出した!
その先には、ああ、母親かぁ。
いい走りだった。米林監督に見せてやりたいくらいだ。

合流して、しっかりと母親の手を握ってからの彼女の歩きは、なんとも言えぬ緊張感のない、だらしないものになっていた。


歩きに心あり、歩きに人生あり、ですね。
勉強になった。