7日にハロマンスを打った後、精神が不安定になったこと、翌日と翌々日に睡眠過多で半日寝てばかりだったこと、めまいと吐き気がしたこと、火曜日からデイケアに行き始めたが、木曜日の夕方再び精神が不安定になったことを主治医のN医師に報告、注射を錠剤に変えてもらうように言った。
血中濃度が不安定になる時期に不安定になることを報告し、錠剤にして毎日ドーパミンを抑える力を均一にしたいと強くお願いしたところ、
「あまり変えるのは好きじゃないんですけどね。」
と言いながら、渋々承諾してくれた。
13・14・15日に福井に帰る予定があり、15日は丁度ハロマンスが下がって来る時期に当たるので、どうしても8月4日は注射を打ちたくなかったのだ。
N医師が血中濃度の不安定さに伴って精神が不安定になるのをなかなか信じようとしなかったので、
「少年院に居る時は状態が悪かったけど、今家に帰ってこうやってある程度安定できているのは家で錠剤を調整してドーパミンを抑える力を一定にしているからだ。」
と私が言ったところ、医師の顔色が変わり
「そういう勝手なことをするのなら僕も主治医を外れさせてもらいますけど。僕が看ている意味が無いでしょう。」
と言われた。
医師が「勝手なことをして・・・」
と言っている間、保護観察のMさんがすごい勢いで怒りながら私に何か言っていたが、なんて言ってたのかあまりよく覚えていない。
Mさん、ほんとに体制側の言うことを100%信じる人で、学校でも先生の言うことは絶対、職場でも上からの命令は絶対、っていう感じでこれまで来た人なんだろうな、と思った。
だから保護観察官とかになってるんだろうけど。
Mさん、出世しそう。
公務員はこうでなくちゃいけないんだろうね。
うちの妹みたいに公立の中学の音楽の先生なのに、君が代の伴奏を弾くことを拒否したりすると遠いところに飛ばされちゃうんだよね。
話はそれたが、みんな
「医師の言うことに背いた。」
ところは大げさに取り上げて、肝心の空君の状態が少年院に居る時よりずっと安定しているということに全然注目していない。
医師の言うことを聞かなかったとかそんなのほんとはどうでもよくて、結果空君が安定していることが大切なのに。
しまいにはハロマンスの血中濃度の増減で状態が崩れているのに
「お母さんがそんなことするから今状態が悪くなってるのかもしれないじゃないですか。」
と言う始末。
じゃあなんで少年院では頻繁に、箸で目を刺そうとしたり、薬を床にまいたり、ご飯を投げたり、壁をドンドン叩いたり、大きな声で叫んだり、ハダカで歩き回ったり、排便をトイレの外でしたり、便を食べたり、足の皮を剥いだりしていたんですか?
少年院でのハロマンスの治療がうまくいってなかったからでしょ?
それに注射して3週間目とその前後はハロマンスの血中濃度が緩やかに下がってる時期だから、状態も安定してるのあなたたち見てるじゃないですか。
足の皮を剥いだのだって、丁度ハロマンスが下がってくる時期と重なっていたこと教えたでしょ。
また不安定になった時に何の手も打たずに状態が崩れて入院なんてことになったら、やですから。
精神科医も政府の役人も、既成の概念にとらわれているのみで理論的な考え方ができない人達なんだな、と思った。
何にしてもとりあえず注射が錠剤になって良かった。
みっちゃんは昨日までいい状態だったのに、また今日は怒りっぽくなっていて、私の横で足を踏み鳴らしながら「ご飯を出せ」と怒っている。
う~ん、どうしたのかな~。
こっちの方は原因がさっぱりわからない。
まあいつものことなんですけどね。