BD買って観ようとしてたらTVで深夜やってましたよっと。
まぁいいんですがね・・・。

劇場では途中半分くらい寝てしまったやつ。
だからやっと全編観られた。

うーん、やっぱり印象が薄い作品だなぁ。

『星を追う子ども』の惨敗から路線をもっかい美術優先に戻したとか、得意の男女の別離をテーマにしたとか、今度は相手を大人の先生にしてみたとか、いろいろあるんだが、ストーリーで語れない新海さんの弱点が出た感じ。
美術は非常に印象的なんだけどね。でも兼用も多いし、いろいろ四苦八苦しているなぁ、と。

新海さんの作品は基本ポエムだと思っているから、余韻を大きく取る作り方はいいのだと思う。
でも、だからあまりドラマを意識すると、失敗する。
『秒速5センチメートル』くらいが、ちょうどいいのだ。

でもまぁ、試行錯誤は僕もするので、やっとかないとね。
この先に『君の名は。』があるのだから、まぁ良かったというか、良くなかったというか。