ヴァイオリンを描く以上は、手なんだな。
手を描かねばならない。
手を描くのは永遠のテーマだなぁ、絵描きにとってのね。
かつて大学の助手?院生?の方が、ピカソなんて今日本の芸大受けても受からないよ!とこき下ろした。
「だって手が描けないんだもん!」
まだ他の部位は、シンプルな立体として置き換え、イメージできる。
だが手よ、お前はダメだ。
今日も自分の手を見ながら、はぁ?はあああ?と四苦八苦しながら描いていた。
本物を見ても描けん!
まぁなんとなくごまかす方法もあるのだ。しかしこの作品でそれをやったら致命的だろう。
苦戦するぞぉ、この作品!