今日は図書館に行ってきました。
よく利用させていただいている施設です。
図書館と同じ施設内に多目的スペースもあり、私は仕事終わりの時間によく学生さん達に混じって勉強させてもらっています。
今日は図書館を利用させていただきました。
これだけたくさん本が並んでいると、なんだかワクワクしてしまいます♬
今日は私の好きな浮世絵の本を何冊か読んでみました。
葛飾北斎や歌川国芳など有名な絵師の作品はやっぱり何度見ても感動します。
でも、今回は本を読んでいて、新たに2人の絵師が気になりました。
ひとりは東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)
江戸時代中期の浮世絵師で歌舞伎役者の大首絵28図を発表させた人物。
突如作品を出したかと思えば、約10ヶ月という短い間で忽然と浮世絵界から姿を消した謎多き絵師。
そして、もうひとりは葛飾応為(かつしか おうい)
葛飾北斎の娘で、北斎の手伝いをしながら自分でも絵を描いていたそうです。
そしてその中でも美人画の腕前は北斎も高く評価するほどだったそう。
ただ、残念ながら現存する作品はごくわずかのようで、画業の全貌はあきらかになっていないそうです。
「謎多きこと」にとてもロマンを感じてしまう私にとっては、この2人の絵師はとても興味深いものでした(^ ^)
浮世絵版画は絵師と、絵師の描いた絵を板に彫る彫師、その板で紙に絵を摺る摺師の3種の職人の手によって一枚の浮世絵が完成します。
とても大変な作業ですよね。
版画をここまで細かく繊細に、そして色鮮やかに作る技術は世界でも類をみないものなのだそうです。
日本人ならではのきめ細やかな職人技ですね。
私が浮世絵を好きな理由は、浮世絵には私が見て知ることのできない江戸時代の人々の生活を見ることができるからです。
この頃には人々はいったい何に関心があったのだろう…とか。
当時の建物や暮らし、身なりにはとても興味が湧きます。
描かれる動物も可愛いし、おばけもなんだか愉快に思えるし(笑)
そんな浮世絵には絵師の粋な遊び心がたくさんあって、私にとってはそこも大きな魅力になっています。
益々、もっとたくさんの作品を知りたくなりました。
今日は図書館に来たことで、浮世絵をまた少し知ることができました。
有意義な時間でした。
帰る頃、夕方の空は少し金色に光っていました(^ ^)