「 ニッポン再起動計画!! 」

長年のデフレによって失われた日本の活力を再度引き出してもらいたいと思いブログ始めました。
政治経済が苦手な人でもなるべくわかりやすいように様々なテーマを書いていきたいと思います。


テーマ:
先日、私の知り合いから、
「この、藤井聡氏のフェイスブックの書き込み、
インフレターゲットと成長率を混同していませんか?」
と質問をされました。

藤井聡氏とは、もちろん皆さんご存知の、
京都大学教授であり内閣参与でもある、あの藤井聡氏です。

ですから、その質問を聞いて、私は、
「そんなまさかぁ~」
と思いつつ、
一応、フェイスブックを確認をすると、
意外や意外、確かに、
本当に勘違いしている発言をしていたので驚愕しました。

その発言とは以下の文章です。
(写真はスクリーンショット)

↓↓↓
~前文略~
日銀副総裁の岩田先生は、かつて、
『日銀は「量的・質的金融緩和」を実施しました。この金融政策は2つの柱から成り立っています。第一の柱は、2%のインフレ目標の早期達成に関する「コミットメント」です。すなわち、日銀は「2%の物価安定目標を2年程度の期間を念頭に置きながら、できるだけ早く実現することを明確に約束した」ことになります。』

と、「明言」しておられました。
(2013年11月9日の講演録より)

しかし、上記の明言から約半年が経過した本年5月26日、東京都内での講演にて、
『日銀の大規模な量的金融緩和が日本経済の潜在成長率を引き上げたとの見解を示したうえで、現状では、「(成長率は)実質1%ぐらいがせいぜい。政府が目指す2%に上げるのは成長戦略の役目だ」』

と明言されたと報道されています。
もしもこれらの報道が双方とも誤報で無いとすれば、この日銀副総裁の両発言をどの様に解釈することが適切なのでしょうか。
なお、「コミットメント」という言葉は、日本語で言うと「約束」「確約」の意味する言葉です。そして、約束、確約とは、(はっきりと)
「ある物事について将来にわたって取り決めること」と定義されます。
この定義における「将来について」は、少なくとも半年よりも長い期間を意味するのが一般的であると思われます。
以上、ご紹介まで。
↑↑↑

この発言のポイントは、
日銀の岩田副総裁は、半年前の11月9日に、日銀はインフレ率を2%にする事を約束したと明言した。

でも、約半年後の5月26日に、日銀ができるのは1%がせいぜいだと言い換えた。

約束というものは、半年以上の長い期間は維持するのが一般的だ。
(要は、こんな短期間で撤回するのはおかしい。)

という事を主張しています。

しかし、残念ながら、この発言は、大きな間違いがあるのです。

それは、前述したように、
「インフレ率」と、「成長率」は全く別物である、という事です。

インフレ率というのは、
「物価」がどれだけ変動したのか、という事であり、

成長率というのは、
GDPがどれだけ変動したのか、という事です。

そして、
日銀とは物価の番人なので、
「2%のインフレ率」は、確かに「約束」をしました。

しかし、日銀がコントロールできるのはあくまで物価であり、
GDPの成長率まではコントロールできません。

つまり、日銀は、成長率など「コミットメント(約束)」などしていないのです。

だから、日銀の岩田さんが、
「(成長率は)実質1%ぐらいがせいぜい。政府が目指す2%に上げるのは成長戦略の役目だ」
と発言したのは、

要は、
『日銀の金融緩和で成長率実質的に1%までアシストできました。
 でも、あとは政府が頑張ってよ。』
という事を主張しただけなのです。

それなのに、藤井氏は、
インフレ率と成長率を混同して、
間違った岩田批判を展開してしまったのです。


そして、この発言を読んだ私は、
すかさず、コメント覧に

「インタゲと成長率は別物ですよ?」
と書き込みをしました。

すると、藤井氏から私宛に、以下のようなダイレクトメッセージが送られてきました。


藤井氏は、自身の発言を「誤読」と記載しておりますが、

さてさて、
ではその後、修正されて再投稿された文章を見てみますと、、、


(前文と記事の紹介は同じで、解説部分から以下のように変更されています)
↓↓↓
後者のご発言は「実質」でありますので、もちろん、両者の発言は整合しうるものです(無論、この1%というのが「名目」であれば、両者の発言は矛盾しうるモノとなりますので、その点、当初、名目値かと認識し、大いに驚きましたが(スミマセン!)、それは、当方の誤認でありました←ちなみに「名目成長率=実質成長率+物価上昇率(インフレ率)」であり、かつ、日銀副総裁が、実質成長率がマイナスであることを前提として発言しているとは考えられませんよねw)。
この後者のご発言は、(仮に日銀目標が達成出来たとしても)「アベノミクス目標」を、金融政策=第一の矢だけで達成することは不能であるという趣旨でありますから、(日銀目標が達成出来るか否かという論点に加えて)第二、第三の矢と成長率、の関係を、真面目に議論することが必要だ、と言う趣旨です。
「第三の矢」について大いに影響力をお持ちの竹中平蔵先生ですら、過日、討論いたした折り、「第三の矢は長期的戦略であり、短期的な経済成長とは切り離すべきではないか」という当方の趣旨に、明確に賛同しておられたことを考えると、自ずと残る「矢」は定まって参ると思われます。
以上、ご紹介まで。
↑↑↑
・・・と、こんな感じです。

つまり、当初はインフレ率と成長率を勘違いしていた事を
「実質成長率を名目成長率と勘違いした」
・・・と、話をすり替えていたのです。

どういう事か解説します。

いわゆる、「名目」とは、そっくりそのままの数字、という意味です。

それに対し、「実質」というのは、
名目の値からインフレ率を差し引きした数字、という意味です。

計算式で表すと、
実質=名目-インフレ率
という事になります。

仮に、
名目成長率が1%で、インフレ率が2%だった場合、
実質成長率がどうなるかと言うと、

実質成長率=1%-2%=マイナス1%
という事になります。

つまり、藤井氏は、実質と名目を勘違いした、と言い訳しておりますが、
それは何が言いたいのかと言うと、

『「岩田さんが、頑張っても名目1%しか無理だ」
と発言したら、インフレ率が2%なんだから、
実質成長率がマイナス1%になってしまい、
岩田さんはマイナス成長を認めた事になる。
だから、矛盾だと思った。
でも、よく読んだら実質と書いてあった。
あ~、誤読でした。』
という事を
書き直しの投稿に書いているという事です。

でもでも、
よ~く考えてみて下さい。

当初は、
「コミットメント」
の解説まで ‟ わざわざ ”書き加えて、
約束が違う、とツッコミを書いておりました。

つまり、インフレ率と成長率を勘違いして、
((( 約束が違う! )))
と主張していたのが最初の投稿です。


では、仮に、岩田さんが、
実質1%を名目1%と言っていたら、
「 約束が違う 」
ことになるのでしょうか?

いえいえ、そんなの、
なりませんよね?

だって、日銀が約束したのはインフレ率2%です。
日銀は、物価はコントロールできますけど、
GDPの成長率などコントロールできません。

つまり、
成長率についてなど約束する事なんて、できません。

だから、
岩田さんが名目だろうが実質だろうが、
どちらで発言していたとしても、
「約束が違う!」
などと言う事はできないのです。


ですから、藤井氏は「 名目と誤読した 」
と苦しい言い訳をしていますが、
その言い訳では、そもそもの言い訳にすらなっていないのです・・・。

要は、書き直した文章も、まだ間違っているのです。

素直に、インフレ率と成長率を勘違いしていた、
と言えば済む事なのに、苦しい言い訳をして、
結局間違いが正せていない状態になっています。


そこで、この投稿を見る人が勘違いしてはいけないと思い、
私は、再度訂正を促すコメントを書き込みました。

特に、「矛盾」という言葉にポイントを置いて主張しました。

内容は、一言で言うと、
名目であろうが、岩田さんの発言は矛盾しませんよ?
という趣旨のコメントです。
(こちらに関してはスクリーンショットを取り忘れました。スミマセン…)

すると、藤井氏から以下のようなダイレクトメッセージが入りました。


かなり色々書いてありますが、
ポイントは、
なお、ご案内の通り、名目=実質+物価上昇ですから、インタゲで2%あげると言いながら(半年前)、名目成長率は1%だと言うという(今)、とすれば、両者は矛盾する、ということになります(もし、両者が矛盾しないとするなら、実質がマイナスだと主張してることになりますからねw)
この部分です。
やっぱりまだ勘違いしていました。

先程も書きましたように、
日銀がインフレターゲット2%を約束する事と、
実質成長率が1%だろうがマイナス1%だろうが、
矛盾はしません。

日銀は物価の約束はできますが、成長率の約束はできないからです。

そこで、再度、今度はダイレクトメッセージでこれを指摘しました。

↓↓↓
>当方がまるで、「岩田発言は異常だ」と言っているかの様な印象を与える様に思います。。。。
>インタゲで2%あげると言いながら(半年前)、名目成長率は1%だと言うという(今)、とすれば、両者は矛盾する、ということになります
私が言いたいのはここの部分です。
岩田氏が仮に名目で言っていたとしても、、、
インフレ率2%で名目成長率1%でも矛盾はしません。
インフレ率2%で名目成長率1%という事もありえます。
要はインフレ2%で名目成長率が1%だったら、実質成長率がマイナス1%というだけです。
デフレ時は、その逆で、インフレ率マイナス2%、名目成長率マイナス1%で、実質成長率1%という事があったとしても、
結局、貨幣錯覚によって景気は落ち込みます。
それと同じで、実質が仮にマイナスでも、一時的であれば名目が成長した方が人々はお金を使い、景気は回復していく事もあります。
そういうケースはレアですが有り得ます。
矛盾とは言い切れません。
(ただ、現在は、そうではなく、名目成長と実質成長を成し遂げていますが。)
ですから、
岩田氏がインタゲ2%と、仮に名目1%だと言っても、
物価と成長率とは別物なので、矛盾するとは言えないと思います。
インタゲはあくまで物価の目標です。
名目成長率は、GDPの増減です。
私は、インタゲと成長率を混同するのが良くないと思い、書き込みました。

また、
>岩田氏は、潜在成長率については語っておりません。
と仰いますが、
藤井さんは、岩田さんの
>『日銀の大規模な量的金融緩和策が日本経済の潜在成長率を引き上げたとの見解を示したうえで、』
という言葉を引用しております。
ですから、その言葉が示す成長率と潜在成長率の関係、
つまり、成長率は、潜在成長率に引っ張られるので、成長戦略と行えと言及するのはごく普通の事である、と私は言及しました。
あと、潜在成長率は中長期的な指標でありますが、成長率は結果的に潜在成長率に連動していきます。
ですから、
見る人が混乱しないように、
成長率に影響するのが潜在成長率であり、
潜在成長率に影響するのが成長戦略であるという事も言及しました。
これがコメントの趣旨です。
以上何卒宜しくお願い申し上げます。
↑↑↑
こういう内容です。
それに対し、藤井氏からすかさず反論が来ました。

以後は、そのまま藤井氏とのやり取りをご覧ください。


↓↓↓
藤井 聡
私の日本語を見て下さい。「得ます」といっているのです。当方がその程度の間違いをしていると思われると心外です。もしも、これ以上、修正、削除なさらないなら、恐れ入りますが、削除致します。
もういちど、冷静にご自身の主張を考えてみてください。
万一、岩田氏が、5月の時点で名目でいっていたとするなら、マイナス成長を主張したことになります。
ですよね?
そういうことを、日銀副総裁がいったとするなら、大変なことです!
が、日銀総裁は、そんなバカではなく、実質で言っていた、ということえす。
ご理解いただけないなら、恐れ入りますが、削除させていただきます。
暫く、ご回答お待ち致します。


(私)
>そういうことを、日銀副総裁がいったとするなら、大変なことです!
が、日銀総裁は、そんなバカではなく、実質で言っていた、ということえす。
ですから、それは矛盾ではなく、
もし、仮に、
岩田氏が「名目」と言っていたら、
単なる現状認識を間違ったという事はあるかもしれませんが、
考察には矛盾は無いと言っているだけです。
名目であろうが実質であろうが、
インタゲと成長率は別モノという事を主張してます。
これはごく当たり前の事だと理解しております。


藤井 聡
「インタゲと成長率は別モノ」それはすでに、メッセージ差し上げています。
矛盾がない、ということも申し上げております。
したがって、残念ながら、当方の本意をご理解いただけていない、という旨、理解いたしました。
ありがとうございました。


(私)
>「インタゲと成長率は別モノ」それはすでに、メッセージ差し上げています。
であれば、、、
>(無論、この1%というのが「名目」であれば、両者の発言は矛盾しうるモノとなりますので、
これは間違いですよね?
矛盾するものではないと言えると思います。
それを終始一貫して申し上げております。


藤井 聡
それは100%理解しているうえで申し上げているのです。先に、(実質がマイナスだと主張してることになりますからねw)。というのは、(もし、両者が矛盾しないとするあんら、実質がマイナスだと主張してることになりますからねw)。 が正しい書き込みでしたw
と書いています。

↑↑↑
ここまで来て、
私は、
「そうであれば、その『矛盾』の内容を表に書き込んで訂正してもうらおう」
と考え、書き込もうとしました。その矢先、、、


あきれた内閣参与、藤井聡の暴言②

につづく

AD
いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)

bandoさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。