中国出張ビギナーズ

中国出張の時に役立つ情報をご紹介

神戸中華街 南京町で見つけた『王老吉』漢方成分が健康に良いか調べてみた

ニーハオ!

辣油先生です!

 

先日、生命保険の特典で

神戸港クルージング船『コンチェルト』の乗船券

を頂いたので神戸まで行ってきました。

 

神戸と言えば中華街『南京町』

せっかくなので、お昼は南京町で食べることにしました。

 

f:id:hize700:20170630125839j:plain

【目次】

 

特大フカヒレ姿煮チャーハン 栄和飯店

南京町で食事と言えば

屋台で少しずつ買って、食べながらの食べ歩きも楽しいのですが、

 

あいにくの雨でした。

 

f:id:hize700:20170630124506j:plain

 

子供たちも一緒だったので、雨の中食べ歩きは難しそうです。

そこで今回は長安門すぐ側にあるお店『栄和飯店』にふらりと入ってみました。

 

www.eiwahanten.com

 

店内は2階建て、中国の雰囲気があります。

 

f:id:hize700:20170630130256j:plain

 

適当に入ったので何にしようかな~?

と壁に目を向けると

 

f:id:hize700:20170630130632j:plain

 

「栄和飯店名物 フカヒレ姿煮炒飯」

と書いてあります。

 

うん、これにしよう。

 

きました。

大きなフカヒレの入った餡がぐつぐつ煮たってます。

 

お値段は¥2,000

 

f:id:hize700:20170630130924j:plain

 

うまくないワケがありません。

 

f:id:hize700:20170630131212j:plain

 

妻は無類の天津飯好きなので天津飯を注文。

写真を撮る前にスプーンがぶっ刺されました。

 

お値段は¥890

 

f:id:hize700:20170630131411j:plain

 

ちなみに天津飯は

 

日本で生まれた

『中華風料理』です。

冷やし中華の類ですね。

 

子供たちは飲茶セットを注文して

子供にはすこしボリュームが大きいのでみんなで分けました。

 

お値段は¥840

 

f:id:hize700:20170630131728j:plain

 

中華街とはいえ、日本の観光地にあるお店ですから、

味はやはり日本人の口に合うような味になっています。

 

店員さんも親切でおススメのお店でした。

 

本場中国も味わってみよう

『本場中国の味』は中華料理店でよく使われるキャッチフレーズです。

 

ですが、中国出張へ行って

『本当の本場中国の味』

を知った時は

 

かなり残念でした・・・

 

神戸中華街で食べる日本風中華料理の方が格段に美味しいです。

 

しかし、そんな中でもクセになる味というのがあります。

 

クセになる味はいくつかあるのですが、その中でも以前ご紹介した

 

王老吉。

 

f:id:hize700:20170630134131j:plain

 

chinachina.hatenablog.com

ガムシロップように甘いドリンクです。

 

南京町のお店で売っていたので、

なんとなく怖い物みたさのような感情がはたらいて買っちゃいました。

 

¥140でした。

 

涼茶はお茶ではなかった

日本で販売するにあたって日本語でラベルが貼られています。

 

f:id:hize700:20170630134948j:plain

 

原材料は

砂糖、仙草、菊花、スイカズラ、インドソケイ、布渣叶、夏枯草、天草

 

天然の原材料ばかりで果糖ぶどう糖液糖すら使わず、

砂糖を使用しているあたりも体には良さそう・・・・

 

 

あれ?お茶が入っていない?

 

以前の記事でもご紹介した通り、王老吉、加多宝などの飲み物としての総称は

 

涼茶です。

 

そういえば品名も清涼飲料水になってますね。

 

王老吉の原材料を調べてみた

見た目の色は完全にお茶ですが、涼茶はお茶ではありませんでした。

 

f:id:hize700:20170630140846j:plain

 

中国では健康ドリンクとしても飲まれる王老吉。

せっかくなので原材料にどんな効能があるのかを調べてみました。

 

仙草(せんそう)

熱中症に効用があるとされています。

熱い香港やシンガポールでは華僑の食べる仙草ゼリーが有名で、日本でも健康デザートとしてよく紹介されます。

 

菊花(きっか)

めまい、眼の疲れ、鎮静作用、高血圧などに効用があるとされています。

名前の通り菊の花(食用)を乾燥させたものでそのまま飲むには苦みが強いので、お茶などに少し混ぜて飲まれるそうです。

 

スイカズラ

抗菌作用や解熱作用があるとされています。

スイカズラは漢字で書くと「吸い葛」。

日本では花を口にくわえて甘い蜜を吸っていたことから名付けられました。

なので、甘い成分の一つになっているようですね。

 

インドソケイ

インド素馨、素馨はジャスミンのことです。

香りづけに入っているようです。

中国や台湾、沖縄などでジャスミン茶は日常的に飲まれるお茶ですね。

 

布渣叶(きんりゅうか)

中国では破布叶とも。

ミクロコス・パニクラタという植物で

消化作用の促進効用があるとされています。

 

夏枯草(かごそう)

ウツボグサを天日干しにしたものを夏枯草と呼びます。

利尿作用や体内の塩分を排出する作用、

口内炎、のどの痛み、扁桃炎などに対して消炎作用がある成分を多く含み、日本でも漢方薬として用いられています。

 

天草(てんぐさ)

寒天の原料になる海藻です。

食物繊維を多く含んでいるので、血糖値の上昇を抑えたり、便秘の解消や予防に効果がありそうです。

 

夏枯草が一番健康に良さそう

たくさん入っている材料の中でも夏枯草は

ウルソール酸の配糖体、カリウム塩などを豊富に含み、

医学的なことから考えても体に良いそうです。

 

f:id:hize700:20170630151009j:plain

 

ごく微量しか入っていない様ですが。

 

まとめ

王老吉は飲んでみると強烈に甘いので体に悪そうですが、実はすべて天然原料なので普通の清涼飲料水に比べると体には良さそうです。

 

涼茶という総称ながら実は砂糖以外すべて漢方薬でした。

『麦茶』とか『トウモロコシ茶』もお茶葉ではないので、

大きな意味でお茶ととらえていると思われます。

 

あ、そうそう

本来の目的である神戸港クルージングは雨も止んで、

優雅なひと時を過ごせましたよ。

 

kobeconcerto.com

f:id:hize700:20170630151250j:plain

 

f:id:hize700:20170630151504j:plain

 

f:id:hize700:20170630151450j:plain