なになに?
警視庁が、客の標準的な遊戯時間(約4時間)で、儲けられる上限を十数万円から、五万円に下回るように出玉規制を強化するだって⁉
儲けの上限を引き下げることで、負けた分を一気にに取り戻そうとのめり込むリスクを減らすのが狙いらしいのだが・・・
出典:賭博黙示録 カイジ
無理っ!
無理っ!
無理だからっ!
誰がどうやってこの規制を考えたのかは存じませんが、はっきり言って無理です。
ただカジノを成功させるためだけに、お偉い方がやっつけで『規制しとけば⁉』と言っちゃった感がしてならないのは自分だけでしょうか?・・・
出典:賭博黙示録 カイジ
そもそも出玉が減ったところで、たいした効果はないと思んだな、これが。
依存症というのは、自分の子供を亡くしてまでパチ屋に入り浸るんだから。
家庭崩壊だってざらだし、脳内がパチンコ・スロットに侵されている人に出玉規制したところで、効果は皆無に等しい。
万が一、それでやめられる人がいるのなら、それはそれで「どっぷり浸かっていなくて良かったね」である。
だって、ギャンブル依存者は奇跡の勝利ができると信じて打ち続けているのだから。
三店方式なんてまわりくどい換金法を黙認する警察。
そもそも換金なんてやめてしまえばいい。
日曜の昼下がり、お父さんが家族のために菓子や雑貨を交換してくるくらいで十分。
もはや店内にATMがある時点で意味不明。
一応、一日の上限3万円なんて決まりがあるけれど、なぜパチ屋に・・・?
本来は出玉規制ではなくて、使う側の金額を規制しなくてはいけないのでは?
だって出玉規制したら、ただ店側が儲かるだけじゃん。
「天下りと政治家と警察、そしてどこかの国の物騒な兵器の為にせっせと金を使いたまえ」
と悪魔がささやいている気がしてならない。
本気で依存症対策をするのならば、どこの店舗も完全会員制にして、
『一日に一万円以上のカードは販売しません』
と上限を決めて、さらにその現金カードは、
『どこの店舗でも使えるように管理し、他店に行ってまた違うカードを買ってしまうのを防ぐ』と、これくらいはしなくてはならないだろう。
いずれにせよ、こんな規制を強化(この強化というのも中途半端だが)したって、はっきり言って依存症対策にはならない。
無駄に近い。
政府は本当に何を思ってこんな案を出したのだろう。
世間の事を何にも知らないのかな?
政治家も「国民の為っ!」って口角泡を飛ばしたって、本当はいったい誰の為にやってるんだろうって思った。