スマートフォン/タブレットの普及において大きな影響をうけた分野のひとつに電子楽器があります。アップルがAppStoreをオープンした当初は、ピアノ鍵盤をタップするとサンプリング音を鳴らすだけのキーボードアプリがいくつかあるだけでしたが、その後は往年の名シンセサイザーをエミュレートした、本格的なアプリが登場するようになりました。
さらにコルグやMoog、エレクトロハーモニクスのような老舗メーカーがかつての名機を再現、ドリームシアターのジョーダン・ルーデスのように、自身のアイデアを盛り込んだオリジナルシンセアプリを提供するケースも見られるようになっています。
さらに新しいシンセアプリを探している人には、SynthScaperがオススメかもしれません。SynthScaperは印象的なアンビエントサウンドを生みだすことに特化したシンセアプリです。大量の独立した発振器やフィルター、エンベロープ、アルペジエーターなどを備え、タッチキーボードだけでなく2台までのMIDIキーボードを接続して印象的なサウンドスケープを生みだせます。
アプリの開発元は、既存のシンセサイザーを再現しようとしているのではなく、むしろこのアプリをもとに様々なサウンドスケープをユーザーに生み出してほしいとしています。具体的にどんなことに使えば良いのかわからないという場合は、下の作例をご参考にどうぞ。ISSの映像の音声はSynthScaperのみで出力したものだそうです(ミックスにCakewalkを使用)。
SynthScaperはiOS版がApp Storeから入手可能。価格は1200円です。
映画音楽のようなサウンドスケープが作れる「SynthScaper」アプリ公開。アンビエントサウンドを手軽に制作
サスペンス的な音からSF感あふれる音までiPadひとつで手軽に作れる
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