Twitterが特定の相手からの通知を非表示にする詳細フィルターに「新しいアカウント」「フォローされていないアカウント」の2つを追加しました。
Twitter上でのつぶやきは誰でも見ることができ、それに自由に返信することで生まれるオープンなやり取りも魅力の一つです。しかしそんなやり取りの中には、嫌がらせや攻撃的なコメントを何度も繰り返してくるようなアカウントがあることも事実。
それらのアカウントに対してはブロックやミュートといった対策もありますが、新しいアカウントを作って執拗に嫌がらせを続けるような人もおり、いたちごっこになってしまうことも。いわゆる鍵アカにしてしまう方法もありますが、一部の嫌がらせアカウントを避けるために、せっかくのオープンなやりとりができなくなってしまいます。
こんな場合に有効なのが、特定の条件に合致したアカウントからの通知を表示しない詳細フィルターです。これ自体は今年3月に追加されていましたが、今回あらたに「新しいアカウント」「フォローされていないアカウント」が追加され、設定できる項目が下記の6つとなりました。
- 新しいアカウント
- フォローされていないアカウント
- フォローしていないアカウント
- プロフィール画像が設定されていないアカウント
- メールアドレスが未認証のアカウント
- 電話番号が未認証のアカウント
なお、いずれのフィルターを有効にした場合でも、自分からフォローしているアカウントは対象にはなりません。
設定方法は、設定メニューからクオリティフィルターを有効にし、その後詳細フィルターで必要なフィルターをオンにするだけです。
▲Androidアプリの画面。iOSでも同様です。
根本的な荒らし対策ではありませんが、不快なコメントを目にする機会を減らすことはできそうです。ただ、「フォローされていないアカウント」をオンにすると、「FF外から失礼します~」というコメントも目にすることがなくなってしまい、それはそれで寂しい気もします。
また、ごく普通のアカウントでも電話番号が未認証なことは多そうなので、この辺り、自分に合わせて上手くフィルターを使い分ける必要があります。