以前、ユナイテッド航空で、男性が飛行機を強制退去させられるという話がありましたが、また座席のトラブルが発生したそうです。
ハワイ在住のシャーリー・ヤマウチさんは、事前に購入していた自分と2歳の息子のチケットを持参しボストン行きのユナイテッド航空に搭乗。
ハワイから経由地のヒューストンまでは快適な空の旅を満喫した、ところがヒューストンからボストンに向かうフライトでトラブルが発生。
ヤマウチさんは3列席の真ん中の席に息子を座らせていたが、
ヒューストンから乗ってきた男性はその真ん中の席を「自分の席だ」と主張。
なぜか、その男性も息子の席と同じチケットを持っていました。
結局、ボストンまでの3時間半、ヤマウチさんは体重11kgの息子をひざの上に乗せたままとなった。
↓ 母親のひざの上で窮屈そうに寝ている息子。
ヤマウチさんによると、
私の手、左腕が壁に押し付けられ足と左腕がしびれていた。
といいます。
それでも、客室乗務員にクレームを言うことができなかったそうです。
なぜなら、今年の4月にあった男性を無理やり降ろすトラブルがあり、そのことを知っていたからです。
自分も同じような目に合うのではないかと、言い出せなかったといいます。
でもなぜ、このようなことが起こったのでしょうか?
ユナイテッド航空によると、
男児の搭乗券の機械での読み取りが適正に行われず、空席と勘違いしてキャンセル待ちの男性に発券していたのが原因。
と、「チケットの二重発券」が原因だったことを明らかにしました。
さらに、ユナイテッド航空のホームページには、
ヤマウチ様と息子さんに深くおわびいたします。弊社の搭乗口の係員と協力して今回のようなことが再び起こることのないよう努めます。
という内容を掲載し謝罪していました。
そもそも、ルールとして、ユナイテッド航空のホームページには、
2歳以上のお子様は1人で座席に座る必要があります。
と、子どもの料金でチケットを買ってくださいということが明記されていました。
米連邦航空局によると、
ひざの上に子どもを乗せるのは、年齢・体重に関わらず、乱気流などがあった場合危険である。
としています。