「民意4」で断言した通り、『メアリ』は来る!と言った以上は振り上げた拳をどうしようか、とか悩んでいるのも事実だ。
しかし同時に劇場で涙したのも事実だ。ポノックに幸あれ。

まぁそれは今回どうでもいいのだが。


狂気の沙汰をやめないネット民どもが「俺達が民意じゃないか!」とは決して言えないと思う。
まとめサイトを含めて、あなた方はもはや「メディア」となってしまった。いわば「エスタブリッシュメント」の側だ。

その自覚が未だない人々が、作り手の方にも多すぎる。

本来の「民意」とは、その狂騒を冷静な目で見つめる、無言の眼差しのことだ。
この「眼」は今年どんどん増え、一言も発することなく、しかし数の力で「エスタブリッシュメント」や「メディア」、「忖度」や「大人の事情」を打ち砕くことだろう。


それともうひとつ、「事実」は絶対に覆せない。
これも今年の重要なキーワードになるに違いない。


善悪以前の問題だ、自分を護るためには、どうすればいいのか?
それをアニメ業界だけでなく、日本人ひとりひとりが考える瞬間に来ているのだ。