いま、もっとも悪評の高い衆議院議員・豊田真由子氏(42歳)。連日ネガティブな報道が続いている。一方で、地元の有権者から話を聞くと、挙がってくるのは、意外にも彼女を支持する擁護の声だ。
「老人会や商工会、子供たちのサッカー大会など、どんな小さなイベントでも呼ばれたら挨拶を地元の人と交流していた」(朝霞市在住の主婦)
「福祉関係者や商工会の方などに話を聞いたけれど、誰も彼女のことを悪く言わない」(新座市在住の介護職員)
一連の報道とは真逆である。果たして、真実はどこにあるのか……。
元秘書にブチ切れした音声が流出
ここ数週間、自民党の豊田真由子氏が元秘書への暴言・暴行をマスコミに暴露されたことが大きな話題になった。報道番組で「
このハゲー!!」「
違うだろ、違うだろ~!」「
これ以上わたしの評判を下げるな!!」といった凄まじい罵声が何度も流れ、トラウマぎみになった人も少なくないだろう。豊田氏は一連の報道を受け、先月22日に離党届を提出。現在は心身症のため、病院へ入院しているという。
事態は沈静化するどころか、新たな暴言データが公開され、元秘書が暴行を受けたとして被害届を提出するなどの展開を見せ、“豊田アンチ”の流れはこの先もしばらく続きそうだ。
しかし、私(記者)の故郷は、彼女の選挙区内である埼玉四区のうちの一区・朝霞市である。20歳を過ぎた頃には東京で一人暮らしをしていたため正直親しみは薄いが、親戚や小中学校の友人の多くは、いまも朝霞・志木・新座・和光に住んでいる。
彼らに豊田氏について取材をしたら、いま報道されている情報以外の新たな側面が見えるかもしれない(ミュージカル調、赤ちゃん言葉以外の暴言ソングもあるかも)。そう思い、さっそく母親に連絡をとってみたところ……意外な返答が戻ってきた。
「
豊田さんを悪く書くなら取材は受けない。地元の人は今回の報道をとても悲しがっている」
親戚や友人にも連絡をとったが、やはり同様に彼女を否定する意見は少なかった。じつは、豊田氏は報道されているような極悪人ではないのでは……?