2017-07-10 18:37:00

ダースレイダー、鎖GROUP退社のご報告

テーマ:9SARI
先ほど、漢と鎖社員みんなとで話し合いをしました。

僕、ダースレイダーは株式会社鎖GROUPを退社する事にしました。

漢は僕の人生の中でもトップレベルの恩人で、佐藤さん亡きあとのBlackSwanの代表として鎖に誘ってもらって以来、僕の人生もだいぶヒップホップしてしまいました。
本来は直前にリリースしたVelcomのような路線を1人で歩んでたので自分でも今の状況には驚くばかりです。

その中で10連続リリースを皮切りにKing of Kingsのプロデューサーを任されたり、9sari Stationでは自分も気づかなかったトークグルーヴが生まれたり…

ただ今年に入ってから会社の方針と僕の意見が対立する機会が増えて来ました。

鎖は漢の会社なので、漢が面白いと思った事をやるのが良いとも思います。
そこに対して反対ばかりしてるのも不健全な気もして、それがいつしか話し合いの機会すら減るようになってしまいました。

タイミング的に漢はどんどん人気のMCになって行き、僕は僕で体調面の事もあり、自分自身及び自分自身のやりたい音楽や活動に向き合う時間が増えて行きました。

当初はそれをもう一回りさせて大きくする、なんて勝手に思い描いたりもしてましたが…
どうしても並走が難しい事態がいくつも出て来ました。

会社としての方向性がある程度見えて来てる中で、僕がいない方がスムーズだとも考えるようになりました。

最近はちょっとそのピークを迎えてしまい、個人的にも精神的に凄くダメージがありました。

でも自分の表現で。

諦めんな 明らかだろ 鮮やかな今 
戦いをやめんな(5years )




命の鍵は自分の手の中に
(Key of Life)





こう歌っていたことが励みになりました。
そして、ドーナツで子供たちと楽しく踊る自分の未来に光を貰いました。





僕は、僕のやるべき事をやるしかない。

そして、当然漢は漢のやるべき事をやっている。

そう思って、先ほど話して来た次第です。
期待されていた仕事は全然出来てないままの退社を認めてくれたのも感謝です。

と言っても社員としては退社しますが、
当面、バンドのマネジメントは鎖が継続してやってくれます。
また、スクラやラップ展などなど今、共同で手がけているプロジェクトもまだ沢山あります。
なので僕が言うのも自分勝手過ぎますが円満退社です。

そして、漢とD.Oを擁する鎖GROUPは間違いなく日本で最もエキサイティングでヒップホップな会社だと思います。
最大限のエールを。

僕のバトル本を読んでくれた人にも漢のラッパーとしての魅力は伝わってると思います。

僕も精一杯自分の表現を確立するために奮闘したいと思います(体調と相談しながら)。

40歳。
無職のラッパー(自称ミュージシャン?)。

なんか仕事あったらよろしくお願いします!

ヒップホップに幸あれ。

宇宙平和



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3 ■最大級のRESPECT!!

正直ダースさんの鎖以前のご活躍は存じ上げませんが、鎖においてダースさんがどれだけ貢献してくれたかは理解しているつもりです。いや鎖だけではなく日本のヒップホップにもどれだけ貢献してくれたかも重々理解しています。もしかしたら漢さんほどスポットがあたらなかったかもしれませんが分かってる人間はダースさんがいかにシーンに一役買って身を削ってきたか分かります。これだけ日本語ラップが世の中に浸透できたのもダースの活躍無しには成し遂げれなかった事です。本当に感謝しかないです。有り難う御座います!!
これからは一層お身体を労りつつダースさんの夢が叶いますよう心から祈ってます。
P.S 円満退社記念として漢さんと二人で曲を出して頂けたら個人的に天を仰いでしまうぐらい嬉しいです。それにこの退社で不仲説を唱える馬鹿者がでるかもしれませんのでその予防線にもなるのではないかと素人は思った次第であります。

2 ■ダースさん

ダースさん突然でビックリしました。
漢さんをHIPHOPに戻してくださいお願いします。取り返しがつかなくなります。youtubeや地上波でセルアウトに夢中なあの人を殴って目を覚まさせてください。

1 ■無題

1リスナーがこんなこと言うのも差し出がましいかも知れませんが、ダースさんのお気持ち、お察しできる気がします。
ダースさんも漢さんもそれぞれやりたいことがある。それらは必ずしも同じ方向を向いてなくていい。ましてやどちらが合っている・間違っているという話ではない。
むしろ、別々の方向を向いて別々のことをやっている2人にだけ開ける、特別な関係ってあると思います。

また、ちょうど今読んでいる大江健三郎の小説に癌で余命いくばくの画家が登場するのですが、それとダースさんを重ねずにいられません。
ご自分の命が短いことに自覚的な人が作りだす表現って、どれも必ずし美しいものだと思います。

長々と失礼しました。
ともかく、私はこのご報告を前向きな1歩と捉えています。
これから、より一層カッコイイ曲を聴けるのを楽しみにしています。

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