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【不登校】学校を辞めさせると言い出した夫。娘の人生が壊れていく・・・

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

娘は現在、私立の中高一貫校の3年生です。

中2の夏休み後半にあったキャンプが非常に辛っかたらしく、その後
情緒不安定になり、学校での様々なトラブルも重なった事から、人間不信となり
心を閉ざしてしまい、11月から不登校になりました。

2月から私自身がカウンセリングを受け、娘に対して過干渉だった事、
娘が辛い思いをしている時にきちんと受止めてやらずに対応の不味さを
指摘してばかりだったなと思い、まず、娘の気持ちを受止めるようした所、
部屋からは出てきてリビングで過ごすことも増え、会話や笑顔も増え
前向きにはなってきました。

不登校当初は学校を辞めると言っていた娘でしたが、始業式に行くと、
全否定された気がすると言い、もう行けないと言いました。

主人は全て、娘自身がまねいた結果であり、甘さだと言っており、
このまま不登校を続けるなら、お金の無駄だから学校を辞めさせると
言っております。

主人の一存でここで辞めさせる事は娘にとってどんな影響を与え
てしまうのか不安に感じております。

******************終わり********************************

……

回答:

お母さんが過干渉を直して、共感してあげた
ことで、ひきこもりから抜け出しました。

素晴らしい気づきと接し方です。

これほど繊細な感性を持つ子は、少し対応を
間違えるとひきこもりになります。逆に言えば、
ひきこもりの家庭は、このお母さんのように、
共感の接し方を実践するとひきこもりが改善します。

これってなかなか出来ません。

共感の会話テンプレートを使えば大丈夫です。

しかし、どれだけ家庭での居心地が良くなっても
学校へ行くかどうかは別の問題です。


そこでお母さんが止まっていますね。

当然なんです。

不登校の原因と、家庭での接し方の問題は全く
別だからです。これわかりますよね。


少し説明して行きますね。

不登校に関しては大きく分けて3つの問題が
あるんですね。

1:不登校の原因
2:不登校のきっかけ
3:家庭内での親子関係

・・・


これらを別々に分けて考えなければ、絶対に
不登校は解決しません。

まず、このお母さんは3番目の家庭内での
親子関係を改善して、ひきこもりを抜け出した
ということです。共感の会話です。

共感するという事は、過干渉をやめることです。
うるさく言うのも過干渉ですよ。

「学校へ行け!」と言い続けるのも過干渉。


子どもは学校へ行きたいんです。でも、行けない
から苦しんでいるんです。それは原因が邪魔して
いるんです。

で、次に、2番目の不登校のきっかけについてです。

お母さんは、ずっと「きっかけ」にだけ注目した
相談を書かれていました。だいぶ割愛したのですが、
人間関係や学校の対応などで苦労されたようです。

確かに、世間の不登校への目は厳しいです。

怠け、親の教育の甘さ、ぐらいにしか考えていません。


それは、私は仕方ないことだと思っています。だから、
進学校などの一部では、勉強しないなら他の学校へ
行ってくれ、と言葉では言わないですが、暗に言います。

学校も「きっかけ」ばかりに目が行っているんです。

でも、このきっかけはあくまできっかけです。原因では
ないですから、惑わされてはいけないんです。

3番目が不登校の原因です。

これが最も重要です。不登校にしている要因がこれ
だからです。ここを今、誰ひとりとして理解していない
ですよね。お父さんもお母さんも、本人も、学校も。
誰もここについて言及していません。

お父さんと学校は「怠け」だと思っていて、お母さんは、
自分の「接し方」だと思っていて、娘さんは「弱さ」だと
思っているはずです。


どれも見当違いです。

だから、上手くいっていないんです。

不登校の原因は、イジメ以外は共通しています。

「思春期に起きる感性の変化」です。

何の事だかわからないと思います。でも、これが
原因なんです。

人は思春期になると2つの変化が起きます。

肉体的な変化と感性的な変化です。

身長などが伸びたり、大人らしい体つきになるのが
肉体的な変化です。そして、体の内面で感性が
大きく変化します。目に見えない変化です。

その変化が著しく大きい子が不登校の子たちです。

これは共通しています。

それを私が発見しました。

詳しくは、小冊子やメルマガを読んで下さい。
長くなります。

その変化が起きたことで周りの勉強ばっかりする
環境だったり、何かを押し付けるような環境に
合わなくなったんです。

合わせようと努力していたけれども、そのストレス
が蓄積して耐えられなくなったんです。

自立力の無さもストレスの限界量を少なくしています。

では、どうすればいいのでしょうか?

まずは関係者全員が不登校の原因を理解すること
ですよね。これ、難しいと思います。最高に難しい
はずです。

それでも、これをやらずに解決はないです。

だから、そこで「共感の会話テンプレート」が出てくる
んですよね。ここでも使えるんです。

次に、

娘さんの変化した感性に合う活動を学校の中で
やることです。だって、今の学校の環境に合わない
から不登校になっているんです。新しい活動を
作ってあげるしかないです。


それが、今の学校なのか、転校なのかは家庭で
決めるしかありません。

不登校の問題って、そんなに甘くないです。

転校しておくべきだったのに、っていう子もいますし、
今の学校で粘ってよかった、っていう子もいます。
それは、最後、子どもと学校の相性ですよね。

うまくいかないのは、とにかく、最初の出発点が
間違っているんですね。

多くの不登校の場合、原因を知らずに対応して
います。それで苦しいんです。順番があって、
まずは親子関係です。それから、不登校の原因
へと進んで行きます。

このお母さんは、ステップ1はクリアしました。

だから、次へ進めるんですね。

親子関係の改善なくして、学校へ行くことも、
朝きちんと起きることも無いですよ。

ほとんどの子は親が恐いから朝起きないだけです。

簡単なんだけど、自分のエゴというか、思い込み
で、対応しています。学校へ早く戻したいだけ。
子どもの意志は無視している。それは親子関係が
悪くなります。

みんながみんな同じ状況ではないです。

夫婦の関係や兄弟・姉妹の関係も違います。
学校の対応も、担任の対応も様々です。

転校した方が良い子もいれば、そのままの方が
良い子もいます。私の学校へ見学へ来ても、この子は
今の学校の方が良いと感じたら転校は勧めません。

最後は、自分の人生の経験で判断するしかないです。

お父さんがどうして、こういう強い態度に出るのか
とかも話したいのですが、今は、まず不登校の原因を
共通理解として持つのが先です。

それでは、今すぐ、共感の会話テンプレートを使って
関係者全員へ不登校の原因を話して下さい。

では、また。

青田



追伸:
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不登校教育研究所 代表
青田 進


<今までの不登校教育実績>
再登校させた数=3919人
不登校の大学進学率=約92.7%
不登校教育歴=約21年
不登校講演会の参加者数=約7671人
現在、教育中の不登校生数=約723人

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