時勢に応じて俺を変革しろ

新卒ブランド捨て、彼女を追いかけて、NZに来た。

NZのワーホリで働く前に知っておきたいお金に関する3つのこと

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どうも、NZでワーホリ中のマーディー(@rym_nz)です。




今回のポイント

・最低賃金は$15.75
・トライアル期間というお試し期間内でも、ほぼ他の雇用者と同じ権利がある
・バイトでも有給代わりに、毎回の給料に8%増しでお金が支払われる!



ワーキングホリデーで、他国で働くときに、「時給低いけど、とりあえず最初だしお金もらえればそれで良いや〜」って考えていません?


それ間違ってますよ!


日本人経営のお店では、日本人の英語力の低さや、ワーホリだってことを良いことに、経営者たちが足元を見て、NZの法律ではアウトだったり、グレーゾーンな契約で働いている人が、悲しいことにいます。

いくら、英語がわからないとか、この国のこと知らないからといっても、あなたには、その国の法律で決められている通りに、しっかりと給料をもらって、休みをもらう権利がしっかりとあるんです!




NZのワーキングホリデーに来て、10ヶ月くらいが経つんですが、何人かの日本人に会ってきて、不当な時給で給料を受け取っていたり、有給を受け取っていない人たちがいました。中にはNZで働いて2年も経っているのに…


ニュージーランドでのワーホリをする前に知るべき給与体制に関するたった3つのこと。


日本とNZ。国が違えばいろいろなルールが代わってきます。

なので、NZでは日本と違う給料に関するルールがあることをしっかり知ることで、騙されずにワーホリを

1. ニュージーランドの最低賃金


NZの最低賃金の時給は、$15.75です。(2017年7月10日付け)

日本では、都道府県によって、最低賃金が決められていますけど、NZは国全体で最低賃金が一緒なんです!


どんだけ都会にいようが、どんだけ田舎だろうが、しっかりと最低賃金の$15.75を貰えます。なのでいま、最低賃金以下の時給で働いている人は、しっかりと店長と話すべきです。


「給料が最低賃金より低いからあげてくれ!」


なんて、日本社会で生きて来た僕らには、少し言いづらいかもしれないけど(特に相手が年上の日本人ならなおさら…)。どうしても言えないのなら、辞めることを考えて、他の職場を探すことを勧めます!だって、決まった最低賃金より安い給料で働かされるなんて嫌でしょ?


給料は週払いが基本のNZ

日本では、1ヶ月に1回の給料の支払いが普通だけど、NZでは1週間に1回(曜日は仕事によってバラバラ)が支払われます!

週払いによるメリット

1ヶ月ごとの支払いと違って、お金を使い過ぎて、「次の給料まで生きていけるかどうかわからない…」なんてことがなくなる!週払いのメリットはこれに限ると思う。

NZでは、家賃の支払いも週払いなので、それに伴っての週払いなのかもしれません。(それか、逆パターンか。)

週払いによるデメリット

日本で1ヶ月ごとに給料を受け取っていた時は、一気に20万円!とかって振り込まれてて、給料日のたんびに、テンションが上がってたんですけど、

NZの週払いに慣れていないころは、週に$500(約4万5千円)ずつ振り込まれるから、なんだか少なく感じてしまう。だから一気に振り込まれた時ほどテンションは上がりません。笑


2. お試し期間のトライアル


NZでは、正規的に雇われる前に、お試し期間のトライアル期間があります。

このトライアル期間でも、他の従業員と同じように、最低賃金以上で時給をもらう権利、その他の条件も同じく扱われる権利があります。

なので、「トライアル期間だから最低賃金より低いからね」なんて話を聞いたら、それは嘘!

ただし!このトライアル期間の間で、たった1つだけ、他の従業員とは違い、与えられない権利があります。それが、


トライアル期間内での、たとえ根拠のない解雇でも、文句を言う権利が与えられません。


トライアル期間が定められている間は、雇う側があなたを見極める期間なので、トライアル期間の途中であっても、雇う側が「あ、この人はちょっと無理かな。」と判断されたら解雇されてしまいます。

というのも、NZでは、一度雇ってしまうと、その後90日間は、その人をクビにすることができません。なので、慎重に人を見極めて、選ぶための期間が欲しいんですね。

トライアル期間は最大で90日間


このトライアル期間は、最大で90日間まで、雇う側が設定することができます。ただ、雇う側が決めるといっても、トライアル期間が決められる前に、雇う側と、雇われる側のあなたの間で、納得した形の合意ができて初めて決定されます!


なので、仕事に応募して、トライアルを数日した後に契約書を書くことになって、そこに「トライアル期間は90日間」と書かれていたら、それはしっかりと合意したものではありません!あまりにも長すぎると感じるのであれば、しっかりと話し合いをしましょう。

最大で90日なので、それ以下のトライアル期間が定められることもあります。ちなみに僕は2週間でした!


3. ホリデーペイという有給に関する制度


ホリデーペイとは、簡単に有給に関する制度のことで、NZでは1年以上働くと、Annual leaveという4週間の有給がもらえるんですよ。ワーホリをしたい人、ワーホリしている人からしたら、「1年間以上働かなきゃだめなんかい」って思いますよね。


ただ、NZでは、1年間働かなくてもpay as you goという形で、有給の代わりに、給料に8%増しでお金を払ってくれるんですよ。


このpay as you go(pay as you earnと表記されることも)は、”給与明細に時給と分けて掲載されていなければならない”という法律があります。なので、「ちゃんとホリデーペイ払うよ!」と言われていても、自分の給与明細に記載がナイのであれば、それはもらえていない可能性があるので、いますぐ確認を!


仕事によっては、pay as you goのように、毎回の給料にではなく、その仕事を辞める際にまとめて払ってくれる場所もありますし、相談すると変えてくれるところもありますので、相談してみるのも良いかもしれません!


また、6ヶ月間同じ職場で働いた場合は、sick leave(病欠による有給)やbereavement leave(不幸による有給)もアルバイトだろうが、正社員だろうが、しっかりともらえます!


また、固定された曜日でシフトが組まれている人は、その日に祝日が重なった場合、本来働くはずであった時間分の給料がもらえます!



他にも知っておきたい給料に関わること

時給を上げて欲しいとき

日本だと、アルバイトでも長く続けていたら給料ってあがったりするじゃないですか。けど、NZの職場は単に長く働いたからといって、給料を上げといてくれる場所ばかりではありません。

自分から、「自分はこれだけの仕事をしていて、もっと給料をもらうべきだと思っている!」と伝えなければいけません。


もちろん、それが実力に伴っていないのなら、断られます。ただ、自分の働きをいつも誰かが見てくれているわけではないし、黙っているだけではダメなんですよ。自分をしっかりとアピールしなきゃ。

祝日に働いたら時給が1.5倍に

祝日に働いたら、時給が1.5倍に増えます!これも、しっかりと給与明細に明記されるので祝日の日に働く人はしっかりとチェックするようにしましょう。

ただし、自分がお客さんの場合は注意!ニュージーランドの祝日に、レストランやカフェで食事すると祝日税たるものを取られるので、気をつけましょう。





俺はワーホリの足元を見て、日本人の足元を見て不当にあなたを雇うやつらを許さない!

・自分がホリデーペイを払われているのかわからない…
・周りの外国人と同じように扱われていない…
・いまの場所で働いたままでいいのかわからない…

こんな人たち、こんなんじゃない人たちも相談いつでも受け付けますよ!!!!



ホリデーペイに関しては、今回はワーホリに関連しそうなことしか書いてないですけど、いずれフルタイムで働く人にも当てはあるものを書いていこうと思います!