いつものことかもしれませんが
また上記タイトルの内容が意味不明であろうと思います。
しかし私は、極めて真面目に訴えようと思った内容です。
興味本位でご覧になった方がいらっしゃったら申し訳なく思いますが、なにもバイアグラに限ってのお話ではありません。
「バイアグラ男」
上記言葉は ワイドショーなどで話題になっている、サスペンス俳優(以下俳優)と女優タレント(以下女優)ご夫婦との間に起きた離婚トラブルで、俳優さんを罵倒する為に、女優さんがブログやYouTubeで使われている言葉です。
私は 彼女の総てのブログを読破した訳ではありませんが、私の感じ取ったイメージとして、女優さんはこの「バイアグラ男」という比喩を用いて
「ご主人である俳優さんが奥様の女優さんを裏切って、親友だか何だかの(そんな女は親友であるきゃ!)女と浮気をしているだろう事実を証明すべく、規定外容量のバイアグラを用いて不貞行為を犯している」
と言いたいのだと思います。
これに対して、世間では面白おかしく「俺はバイアグラを使用していない」等と堂々と発言されるベテラン舞台俳優さんがいらっしゃったりと、何の問題もないような報道をされていますけれど、私はそれが大きな間違いだ!と申し上げたいのです。
バイアグラって、そもそもEDという病気に使われるお薬ですよ。
気の毒なバイアグラを慰める図
EDは病気である または病気の副作用や後遺症である
今更EDについての説明は省略しますが、私は女性ですから、EDの経験もなければ「みなぎる自信を取り戻したいあなた」といった「びんびんチャガマ」だけをお求めになる男性の気持ちは分かりません。
しかし糖尿病や癌治療などで、EDを経験する男性は少なくないと思います。
癌治療は、その治療が過酷な場合、女性では生理が止まったり 急激な更年期障害に悩まされます。男性の場合は性欲の減退なども副作用の一つです。
適切な例えであるかどうかは分かりませんが、乳がんなどで乳房を失った方や、子宮癌などで全摘出をされた方が、女性観の喪失で悲観に暮れるお気持ちを、心から理解します。
私も全身7か所、合計60センチ以上にもなる手術跡が残りますから、一生その姿を直視せざる負えない落胆を思い知りました。
そのうえに臓器摘出ですから、身体への負担や長期の治療を要するその闘いは、当事者でないと分からない辛さがあります。
きっとEDを患う男性の方の
お気持ちも同じようではないかと
想像します。
特にお子様を望むカップルにおいては
相当、深刻であろうと思います。
バイアグラ(お薬)のイメージが先行する
以前、「デスパレードな妻たち」で主要メンバーを演じられた、フェリシティ・ハフマンさんがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた「トランスアメリカ」という映画で、主人公(性同一性障害の男性)が、まだ男性の時に産まれた息子が、ポルノ男優として食つなぐ場面(男優同士のポルノ)で、マネージャーから「撮影前にバイアグラを飲んだ?」と催促されるシーンがありました。
(映画は素晴らしい作品で お勧めです)
バイアグラというお薬が、日本でもイメージされるようになってきていたので、ポルノ男優というお仕事には、スケジュールや精神的な感覚で、そういうお薬が必要なのかと思った記憶があります。
それがバイアグラのイメージとして
定着しているのでしょう。
不倫や不特定多数の不貞行為の代名詞のように扱われ、いったいどれだけの男性が「びんびんチャガマ」を求めて、そのお薬を欲しているのか知りやしませんけど、病気によりバイアグラを服用される方々のお気持ちになって考えると、それが正しい比喩だとは到底思えません。
だいたい女性に対して
ご自分のご子息のご立派さを
ご誇示されたいお男性って
お人間的にどのように
お考えでいらっしゃるのか
甚だ お疑問を お申し上げます。
そんな お男性は 女性として
願い下げでございます!
同様に、イメージが先行するお薬は沢山あります。
例えば私の様に、抗がん剤や複数の痛み止めを必要とする方が、服用している薬の種類で「こりゃ余命が少ない」等と勝手な事を言われた。
精神疾患で服用するお薬を揶揄された。治療をするにあたっても、人それぞれで効果のほどが違い、効果を確認するにも数週間から数カ月を要すると説明しても、それを画一的に、薬=病名=症状 で結び付けて勝手な事を言う。
不妊治療などで飲むホルモン剤等を 過剰に心配したり、女性失格の様に言われる。
(私は娘を7年間の不妊医療で授かりました)
数多くの理解不足や 思い込みで
心ない言葉と会話が交わされるのを、聞いてきました。
安易なお薬の扱いは、重篤な副作用をもたらします
今回は女優さんが発した言葉には
俳優さんが重症の糖尿病であるにもかかわらず、規定量以上のバイアグラを服用して
長時間の不貞行為に及んだとおっしゃっていました。
それが事実かどうか
知ろうとも思いませんが
言葉の内容によっては
「闘病中でも 規定量以上のお薬を服用し行為に及んでも大丈夫なんだ」
「沢山飲めば それだけ効果が上がる」
などと受け取られ兼ねません。
お薬は、勝手に、分量を守らずに、必要以上に服用すると、必ず相反した作用をきたします。時には命に関わる重篤な症状に陥ります。
規定量以上を服用したからといって、効力以上 薬の効果が上がる事はありません。むしろ身体への負担が増します。
長期にわたって服用すると、精神的常習性が問題になる事もあります。
つい先日、お薬の服用を安易に考えて、路上で意識をなくされた芸人さんが話題になりましたが、そういう事が起きる可能性があります。
そんなこと この女優さんは
微塵も 考えてないでしょう!
世間で笑ってる方々も
微塵も 考えてないでしょう!
いつかの国会議員や
彼女の様な有名な方が
何の考慮も思いやりもなく
注目を集める場において
自己中心的で 勝手な発言をするから
病気や投薬の 誤解や差別が
なくならないのだ!
ホントにバカじゃなかろうか!
世の男性たちは どうして反論しないのか?
いまこのブログを読んで下さっている男性方は、病気の副作用や後遺症でご自分がEDになるなんて、夢にも思っていないのでしょうか?
もしご自分がバイアグラを必要な立場になられた時に、女優さんの意味する「バイアグラ男」と呼ばれるならば、どのように反論なさるのでしょうか?
「浮気はしていない!」?
「びんびんチャガマに興味はない!」?
「夢の様な体験だ!」と思うオロカモノ?
やはり
「俺は病気で 服用せざる負えないんだ」
と思われるでしょう。
世の男性たちとバイアグラ安全保安協会があれば、一致団結して、もっとしっかり反論をすべきと思います。
それとも、おっと~が私に申しましたが
「バイアグラへの反論は分かるけれど、俳優ご夫婦の争点内容が低俗すぎて、論ずる気持ちにならない」かも知れませんね。
長らくお読みくださって ありがとうございました。
言葉に不適切な表現がありましたら
お詫び申し上げます。
皆さまどうか、ご理解のほどを
お願いいたします。
今日は色々お話もあったのですが
長くなったので、また次回に致しますね。
(@^^)/~~~
感謝感謝!!