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スライムの皮をかぶったドラゴン~最弱のフリして静かに生きたい 作者:三木なずな

第二章 クリスタルタワー

30/30

年下のおばちゃん

 クリスタルタワー一階、ヒマだからユーリエの修行に口出ししていた。
 とは言え口を出すだけだ。

 傍から見ればユーリエは地べたに正座していて、俺はひなたぼっこの半溶けになった状態で抱っこされている。

『あの、スライム様……一つ気になったことがあるんですけど』
『なんだ?』
『魔力の事なんですが、なんかリズムみたいなのがある気がするんです』
「へえ?」

 思わず声に出た、半溶けボディに目玉を滑らせて、真上にいるユーリエを見る。
 幼い顔は相変わらず真面目だが、その上に不安と困惑がスパイス程度に混ざっている。

 ユーリエとの会話は魔力回路直通のテレパシーで全部住ませてるにも関わらず声に出たのは、この早い段階でよくその事に気づいたな、という意味だ。

『リズムってあってるのか分かりません。波……もちょっと違うと思います。えっと……』
『リズムでいいぜ。それに名前は別にない、なんだったらクセでもいい』
『クセ、ですか』
『俺のクセだ、正確には俺の修行法で育ってきた人間全員がつく癖だ。大体トトーン、トトトトトーンのくり返しなんだろ?』
『その通りです!』
『俺の修行でそのリズムに慣らされていくんだ。さっきも言ったけどクセ程度のものだから気にしなくてもいい。それよりもよくやったぞ』
『何がですか?』
『この段階でそれに気づくのは基礎の体力と魔力がついてきたって事だ。修行よく頑張ったな』
『私は何も……スライム様のおかげです』

 はにかんでうつむくユーリエ。
 何もしてないって思うのもわかる、ユーリエにやらせた基礎修行は「常に俺を抱っこしてる」だけだからな。
 俺を抱っこしてると体力魔力を常に限界まで消費する、普通の人間で言えば24時間ランニングしてるようなもんだ。

 それをクッションみたいなスライムを抱っこするだけで実現出来るのだから、何もしてないって思うのは分かる。

『ユーリエがずっと俺を抱っこしてるからだ。普通は途中で飽きたり面倒臭がったりするもんだ』
『飽きるだなんて! スライム様がこんなによくしてくれてるのにそれはバチが当たります!』

 俺を更にぎゅっと抱き締めて上から力説してくるユーリエ。
 本当真面目なやっちゃな。

『とにかくそれを感じられる様になったから修行の第一段階終了。ユーリエにはオレ流初段をやろう』

 魔法を使い、ユーリエの右手首に赤い紐――ミサンガのようなものを作った。

『これ……』
『初段の証だ。次は技を一つ教えてやる』
『――っ! ありがとうございます!』

 ユーリエは更に目を輝かせて、俺を更に強く抱きしめたのだった。

     ☆

 村を襲ったことで、ちょこちょこ襲ってくるようになった勇者。
 この日の午後も、村人に毛が生えたような勇者が襲ってきて、クリスタルタワー一階のモンスターで迎撃した。

 おれは動かなかった、代わりにユーリエに動かせた。

「ええい! スライム様シュート!」

 ユーリエは振りかぶりながら、かけ声と共に俺を投げる。
 スライムボディをまるでボールのようにして、勇者に投げつける。

「ぐるぐるぐるー」

 投げられたおれは目を「ぐるぐる(@@)」にさせて、ユーリエにされっぱなしにした。
 もちろん目なんか回してないし声を出す必要もない。これはただの偽装だ。

 修行その二、俺をボールのように投げて敵を倒すこと。
 今までずっと俺を抱っこしてるのは持久力を鍛えるため、この投げる動作は瞬発力を上げるためだ。
 体力も魔力も、まずは基礎。
 おれが今までの十二人の教え子にしたのと同じ事をユーリエにもした。

 ユーリエは俺を投げて次々と勇者を倒していく。
 半分はユーリエの力、半分は俺の調整だ。
 基礎鍛錬にピンチはいらない、ピンチにならない程度に俺が調整して、やばそうな時は投げつけた時に俺がさくっと倒す。

 それを繰り返していたら。

『あれ?』
『どうしたユーリエ、手が止まってるぞ』
『スライム様、この勇者……』
『ん?』

 どういう事なのか、とユーリエの視線を追って目の前の勇者を見る。
 ユーリエが投げつけた俺を弾いたそいつは体格がよくて、体格はいいが、ヒゲぼうぼう頭はもじゃもじゃ、もっさりとした感じの男だ。

 強さは……まあ弱い。テリーとリリの二人と戦って互角くらいってところだ。
 それはいいんだが、どうしたんだ?

『この勇者、私と同じリズムみたいです』
『なに?』

 ユーリエに言われて、俺はそいつの事をよく観察した。
 確かに、その勇者の精神力や魔力、そのリズムが俺たちのと同じだ。
 どういう事だ? と訝しんだが答えはすぐに分かった。

「モンスターの走狗に成り下がった娘よ。このアレックス様の一番弟子、シー・ロンが他の人間を害さぬよう成敗してくれる」

 男はそう言って手斧を投げた。

「くらえぃ! クワトロ・アックス!」

 四つの手斧を同時に投げつけてきた。
 必殺技のように叫んでる割りには大した事はない、ただ投げつけただけだ。

 その証拠にユーリエはサッと躱して、俺に話しかける余裕が残っていた。

『アレックスさんの弟子……アレックスさんって確か第一使徒の――』
『俺の最初の教え子だ……三代目がいたのか』

 ちょっと驚いたが、思えば不思議な事ではない。
 アレックスとか、俺の教え子たちはちゃんと自立出来る様に、活躍出来る様に基礎から思いっきり叩き込んだ。そいつらが活躍するのは当たり前で、そうやって活躍する人間が弟子をとったりするのもまた当たり前だ。

 俺とは直接繋がらないから、今まで知らなかっただけだ。

 今まで知らなかった、が。

『手を出すなユーリエ、こいつに俺の事を知られたくない』
『分かりました』

 ユーリエは頷き、俺を投げるのをやめた。
 俺はカレンから盗んだスキル・ナイトメアを使った。
 シー・ロンの精神世界に干渉し、夢を見させる。

 シー・ロンは倒れた、うつ伏せに倒れて夢を見始めた。
 夢は醒めても現実と混線する様なものがある、そういう夢を見せた。

 クリスタルタワーなど知らない、こんなところにダンジョンがあるなんて知らない。
 そんな夢。

『よし、これでいい』
『さすがですスライム様』
『うん? なんで?』
『今ナイトメアを使いました……よね。そういうリズムだったから』
『なるほどそれを読んだか』

 真面目な上に優秀だなやっぱり。
 一方のシー・ロン。地面に倒れているヒゲモジャの男。

『こいつは気づかなかったな、ユーリエと直に戦ってこっちは気づいたのに』

 アレックス、どういう教育してるんだ?
 それにこんなにクソ弱いのに必殺技みたいなの使ってたぞ。
 基礎もなってないうちからのそれはダメだろ。

『きっと体調がよくなかったんだと思います。私より大分年上さんみたいですし』
『こいつのが年上だけど、立場は逆にユーリエのが上だぞ?』
『え?』
『ユーリエは俺の教え子、こいつの師匠アレックスと同じ二代目だ。で、こいつは三代目。つまり?』
『……つ、つまり?』

 ゴクリ、と生唾を飲むユーリエ。

『アレックスはお前の兄弟子で、このひげもじゃはお前の甥弟子だ』
『お、甥……』
『年下のおばさんだな』
『………………』

 年下のおばさんって言われて、ユーリエはしばらく固まった後、抱っこしてる俺を地面にたたきつけて。

「スライム様のばかああああ!」

 と半泣きで走って行った。
 ちょっといじめちゃったか。
 その関係性に気づいてちょっと面白かったから、ついついいじってみた。

 あれくらいの幼い女の子に年下のおばちゃんはちょっとひどかったか。
 あとでお詫びに強めに修行させとこ――。

 そう思ったが、走り去っていったユーリエが戻ってきて、半泣きで俺を抱き上げて。

「スライム様のばかああああ!」

 俺を何度も何度も地面にたたきつけた。
 ただたたきつけるだけじゃない、俺が言いつけた瞬発力鍛錬の投げ方だ。

 泣きべそかきながらもそれをやり続けるユーリエ。
 本当、まじめなやっちゃな。
おかげさまで月間総合3位になりました、頑張って2位目指しますので応援お願いします。

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