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CHALLENGE FOR THE CREATION -創造への挑戦-
約35分間の第1区分展示飛行を終えた六機のT‐4は、観客たちが待つ松島基地のランウェイに着陸した。誘導路上で再度隊形を整え、整備員や観客たちが待つエプロン地区までタキシングする。地上滑走中でもブルーインパルスは最後までその編隊を崩すことは許されない。空中でも地上でも、常に編隊精神という強い絆で結ばれているからである。
コクピットから地上に降り立った小鳥たちを、万雷の拍手喝采とファンファーレが包み込む。天高く投げられた帽子が宙を舞い、カメラのスポットライトが小鳥たちを照らす。まるでハリウッドスターになった気分だ。ウォークバックで石神たちと合流した小鳥は、鷲尾1曹や彩芽たち列線整備員の手荒い歓迎を受けた。頬を抓られ乱暴に肩を叩かれてもその痛みは全く気にならない。パイロットと整備員の間に存在する強い信頼関係を、改めて認識できるからだ。
手を振り観客の声援と握手に応えながら小鳥は流星の姿を捜した。だが流星は見つからない。白い兎に導かれたアリスのように、流星は忽然と姿を消していたのだ。悲嘆に暮れた小鳥は肩を落とす。地上に戻ったら話を聞いてくれると約束したのに、勝手にいなくなるなんて酷いじゃないか――。悲しみに潰された小鳥の肩を誰かが叩く。小鳥が振り返った先には清々しい表情をした石神たちがいた。
「どうしたんだ? 最高の展示飛行を終えたってのに、えらく元気がないじゃないか。もしかして……燕を捜しているのか?」
肩を落としたまま小鳥は頷いた。
「……はい。でも、どこにもいなくて――」
「燕さんなら見ましたけれど――」
圭麻の言葉に小鳥は顔を上げた。見れば圭麻は流星の物と思しきスカーフと識別帽を持っている。
「航空自衛隊の制服を着た男の人と一緒に、ハンガーのほうへ歩いていったのを少し前に見ましたよ」
胸が逸る。小鳥の両足は今にも地面を蹴って走り出しそうだ。小鳥は石神を仰ぎ見る。すると石神は「分かっているぞ」と頷き、精悍な顔に莞爾とした笑みを浮かべたのだった。
「俺たちはオペレーションルームで待っているから早くいってこい。全員が揃わないとデブリーフィングはできんからな」
明るい栗色の髪を揺らして一礼した小鳥はハンガーを目指し一陣の風の如く疾走した。青い屋根を被るアーチ状のハンガーが視界前方に飛び込んでくる。ハンガーの前には誰もいない。小鳥は乱れる呼吸を整えながら室内を覗き込む。眩い白光の真下に流星は立っていた。圭麻が目撃した男性と向かい合わせになり、なんらかの会話を交わしている様子だ。
小鳥の記憶は男性を覚えていた。彼は燕飛龍航空幕僚長――流星の父親だ。早見昶が墜落死した事故を絶大な権力で揉み消し、F転を通告されパイロットの資格を罷免された、流星の処分を取り消して、彼が再び空に戻れるように取り計らった人物。だが流星に憎まれているはずの飛龍が、いったい彼になんの用があるのだろうか? 悪いとは思いつつも小鳥は身を屈めて二人の会話を聞くことにした。
「素晴らしい展示飛行だった」
「……それはどうも」
流星の声と表情は炭酸が含まれていないコーラのように素っ気なかった。
「航空幕僚長自らがお出でになるなんて、いったい今度は何を企んでいるんですか?」
「保留中の返事を聞きにきた」
「……返事? なんのことか分かりませんが」
「約束を忘れたわけではあるまい。私はお前と取引をしたはずだ。今日の展示飛行で『サクラ』を実施する許可を与える代わりに、お前はブルーインパルスを辞めて、第306飛行隊に戻ると約束しただろう」
あまりにも衝撃的すぎる言葉に驚愕した小鳥は危うく叫びそうになった。小鳥の夢を実現させるために、流星は自らの未来を代償に差し出したのか――。小鳥は喉元まで出かかった悲鳴を苦労して飲み下し、再び二人の会話に耳朶を傾ける。幸い流星も飛龍も小鳥の存在にまだ気がついていないようだ。
「お前は生まれながらのファイターパイロット――イーグルドライバーだと私は思っている。それにお前もいつまでもブルーインパルスに留まってはいたくないはずだ。お前の優れた操縦技術は民衆を喜ばせるために与えられたのではない。我が国の空を守るために与えられたのだ」
甘く苦い飛龍のバリトンの声が止むと、ハンガーは鼓膜の奥を突き刺すような深い静寂に包まれた。一言でも声を発すれば、瞬く間に世界が壊れそうな気がする。微かに空気が揺れた。言葉を紡ぐために流星が息を吸い込んだのだ。
「オレは――」
「待ってください!」
情動に背中を蹴飛ばされた小鳥はハンガーに駆け込み、流星と飛龍の間にその身を滑り込ませた。突然の闖入者に燕親子は揃って瞠目している。
「お願いします! ブルーインパルスから――私たちから大切な人を奪わないでください! 翼を奪わないでください! 燕さんがいないと私たちブルーインパルスは空を飛べないんです! 私は燕さんと空を飛びたいんです! お願いします! 燕さんを連れていかないでください!」
流星を失いたくない強い思いは言葉となって小鳥の口から放たれた。飛龍に向けて限界まで頭を下げた小鳥は必死に懇願する。ややあって名前を呼ばれて肩に手が置かれた。掌に宿る体温で分かる。これは流星の手だ。首を伸ばして顔を上げると穏やかな面持ちの流星と視線が絡み合った。小鳥から視線を外した流星が飛龍を見つめた。果たして流星はどちらが望んでいる答えを言うのだろうか。
「オレはまだブルーインパルスを離れるつもりはありません。ブルーインパルスの皆と空を飛び続けたいんだ。今のオレはイーグルドライバーじゃない、ドルフィンライダーなんです」
流星が出した答えは小鳥が望んでいた答えであり、飛龍が思い描いていた未来とは反する答えだった。飛龍の厳格な顔はダヴィデ彫像のように静謐だ。そして長く重い息が飛龍の口から静かに吐き出された。
「――お前は笑っていたな」
「オレが笑っていた……?」
「展示飛行を終えて地上に戻った時、コクピットから姿を見せたお前は、眩しいほどの笑顔を浮かべていた。それは父親である私が見たことがない笑顔だった。ブルーインパルスで飛び、心から信頼できる仲間がいるからこそ、お前はあのように笑えるのだと私は気づかされたよ。……お前の選んだ道だ。私に口出しする権利はないだろう。思う存分ブルーインパルスで飛びなさい」
ハンガーから立ち去る前に飛龍は足を止めて肩越しに振り向いた。
「流星」
「なんでしょう」
「……お前はまだ私を憎んでいるのか?」
流星はゆっくりと切れ長の双眸を伏せ、正義の女神が掲げる天秤の上で激しく揺れている、己が感情と向き合った。
飛龍は真実を闇の中に葬り、昶を失った弥生の心を更に傷つけた。
絶大なる権力を最大限に利用して流星を再び飛べるようにした。
暗い闇を孕んだ負の感情が流星の心を覆い始める。
すぐ側に佇む小鳥の存在を感じると、負の感情は波のように引いていく。
感情の波が引いた後に残ったのは――凪いだ海のように静かなる感情だった。
「……憎んでいた、恨んでいた。あんたがしたことは、そう簡単に許せることじゃない。でもいつまでも過去に囚われたままでは未来に進めない。時間はかかると思うけれど、オレはあんたを――父さんを許そうと思う」
小鳥と流星に背中を向けている飛龍の逞しい双肩は震えていた。飛龍は泣いている。そして獅子の如く誇り高いプライドが、二人に情けない泣き顔を見せるなと命令しているのだ。振り返った飛龍は見事に涙の痕跡を消していた。二人と敬礼を交わした飛龍は静かにハンガーから出ていった。ややあって流星のほうを振り向いた小鳥は両方の眦を吊り上げて彼を見据えた。
「酷いじゃないですか!」
「……何がだよ」
「航空幕僚長とあんな約束をしていたなんて、どうして私に言ってくれなかったんですか!? それを知らずに私は夢が叶ったって、一人で浮かれて喜んで馬鹿みたいじゃないですか! 燕さんの未来と引き換えに叶えられた夢なんて全然嬉しくないです! それにあと少しで燕さんを失うところだった――!」
小鳥の涙腺は遂に爆発した。涙の海に溺れた小鳥の視界が捉えたのは、困惑した表情を浮かべた流星だった。そういえば小鳥を泣かせたのはこれで何回目だろうと流星は思っていた。どちらかと言えば小鳥は泣き虫な種類に入ると思うのだが、彼女が流した涙の原因の大半は自分のせいだったような気がするのだ。
「……悪かった」
だから流星はそれだけしか言えなかった。小鳥は何度も首を振って泣き続ける。小鳥が首を振るたびに、朝露のように透明な雫が宙を飛んだ。小鳥の涙を消し去る魔法の言葉も思いつかず、どんな態度で接したらいいのか流星は分からなかった。何度も何度も躊躇した挙句、流星は小鳥を引き寄せるとその華奢な身体を胸に抱き締めた。
小鳥は流星の背中に両腕を絡ませ彼の胸に顔を埋めて泣き続ける。不意に涙で湿った頬に手が添えられ、小鳥は強引に顔を上げさせられた。気づけば流星の端正な顔が眼前にあった。突然と唇に柔らかい感触が押し当てられた。温かく湿った柔らかいものは上唇を優しく噛むように挟みこみ、次は下唇を覆われる。いったい何が起こったのか分からないまま、小鳥はその感触を受け留めていた。
――自分は流星に唇を重ねられているのだ。
ややあって小鳥は理解に至る。そして衝撃的ともいえる事態を認識できた瞬間、激しい混乱が小鳥の思考を掻き乱した。音を奏でながら何度も繰り返される流星の口づけは、小鳥の心と身体を甘く優しく解していく。一瞬のような永遠のような不思議な時間は過ぎ去り、やがて深く重ねられていた流星の唇は、ゆっくりと離れていった。深く甘い口づけから解放された小鳥は、息を乱しながら熱っぽく潤んだ瞳で流星を見上げた。
「燕……さん……その、今のって、キス、ですよね――?」
「……ああ、そうだよ。それがどうした」
「それがどうしたって、キッ、キスって、好きな女の子にするものですよ!? それなのにどうして私にキスしたんですか!?」
「――好きだからだよ!」
「ふぇっ!?」
奇怪な声を奏でた小鳥は流星を仰ぎ見る。視線の先にいる流星は決然と表情を引き締めていた。あたかも天上の姫君と向き合う高潔な騎士のように。
「オレはお前のことが好きだ、大好きなんだよ。強引にキスしたのは……悪かったと思っているさ。オレはこの想いを止められなかった、抑えられなかったんだ。初めはお前が鬱陶しかった。でも、いつの間にか純粋で真っ直ぐで、ブルーインパルスと空を心から愛するお前に惹かれていた、仲間以上の存在としてお前を意識するようになっていたんだ。お前に快く思われていないのはよく分かっている。覚悟はできている。ここでお前の返事を聞かせてくれ」
「返事を言う前に……私が話したかったことを聞いてくれますか?」
流星は短く首肯した。深呼吸を一回、小鳥は言葉を紡いだ。
「私も燕さんが好きです、大好きです。燕さんの心の翼になって、貴方と一緒に日本の空を飛びたい。これが貴方に話したかったこと、そして今の返事です」
小鳥が言い終えると緊張で強張っていた流星の顔は解れていった。小鳥も流星と同じ思いを抱いていた。小鳥も初めは流星が好きではなかった。ブルーインパルスの一員だとはとても思えない振る舞いに、嫌悪感さえ抱いていた。だが飛行訓練を重ね生活を共にしているうちに、小鳥は流星の本質を見るようになっていた。そしていつの間にか小鳥は流星を「異性」として意識するようになっていたのだ。小松基地での一件で一度はその想いは揺らぎかけた。しかし心に受けた衝撃の大きさが、流星に抱く想いが強いものだと小鳥は知り、この想いが彼への「愛」だと気づいたのだった。
小鳥と流星が互いに抱いていた素直な想いを伝え合ったその瞬間、拍手や指笛が渾然一体となった歓声が背後で爆発した。突如として爆発した大音量に驚き、熱く見つめ合っていた小鳥と流星は出入り口のほうを見やる。なんといつの間にかハンガーの前に黒山の人だかりができあがっており、総括班や整備員などの総勢40名を超える第11飛行隊の隊員が勢揃いしていたのだ。その大観衆の中心にいるのは石神たちだった。
「石神隊長!? それに鷹瀬さんたちまで! まさかずっと覗き見していたんですか!?」
里桜と真由人と圭麻に背中を押された石神が、困ったように頭部を掻きながら一歩を踏み出し進み出た。彼らを代表して檀上に立ち弁明のスピーチをするようだ。
「いや、その、ずっとじゃないぞ。いつまで待っても夕城と燕が戻ってこないから、心配だから迎えにいこうって話になってな。ハンガーに向かう途中で燕航空幕僚長と会って、二人はまだハンガーにいるって聞いて――」
「小鳥ちゃんは泣いているし、燕君は困っていて声をかけづらい雰囲気だったから、声をかけるタイミングを待っていたの。そうしたらいきなり燕君が小鳥ちゃんにキスしたんだもの。驚いちゃったわ」
「ここまで親密な関係になっていたなんて、思ってもみなかったな」
「燕小鳥さん、か。良い響きですね」
小鳥と流星をからかう言葉の雨が二人の耳朶に降り注ぐ。言葉の雨に打たれた小鳥の頬は真っ赤に染まり、流星も頬を掻きながら居心地悪そうにしている。石神の咳払いを合図に三人は口を閉じた。軽薄な表情から一転して真摯な面持ちになった石神が、真っ直ぐに流星を見つめた。
「ブルーインパルスに残ってくれたことは感謝する。だがお前はそれでよかったのか?」
「はい、後悔はしていません。オレはドルフィンライダーとして日本の空を飛びたいんです。石神隊長、真由人、雪村さん、圭麻、ブルーインパルスの皆と一緒に空を飛びたい。これがオレの見つけた、自分が飛びたいと思う空です」
石神に自らの思いを伝えた流星は小鳥のほうに向き直ると、強い決意の光を湛えた双眸で彼女を見つめた。
「夕城……いや、小鳥。オレと一緒に飛んでくれるか?」
まるでプロポーズのような言葉に驚き小鳥は限界まで瞠目した。溢れんばかりの喜びで心が震えているのが手に取るように分かる。
「私で……私みたいなパイロットでいいんですか……?」
「馬鹿、お前以外に誰がいるんだよ。オレは小鳥と一緒に日本の空を飛びたい。小鳥にオレの心の翼になってほしいんだ」
「――はい! もちろんです!」
笑顔の花を咲き誇らせた小鳥は流星に抱きついた。そして素早く背伸びをした小鳥は、先程のお返しだと言わんばかりに、流星の頬へ軽い口づけを落とす。不意打ちを食らって目を白黒させる流星を見た小鳥たちが一斉に笑うと、笑い声に同調するかの如く再び歓声が爆発した。なかなか収束しない歓声を裂くように、石神が声を張り上げて叫んだ。
「仕事が済んだら『あおい』に集合だ! ただし最後まで気を抜くんじゃないぞ! 俺たちの展示飛行はまだ終わってはいないんだからな!」
朗々たる石神の号令を合図に、第11飛行隊の面々は駆け足で各々の持ち場へと走っていった。小鳥の隣に流星が立ち二人の手は自然と強く固く結ばれる。石神・真由人・里桜・圭麻が二人の背中を叩き、笑いながら駆けていく。蜂蜜色と灰色の視線を交わした小鳥と流星は、輝く満面の笑顔を同時に浮かべた。
「いくぞ! 小鳥!」
「はい!」
小鳥たちの展示飛行はまだ終わっていない。そして航空自衛隊の仲間たちが空の美しさを守るべく、日々厳しい訓練を積み重ね、人類の幸福と世界平和を願っているのだ。CHALLENGE FOR THE CREATION――「創造への挑戦」の合言葉を胸に刻み、小鳥たち第11飛行隊ブルーインパルスはT‐4に乗り、心の翼を広げて日本の空を飛び続けるだろう。その青空の彼方に輝かしい未来があると信じて。

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