ユナイテッドグループジョイン後に起きた7つの変化

2016年の10月に自分が21歳の時に立ち上げたGoroo社を売却し、ユナイテッドグループにジョインしました。

ジョイン後はまさに激動の日々で、息つく暇も多くありませんでしたが、一旦足を止めて、この半年強を振り返りたいと思います。

7つの変化

⑴元々いたメンバーの多くが辞めた

契約期間が満了する形で辞めていったメンバーは仕方ありませんが、そうではないメンバーも姿を去りました。ショックでした。

「何をもって人を突き動かすのか」

人として、そしてマネジメントを行う上司としての未熟さを感じると共に、多くのことを考えさせられる出来事でした。

しかしこの辛い出来事こそが、「優秀なメンバーがやりがいと生きがいを持って働ける組織を創りたい」という、今の思いの原動力となっています。

⑵従業員が8人→30人に増えた

一方で、ユナイテッドグループジョイン後、多くの新しい仲間がゴローに加わりました。

・ユナイテッドからの新メンバー
・新たに採用した新メンバー

以前のGorooと比べると、優秀なメンバーも圧倒的に増えたと思います。

もちろん、人の数と成果の大小が完璧に比例するわけではありませんが、全員で経験量と戦闘能力をあげ努力し、ひたむきに結果を出していきたいと思います。

Gorooのメンバー(一部)

⑶素晴らしい先輩の経営者に会う機会が増えた

グループジョイン後は、急成長のスタートアップや上場企業の経営者の方々を筆頭にたくさんの素晴らしい先輩方と交流する機会が増えました。

そういった場で話を聞くと、

・数億円規模の小さな利益には価値がない
・採用に命をかけていないお前は全然ダメ
・視座が低い
・その年で会社を売却するなどクソだ

などなど、多くの刺激的なフィードバックをいただきます。

こういった貴重な機会をもって、さらなる成果を上げ、より良い機会に巡り会えるように頑張ろうと思います。

⑷短期ではなく中長期の目線で思考することが増えた

グループジョイン前は、ひたすら目の前のMAUや売上高の最大化を念頭に日々の施策を考えて実行する「短距離走」の状態でした。

一方でユナイテッドグループジョイン後は、手嶋氏(ユナイテッド株式会社 取締役 兼 常務執行役員)とのコミュニケーションの中で、中長期的な目線に立って「サステイナブルな事業」を構築する重要性に気づくことができました。

今では、一歩も二歩も先を見て「長距離走」を行うことを常に意識しています。

⑸メディア事業の手離れ

優秀な人間が揃い、組織体制も整ってきたこともあり、

・事業の責任者
・SEO/マーケの責任者
・コンテンツの責任者

それぞれに権限譲渡を行い、任せられる状態になりました。

これから自分自身は、もう少し俯瞰して、Goroo全体の成果を最大化するための経営者としての仕事と、新規事業に集中しようと思います。

⑹スタートアップへの投資を始めた

プライベートな話ではありますが、スタートアップ向けの投資を始め、現在2社ほど実際に投資を行っています。

・自分が未知な領域での知見をためる
・明確にリターンを求める

ことを目的として行っており、すきあらば!というスタンスですので、ご興味のある方は、直接ご連絡をくださいませ。

⑺人生そのものについて考えることが増えた

・なぜ生きているのか
・そもそもの人生の幸せとは何か

ふとした時に、こんなことを考えるようになりました。

もちろん答えは全く見つかっていませんが、一生懸命この疑問とは向き合っていきたいと思います。

番外編:オカンの態度が激変

数年前、あれだけ起業することに反対をしていた母親ですが、会社の売却が決まった途端、手のひらを返したように、

・システムキッチン(最高級クラス)

を要求。素早い着金から迅速な業者選定、あれよあれよの工事完了で、さすがのスピード感でした。

都内のレストランにて

オカン、悪い顔…。

変わらないしずっと意識し続けていること

起業家/経営者に求められるただ一つのことは「成果」をあげることだと考えています。

・お客様に対して「素晴らしいサービスにするから」と言ったら、それを必ずやり抜き、素晴らしいサービスを実現させる。
・従業員に対して「素晴らしくやりがいのある会社にするから」と言ったら、必ずそういう会社にする。
・株主に対して「営業利益で〜〜円出すから」と約束したら、絶対に達成させる。

成果をあげられる人間は10代だろうが認められるし、逆に成果をあげられない人間は、何歳だろうと評価されない、これがビジネスの世界のリアルだと思いますし、

僕がずっと変わらず意識し続けていることの1つです。

SNSの発達で、起業家/経営者も口ではなんとでも言える世界になりましたが、あくまで行動で、そしてその行動をもってしての「成果」で語れる起業家/経営者でありたいなと強く思います。

明日からまた、変わらず頑張ります。