IBMの古くからの歴史と,デザインとの関わりを教えてくれる本.
初期のデザイナーの作品を見るとたいへんかっこよくて,会社のモットーであるTHINK,とか,会社がどのようなものか表現できていて良いと思う.
ふだん,仕事をしている,とか言うけど,単純作業ではないのだから考えるのが仕事だと思って,考えることを重視するのはすごく良いと思った.
「知識は思考の結果であり、思考はビジネスの分野を問わず成功の基礎を成すものだ」と皆に伝えました。ワトソンは、以降、「THINK」を会社のスローガンにすることをその場で決定し、太字で「THINK」と書いた紙を部屋の壁に翌朝貼るように部下に命じました。
IBM100 - 「THINK(考えよ)」という文化
Powers of Tenは10のべき乗について教えてくれる.若いうちに,このくらいの規模の数字はこういうもの,って知っておけると役立ちそう.
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最近の話では,デジタルサイネージの紹介とか,時計型デバイスのアプリのデザインで,女性でも使えるようにするために,文字盤のデザインを変えられるようにするフィーチャーを加えた,とかで,けっこう昔とはちがう,最近のIBMと言うとこういう感じ,という雰囲気がある.
公式THINKグッズ売り場を発見したけど,日本では買えないようだった.THINKって書いたTシャツとか帽子とか売ってる.THINKって書いた置き物販売してほしい.机に飾りたい.壁にかけたい.
Think - IBM Online eStore
- 作者: 山崎和彦,工藤晶,柴田英喜
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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