クラフトビールにアサヒビールが本格参入へ 競争激化も
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ビール市場が縮小する中でも独特な味や香りで人気が広がっているクラフトビールに業界最大手のアサヒビールが本格的に参入することになり、この分野での競争が激しくなりそうです。
クラフトビールは小規模な設備で生産し独特な味や香りを持たせたビールで、ビールの市場全体が縮小する中でも若者を中心に人気が広がっています。
業界最大手のアサヒビールは、茨城県内にある工場におよそ10億円をかけて専用の醸造設備を新設してクラフトビールに本格的に参入することになり、9月から飲食店向けの出荷を始める計画です。
これに先立って、醸造設備があるグループの店舗でクラフトビールの商品開発を行うことにしていて、今月下旬から来店客への試験的な販売を始めることにしています。
アサヒビールでクラフトビールを手がける子会社の安保昌俊社長は「クラフトビールは規模の大きさを追うものではないので、味を含めた新しい価値で勝負していきたい」と話していました。
ビール業界では、酒のいきすぎた安売りに歯止めをかける法律が施行されたことに加えて、今後、発泡酒などの税率がビールと同じになることから、価格競争ではなく味わいなどを工夫した商品の開発が求められています。
クラフトビールをめぐっては、すでに大手のキリンビールも参入していて、今後、この分野での競争が激しくなりそうです。
業界最大手のアサヒビールは、茨城県内にある工場におよそ10億円をかけて専用の醸造設備を新設してクラフトビールに本格的に参入することになり、9月から飲食店向けの出荷を始める計画です。
これに先立って、醸造設備があるグループの店舗でクラフトビールの商品開発を行うことにしていて、今月下旬から来店客への試験的な販売を始めることにしています。
アサヒビールでクラフトビールを手がける子会社の安保昌俊社長は「クラフトビールは規模の大きさを追うものではないので、味を含めた新しい価値で勝負していきたい」と話していました。
ビール業界では、酒のいきすぎた安売りに歯止めをかける法律が施行されたことに加えて、今後、発泡酒などの税率がビールと同じになることから、価格競争ではなく味わいなどを工夫した商品の開発が求められています。
クラフトビールをめぐっては、すでに大手のキリンビールも参入していて、今後、この分野での競争が激しくなりそうです。