咆吼する魂のカデンツァ
●作詞、枯莱レイス -Spicy curry in your eyes-
君の瞳に↑~~~激辛カッレィ~♪
甘~口カレー(うめえ!) 中~辛カレー(うめえ!) 辛口カレー(うめえ)♪
君の瞳に↑~~~激辛カッレィ~♪
五月病だって夏バテ↑だって辛めのカレーでイチコロさ~~~~♪
アッーーーー! ボボボボボボブォぶぶぶぶ僕のすねこすりカレェェェ!(シャウト)
僕の晩飯! 僕の晩飯を返せえぇぇぇ!(シャウト)
命をー大事にしないやつはー死ぬべきだ~~~~♪
へいマイシスター♪
君の瞳に激辛カッレィ~♪
君の瞳に~激辛カッ~~レィ~~~~~♪
「ふう、きっもちいい~」
『爆裂咖喱』枯莱レイスは熱唱した。
良い笑顔であった。
カラオケ機器は、げぇろりと煙吐き出す。
「さて、次は『ヨルナキの腹かっさばいてえのころ飯食いたい友の会会歌』だ――」
●自分のテーマソングを作詞して歌う依頼
「怖いだろ!?」
久方 相馬(nCL2000004)はモニターを呆然と眺めていたが、真顔で振りむいた。
覚者の一人が尋ねる。
「怖い、とは?」
相馬は顔を青くしながら。
「だって……この隔者、自分のテーマソングひたすら熱唱しているんだぜ? ヒトカラ《一人カラオケ》で」
りん――と風鈴の音が鳴った。
怪談にはチト早い時分である。
相馬が気を取りなおすように、咳払いを一つ。
「本題は物質系『妖』ランク1。識別名は『カラオケマッスィーン』だ。本当は二体いるんだけど、この隔者が隣室で一体を勝手に倒してくれるので、残りの一体を相手にすれば良い」
ランク1が一体とは、やけに簡単である。
相馬がまだ何か言いたげな顔をしているので、発言を許可すると。
「ただ、問題の『妖』、『カラオケマッスィーン』は、物理も神秘も状態異常も完全無効なんだ。『自分のテーマソングを作詞して熱唱することで倒せる』っていう、かなりニッチな戦い方が必要になる」
なにいってんだこいつ。
相馬は「本当なんだって! 現に!」とモニターに映っているヒトカラのあんちゃんを指さす。
笑顔がキラキラと眩しいカレー野郎だ。
「この隔者は?」
「簡単に言うと、以前にすねこすりでカレーを作ろうとしていた奴で、モブ隔者二人を殺害。ヒトカラで自分のテーマソングをひたすら熱唱している事といい、ちょっとマジモンだ」
かくいう、すねこすりとは古妖である。
猫とアンゴラウサギの雑種のような、毛玉の如きモフモフである。
それでカレーを作ろうとしたため、古妖保護の観点からF.i.V.E.による救出が行われたという経緯である。
「隣室?」
「うん。隣室。『妖』を倒したあとなら、いくらでも殴りこみに行っていい。実際、殺人犯だし、歌詞の内容も、相手の目に激辛カレー突っ込むとかサイコパス度が半端ない悪のカレー職人」
こいつこそ倒すべきなのでは? というつっこみに対して。
相馬は「それは優先順位の問題なのですよ」とパスクァーレ某神父のような慈愛に満ちた厳かな表情をつくってお茶を濁してきた。
「一応、もう一体は勝手に倒してくれるから、本題は『妖』とさせてほしい。著作権やばいのを歌うと問答無用で爆発排除する――『あの力』で、一般人の被害が酷いことになるんだ。なお金銭の支援は当然あるし、タダ飯だ!」
本題に無理矢理に引き戻す。タダ飯だ!
「というわけでな! がんばって自分のテーマソングを作詞して歌ってくれ! キャラソン! 音楽は適当につけてな! ただ作詞するとき、著作権やばいのはダメだ。『あの力』が働いてしまうんだ! 『あの力』」
相馬は、大事なことを2度言って〆た。
君の瞳に↑~~~激辛カッレィ~♪
甘~口カレー(うめえ!) 中~辛カレー(うめえ!) 辛口カレー(うめえ)♪
君の瞳に↑~~~激辛カッレィ~♪
五月病だって夏バテ↑だって辛めのカレーでイチコロさ~~~~♪
アッーーーー! ボボボボボボブォぶぶぶぶ僕のすねこすりカレェェェ!(シャウト)
僕の晩飯! 僕の晩飯を返せえぇぇぇ!(シャウト)
命をー大事にしないやつはー死ぬべきだ~~~~♪
へいマイシスター♪
君の瞳に激辛カッレィ~♪
君の瞳に~激辛カッ~~レィ~~~~~♪
「ふう、きっもちいい~」
『爆裂咖喱』枯莱レイスは熱唱した。
良い笑顔であった。
カラオケ機器は、げぇろりと煙吐き出す。
「さて、次は『ヨルナキの腹かっさばいてえのころ飯食いたい友の会会歌』だ――」
●自分のテーマソングを作詞して歌う依頼
「怖いだろ!?」
久方 相馬(nCL2000004)はモニターを呆然と眺めていたが、真顔で振りむいた。
覚者の一人が尋ねる。
「怖い、とは?」
相馬は顔を青くしながら。
「だって……この隔者、自分のテーマソングひたすら熱唱しているんだぜ? ヒトカラ《一人カラオケ》で」
りん――と風鈴の音が鳴った。
怪談にはチト早い時分である。
相馬が気を取りなおすように、咳払いを一つ。
「本題は物質系『妖』ランク1。識別名は『カラオケマッスィーン』だ。本当は二体いるんだけど、この隔者が隣室で一体を勝手に倒してくれるので、残りの一体を相手にすれば良い」
ランク1が一体とは、やけに簡単である。
相馬がまだ何か言いたげな顔をしているので、発言を許可すると。
「ただ、問題の『妖』、『カラオケマッスィーン』は、物理も神秘も状態異常も完全無効なんだ。『自分のテーマソングを作詞して熱唱することで倒せる』っていう、かなりニッチな戦い方が必要になる」
なにいってんだこいつ。
相馬は「本当なんだって! 現に!」とモニターに映っているヒトカラのあんちゃんを指さす。
笑顔がキラキラと眩しいカレー野郎だ。
「この隔者は?」
「簡単に言うと、以前にすねこすりでカレーを作ろうとしていた奴で、モブ隔者二人を殺害。ヒトカラで自分のテーマソングをひたすら熱唱している事といい、ちょっとマジモンだ」
かくいう、すねこすりとは古妖である。
猫とアンゴラウサギの雑種のような、毛玉の如きモフモフである。
それでカレーを作ろうとしたため、古妖保護の観点からF.i.V.E.による救出が行われたという経緯である。
「隣室?」
「うん。隣室。『妖』を倒したあとなら、いくらでも殴りこみに行っていい。実際、殺人犯だし、歌詞の内容も、相手の目に激辛カレー突っ込むとかサイコパス度が半端ない悪のカレー職人」
こいつこそ倒すべきなのでは? というつっこみに対して。
相馬は「それは優先順位の問題なのですよ」とパスクァーレ某神父のような慈愛に満ちた厳かな表情をつくってお茶を濁してきた。
「一応、もう一体は勝手に倒してくれるから、本題は『妖』とさせてほしい。著作権やばいのを歌うと問答無用で爆発排除する――『あの力』で、一般人の被害が酷いことになるんだ。なお金銭の支援は当然あるし、タダ飯だ!」
本題に無理矢理に引き戻す。タダ飯だ!
「というわけでな! がんばって自分のテーマソングを作詞して歌ってくれ! キャラソン! 音楽は適当につけてな! ただ作詞するとき、著作権やばいのはダメだ。『あの力』が働いてしまうんだ! 『あの力』」
相馬は、大事なことを2度言って〆た。
■シナリオ詳細
■成功条件
1.物質系『妖』カラオケマッスィーンの撃破
2.なし
3.なし
2.なし
3.なし
趣旨としては、『自分のテーマソングを作詞して歌う』です。
OPのネームドは、深い事情があり、悪い夢かエイプリルフールと受け取って頂ければ幸いです。
以下詳細。
●ロケーション
夜。
何の変哲もないカラオケ屋です
戦闘に必要なものは揃っています(マイク二本)
戦うために十分は広さがあります(10人部屋)
戦うために十分な用意があります(食事、部屋代)
●エネミーデータ・妖
カラオケマッスィーン。物質系『妖』ランク1
著作権やばい歌詞を問答無用で爆発排除するため、カラオケ機器の存在意義を否定しています。放置した場合、一般人への被害がかなり酷いことになると予想されます。
攻撃行動も移動も一切行いません。
P:
『咆吼する魂のカデンツァ』
常に物攻無効、神攻無効、状態異常無効(付与自体は可能ですが効果を発揮しません)
自分のテーマソングを作詞して歌うことで、ダメージを与えることができます。
『あの力』
著作権やばいやつをやってしまうと爆発して無属性(カウンターや反射無効)の全体ダメージ。
●隔者・平たく言って『ヨルナキの腹かっさばいてえのころ飯食いたい友の会』
『爆裂咖喱』枯莱レイス
隣室。ヒトカラで自分のテーマソングを延々と歌い続けているマジモン。火行が得手。機転がきく知性派。
晩飯《すねこすり》を保護した者がF.i.V.E.であることを知りません。しかし元から、F.i.V.E.に対して『すねこすりを剥製にする腹立たしい奴ら』だと思っています。
(精巧なすねこすりのぬいぐるみを剥製と誤解)。
クエスト完了後であれば 交戦、接触など、成功失敗に影響しません。
状態
相談中
相談中
報酬モルコイン
金:0枚 銀:0枚 銅:3枚
金:0枚 銀:0枚 銅:3枚
依頼出発日時
2017年07月10日08:30
2017年07月10日08:30
相談日数
7日
7日
参加費
100LP[+予約50LP]
100LP[+予約50LP]
参加人数
1/6
1/6
納品予定日
2017年07月18日
2017年07月18日
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