アニメ制作会社AICによる「メガゾーン23」シリーズの完全新作プロジェクトが、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで資金を調達していましたが、見事、目標金額の1000万円を達成。7月9日23時59分に支援の募集を終了します(関連記事)。
「メガゾーン23」は1985年に発売されたOVA作品で、完全新作「メガゾーン23 XI(サイ)(仮)」は、同シリーズの世界観を受け継いだ地続きの物語。2作目「PART II 秘密く・だ・さ・い」(1986年)までと同一時間軸の別の宇宙船「メガゾーン11(MZ11)」が舞台となっています。
主人公は中学2年生の女の子・さくらで、「MZ11」の街並みは2020年ごろの日本の地方都市を思わせるものとなる予定です。キャラクターデザインは小美野雅彦さん、メインヒロインデザインは渡辺明夫さんが担当します。
クラウドファンディングで集まった資金は、1クール(3カ月間放送の約12話)作品で約2億円という多額の費用が必要となるテレビアニメシリーズ制作を開始するため、スポンサー集めに利用するPVの制作などに使われる予定。
現在同サイト内の活動報告では「ラフ絵」や「イメージボード」などを公開し、作業進捗を報告しています。
(宮原れい)
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