今日は何の日?
7月10日は納豆の日~!
「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせから、1981年に関西納豆工業共同組合が関西地域限定の記念日として制定しました。
それを、全国納豆共同組合連合会が1992年に、改めて全国の記念日として制定しました。
納豆は大豆を納豆菌で最近発酵させた発酵食品です。
血液凝固因子を作るのに不可欠なビタミンKや大豆由来のタンパク質が豊富であり、現在でも上質なタンパク質源と言われます。
納豆には殺菌作用が認められていて、O157を抗菌する事が分かっています。
抗生物質のなかった昔では、赤痢、チフスなどの伝染病に対して、納豆が一種の薬として使われていた事もあるそうです。
「納豆」「納豆汁」などが冬の季語である事や、「納豆時に医者要らず」という、寒い時期でも納豆があれば元気に過ごせるということわざがあるように、納豆の時期は冬になります。
納豆という語句が確認出来る最古の書物は、11世紀半ば頃に藤原明衛によって書かれた「新猿楽記」です。
「精神物、春、塩辛納豆」とあるのが初見で、この「猿楽記」がベストセラーになった事によって、納豆という記され方が広まったとされています。