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2017.07.09
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「あんたなんかに1人暮らしなど、できっこない。できるわけない。」



若いころの自分、独身のころの自分には、わたしは、言ってやりたいことだらけ、なのです。
「後悔」とは また ちょっと違う気持ち。 
今の自分が とんでもない大人や ひっちゃかめっちゃかな人生になってしまっていたとすれば、
「後悔」もするのでしょうが・・・ 決して そういうわけではない。

だから、ちょっと言ってやりたいこと や、 
「勇気をだしなよ、自分の人生でしょう?」と、背中を押してやりたいことだらけ、なのです。



  


社会人になってすぐの頃、わたしは「1人暮らし」が してみたかったのです。  ものすごく。


このブログの読者さまは もうすっかりご存知のとおり、
わたしは ウチに1人で居ることが好きです。  それも「異常」なほどに。

わたしはいま、たったの3人家族ですが、それでも 時折 ものすごく1人になりたがるので、
お父さんにも、息子にも・・・ 自分のそういうところ、本当に申し訳なく思っています。



         
            1人の時間は わたしが穏やかに生きるための「生命の源」なのです。




では、若かりしわたしは、なぜ「1人暮らし」をしなかったのか。 勇気を出さなかったのか。


母に言われた ある言葉を、真に受けていたからです。 それが、冒頭の 言葉。


本当に、そうだったのだろうか。  母の言うことは 正しかったのだろうか。
わたしが、「1人暮らしをできない種類の人間」だと・・・・ みなさま  そう思う?



このブログを通して、わたしのことを 1年足らずしかご存じない、そして直接お会いしたことのない読者さまであっても、きっと そんなことはないだろ、と 言って下さるような気がする。

すずひは 完全に1人暮らしできるタイプだろ、と。  普通にできただろ、と。
むしろおまえは とことん「1人暮らし向き」の人間だろ、と。 



わたしを20数年間育てた母は、けれどこう言ったんです。「あんたにはできっこない。」と。
わたしは 浴びせられたその言葉を あっさり信じ、受け入れてしまいました。
そういう「絶対服従的」な 母子関係だったから。 わたしにとって、母は「絶対」だったから。



4つ上の姉は、大学への進学を期に 18歳で 家を出ました。 上手に「家出」しました。
初めは 大学の寮へ。 その後 ワンルームマンションでの 念願の「1人暮らし」へ。

仕送りがきつかったのか、当時、両親は喧嘩ばかりしていて、家庭の雰囲気は 最悪でした。
機嫌の悪い両親に挟まれ、わたしはいつも緊張していました。喧嘩しないで、と 祈る気持ちで。
その頃 わたしは14歳でした。 思春期真っ只中です。
思春期のわたしは 親に反抗するどころか、家庭内で常に緊張し、ますます良い子になりました。



そんな両親を毎日見ていたせいか・・・ わたしは なんとなく 家を出づらくなりました。
進学も、就職も ずっとずっと地元に、親元にいなければいけないような・・・
わたしだけは「自宅通学」「自宅通勤」でなければならないような 呪縛と圧力 を 感じたのです。


両親は・・・ 特に 母は 寂しかったんだと思います。大好きな姉が居なくなってしまって。
だから、せめて 末っ子のわたしだけは 家に、傍に いてほしかったのかもしれない。

それを、そういえばいいものを、冒頭の、あんな言い方しか出来なかったのかもしれないけれど。





「お母さんがそう言うんだから、なんか、そんな気がする」




もう二十歳をこえた年齢でしたが・・・ わたしは そんなダメな子でした。
母のコントロールを振り払えない、自分の意思の無い、精神的自立のまったくできていない状態、
だったのです。




なんで こんな話を思い出しているのか、と申しますと・・・ 発端は「固定電話」です。



     「拒否登録」の数・・・えげつないよ(笑)  我が家の嫌われ者?「固定電話」。



固定電話、要らない。邪魔臭い! 解約したい!という気持ちが、ものすごく高まっていました。
携帯電話が・・・「スマホ」が便利すぎて。 有ることが当たり前過ぎて。 使い慣れ過ぎて。

きょうび、スマホさえあれば・・・ もう それで全然いいんじゃない? という 気持ち。



え? ん? いや、違う。    違う、違う、違う!!  


わたしの場合、それは、違ったんじゃないか!?


スマホの便利さに絆されて・・・わたし、すっかり忘れていました。  
自分にとって、わたしという人間にとって、すごく、ものすごく大切なこと。



そう。 携帯電話のせいで失われた「自由」のこと。 


そして「1人になれる時間がないと生きてゆけない 自分の、この性格」の ことを・・・!


                                     つづく!!




昨日(7/8)すずひの「あし癖・ひじ癖日記」をお読みくださいましたみなさま、そしてバナーからの応援を下さいました422名のみなさま 沢山のクリックを、ありがとうございました。
以前ここでつぶやいた「固定電話問題」ついての新たな見解、今日は「前編」をお届けしました。
わたしが はっ!と 我に返った、思い出した「本当の気持ち」。 明日をどうぞお楽しみに。



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最終更新日  2017.07.09 08:50:07

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