1/1
えっ!?サブタイトルってなに?
クリリンが大好きなんです。基本的に仲間で準主役級だけど、闘いについていけないとか、ボスには絶対負けるとか、かませ犬的なキャラが大好きです。
その中でもクリリンさんは器用な闘い方で、激戦をくぐり抜け、負けるときは普通に負ける。最高じゃないですか。
そんなクリリンが主人公のお話です。もしよければお付き合い下さい
占いババとの5対5の戦いにて、クリリンはドラキュラに血を吸われすぎた。
唐突な始まり方は仕様です。追いついて下さい。
「これは大変じゃ!このままでは、失血死になってしまうぞい!!」
亀仙人が慌てふためき、悟空達もクリリンの様子がおかしいことに同様を隠せない。
血を吸った張本人も、これはやり過ぎたとばかりに青ざめ、血の気の失せた表情になる。血を吸ったのに。
「試合は中止!まずはそのチビハゲを病院へ連れてくのじゃな」
占いババも、ちょっと気まずそうに試合の中止を宣告。
「筋斗雲よーーーい!!!」
全員が動揺する中、即座に反応をしたのは悟空だった。ふわふわの雲が悟空の側に猛スピードでやってくる。
悟空はすぐにクリリンを担ぐと
「じっちゃん!!オラがクリリンをびょーいんへ連れてく!後は任せっぞ!」
一目散に悟空は飛び立った。
西の都:中途半端でザルな病院にて
「ふーむ、これはすぐに輸血しないと死にますね、すぐに輸血の準備を!!」
継ぎ接ぎ白衣の医者が、近くのだるそうにしてるナースに叫ぶ。
「いんちょー、ウチに血は置いてません」
「まじか、どーするよ」
そんなやりとりに今にも死にそうな親友を見ている悟空が叫ぶ
「オラの血がある!オラの血を分けてくれーーー!!」
医院長は困った様な表情で
「残念ながら君と彼の血液型は不一致だ、それは出来ないんだよ」
と悟空を諭すように話すが、悟空は止まらない。
「クリリンならきっと大丈夫だ!亀仙人のじっちゃんのところで、一緒に厳しい修行をしたんだ!!クリリンなら絶対にへーきだ!!」
超理論を展開し、医者を激しく威圧する。そして目の前には死亡寸前のクリリン。
「ふぅ…分かった。輸血の準備だ、、私は責任を取らんがね」
半ば呆れ半分に医者はテキパキと輸血の準備を開始する。ナースはというと受付で雑誌を読んでいた。
輸血開始から30分…
「うぎゃぁあぁああああ!!!!」
突如としてクリリンが悶え苦しむ。悟空の血の拒絶反応なのか、クリリンはベッドの上でジタバタともがき始めたのだ。
「だから言ったのだ!!あぁもう!!」
医院長は特に慌てる様子もなくクリリンを見る。反面、悟空は心配そうに歯を食いしばり、悶え苦しむ親友を見つめる。
「クリリン頑張れ!!……なっ!??」
クリリンが目を見開いた瞬間、急激にクリリンの周りの空気が爆発を起こした…ように悟空は感じた。
クリリンはゆっくり目を閉じると、そのまま穏やかな寝息をたて始めた。
これには、あの医院長もおでれぇた顔をしている。
「ショック症状がおさまった…まじ?」
「やった!!やったぞ!!クリリン!!よくやったぞー!」
悟空は歓喜は西の都中に響いたとか、なんだとか。
その時、占いババのところでは、本気を出した亀仙人が大体終わらせていた。
そしてこの物語は、ジャッキーチュン対クリリンから幕を開けるのである。
突発的に考えて書き始めたので、なんの計画もございません。
不定期更新多めですが、ぜひお付き合い下さい。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。