私の不幸・大失敗話（投資詐欺編）

先日無事に52歳の誕生日を迎えることが出来ました|дﾟ)

全く嬉しく無いですが…（あと余命何年なんだろーとか考えてしまう）

さて、今までのブログの内容から「こいつは順風満帆な人生を歩んできてつまらん！」と思われている方も多いのでは？と思います。

トンでもございません！

18歳で発生し今も患わっている病気「クローン病」宣告で死ぬかも？という恐怖を味わった青春時代。浪人してなんとか入学した大学1年の時に引っかかった英会話教材詐欺（被害金額40万）、27歳の時に先物取引業者に騙されてMAX600万の借金を背負い、自殺を考えたこと。
その後も独立開業1年目の年収たったの60万円とか（確定申告したら税理士にバカにされた）、1度目の離婚でマンションを取られ、2度目の離婚で1000万の慰謝料を払ったりとかきりがありません（爆）

特に詐欺話は今思い返しても自分がバカ過ぎて嫌になってしまいます(*ﾉωﾉ)

様々な詐欺・詐欺まがいな勧誘に引っかかってきた私ですが、特に大失敗したネタを話したいと思います。

それは「レジャーホテルファンド投資」です。

レジャーホテルファンド通称ラブホテルファンドとはグローバル・ファイナンシャル・サポート株式会社、略してGFS社が2005年頃から大々的に宣伝し、各種マネー雑誌などでも絶賛されていたファンドです。
私は2007年に「HOPE-LAST」というファンドに200万を投資しました。（1口＝50万なので4口）
当時の私の金融資産は2000万程度だったので10分の1の金額です！(バカ）

年間配当8.4%だったので、200万出資していれば16.8万（税控除後13.4万）これが3年間続く予定でした。
しかし、2010年の最後の償還時に以下のような報告書が送られて来ました。

「リーマンショック後の不動産市況が悪化し、ホテルの評価額が約17億円にとどまった。運用期間を延長しなければ、1口8万24円しか償還できない」

1口50万がたったの8万24円です！
投資金額200万に対して約32万、3回分の配当金と合わせても72万しか戻りません！
200万投資して130万▲の損失です…

私は被害者が集う2chとヤフー知恵袋などで意見交換しましたが、弁護士を入れても詐欺罪で訴えるのは難しいと判断し、しぶしぶ上記条件を受け入れ残金を返却してもらうことにしました。
しかし、GFS社側は本来償還しなければならない期日になっても振り込みせず、不安に思った私は当時こんなメールを送信しております。

ご担当者様へ

11月8日に小村さんという男性に電話で償還が遅れることに抗議するも、受け入れられずしぶしぶ2月末日の償還に合意しサインまでしたにも関わらず、御社の一方的理由により約束が反故されることに大変憤慨しております。

疑問点にお答えください。

１、4月末までに資金調達するめどがあるのなら、具体的にどのような方法で調達するのか明確にお答えください。

２、万が一、4月末日期日がさらに守れなかった場合、どのように責任を取るのか？

３、本来の償還日平成22年10月末日から4ヶ月、さらに伸びて６ヶ月分の資金拘束に対する利息を支払うべきだと思うがどのような見解か？

以上、よろしくお願いします。

これに対しての返信は無く、後日電話で話し合いなんとか32万が振り込まれました。本来の償還日より半年遅れてのことです。その後暫くして、GFS社から債権を引き継いだイニシアスター証券が破産したことを知りました。

償還する時の話し合いの中で相手が「あと少ししたら不動産市況が回復するのでそれまで残金を再投資して欲しい。そうなれば当初の予定通りの金額を償還出来ます、ほとんどの債権者が待っていただいております。」こんな甘い条件を示唆してきましたが断って正解でした。

イニシアスター証券なんて設立当初からうさんくさいモンゴル投資やアイドル投資など、最初から破産ありきで運営されていた会社です。

結局私は、3年間で45万の利益を得るつもりが130万も損をして大変痛い勉強をさせられました。当時、安愚楽牧場が問題になっており、その後倒産しますが、こちらは社会的に大問題になり、ＴＶでも頻繁に取り上げられておりましたが、その陰でもっとひどい投資詐欺が横行していたのです。

皆さん、この超低金利の時代に元本保証！年利３％越えなどあり得ませんので、その手の投資商品には充分に注意してください。

↓こちらからもセミリタイア生活の参考が見られます

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